しけたみがの どうも、しけたみがのです。このたびは「鋼鉄の少女たち」サイトをご訪問いただきありがとうございます。
 連載開始から1年半、やっと物語の準備が整いだした状態で、ここからが「鋼鉄」の物語の本番開始というところです。このようなある意味「信じられないほどのん気な」作品に発表の場を提供してくれている少年エース桃組編集部と担当編集者様に感謝いたします。
 本作品はしけたみがの個人による作品ではなく、有限会社 アイララボラトリ(以下アイラ)というCG・ネットワークゲーム会社による制作です。複数名の製作チームによる分業体制で製作しているという、一風変わったスタイルで制作しております。たとえば、3DCGについてはアイラが元々3DCGの会社であることを生かし、CGアニメーションにもつかえるハイクオリティのモデルを作成してもらっています。
 例えば、今回初登場の89式戦車をデザインして頂いている板井義隆氏は、ゲームムービー製作の経験もあるベテランクリエーターです。漫画というと、とかくキャラクターを書いている漫画家だけに視線が集中しがちですが、戦車への感想、助言など弊社、板井あてにもいただけますと幸いです。
 また、本作品の世界観構築、ストーリー、演出には連載当初から代表取締役社長の手塚一佳氏の全般的な協力をいただいております。手塚さんは元々3DCG、映像理論の専門家でもあり、本作品の演出手法については手塚さんの理論をマンガに応用させていただいております。また、ここ数回についてはさらに一歩踏み込み、脚本もお願いしております。読者の皆様、何かそうした面でのアイディアなどありましたら、弊社、手塚までメールをお願いいたします。
 本作品中で描写される軍事知識については私のつたない知識では手が足りず、ストーリー担当の手塚氏をはじめとする数人の方々に協力と突っ込みをいただいております。ただ、作品上の軍事知識の間違いについては助言を物語とマンガに反映し尽くせない筆者の責任であります。どうかご容赦ください。
 このように、本作品は読者の皆様をはじめとする多くの人々のご支援をいただいて始めて成立しているマンガです。この後もスタッフ一堂、さらに面白い作品を提供できるよう日々精進していきます。皆様のご支援ご鞭撻よろしくお願いいたします。
 あ、編集部へのアンケート葉書、ぜひお願いいたしますね〜。

しけたみがの


手塚 一佳 「鋼鉄の少女たち」では、掲載当初からCGと作品全般のクオリティコントロール担当をしている「手塚」と申します。
 前号から作品の雰囲気ががらっと雰囲気が変わったのでお気づきの人も多いとは思いますが、実は、エース桃組2002年夏号から当初の仕事に加え、ストーリー制作や脚本としても参加しております。
 私はアイディアや世界観の構築段階から参加していますので、一般で言うところのいわゆる原作者という奴ですが、仮にも大手プロバイダ各社とお付き合いのある会社の社長自らが漫画原作なんぞ書いているというのは対外的にとても気まずいため、当たり障りのなさそうな、プロデューサー兼脚本家を名乗っています。いや、道楽社長にも困ったもんだ。
 もちろん、他の作家さんのように、弊社の「しけたみがの」が原作・作画全てを行っても面白い物語は描けるとは思うのですが、しけたみがの自身から、せっかくCGを生かした漫画制作を行っているのだから実験的に分業を進めて作画作業としけたみがの色の強い漫画的な演出に力を注いでみたいとの希望があったので、急遽ストーリーサポートスタッフを探していたんですね。
 ところが、ミリタリーで、桃色で、血まみれで、なおかつ、しけたみがのと意気投合できる人間となるとなかなかいらっしゃらないもので・・・で、社長である私自身に白羽の矢が立った次第。(夏号のクレジットでは、急遽ストーリー参加したため、アドバイザー扱いになっていますが(^^;)
 ネットゲームを制作しているコンテンツ制作会社経営者自らが、自社発表の漫画原作を書くなんていう話、弊社以外には聞いたことがないんですが・・・(笑)
 どういうわけか、前回(2002年夏号)と、今回(2002年秋号)、そして、一応次回の話も私が担当する予定です。
 その後も、皆さんの声次第では原作を続投の予定ですので、メールや、雑誌付属のアンケートはがきでの応援の方、何卒よろしくお願いいたします。

手塚一佳


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