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 このように、毎年海外を旅していると、日本語や日本文化に仕込まれた、意図的な誤訳や誘導の数々がどうしても気になります。
 その2,3を、たかが旅行者がちょっと偉そうに挙げてみましょう(笑)


・USA
誤:アメリカ合衆国
手塚訳:アメリカ国家連邦
 州と呼ばれているものは、他の地域では明確に「国」と呼ぶべき存在だ。独自法のみならず独自憲法を持ち、独自軍まで持っているのだから。
 各州は、EU諸国よりもよほど強い権利を持っている。
 野球で、USA内部の総合決勝戦がワールドシリーズと呼ばれるのも、こうした事実の現われだ。
 UK、英国も同じく、英王国連合だ。
 国家連合であると考えないからこそ、日本人はアメリカ人やイギリス人を理解できないと悩むことになる。
 アメリカ人は理解できなくとも、明るく陽気なカルフォルニア人気質や西部のノリのテキサス人気質は理解可能だ。
 同様に、イギリス人は理解不能だが、木訥とした飲んべえのスコットランド人気質とお堅いイングランド人気質の理解は簡単だ。
 そもそも別の国なんだから、統一された気質がないことなんて、当然なのだ。


・Liberty、Freedom
誤:自由
手塚訳:Liberty=自由権、Freedom=自由愛
 Livertyは、権利としての戦い取る、能動的自由であって、義務やその他社会的役割を負う。
 これに対してFreedomとは、隣人愛であり、人類愛であり、愛の結果としての自由の保護であり、何ら義務を求めず、他人に無償で与えるべき者である。
 多くの国家が保障し、目指しているのはこのLibertyである。
 宗教や慈善団体が目指すのは、Freedomである。
 私はリバタリアンLibertarianであると周囲に言われることが多い。つまり、責任のある能動的自由を強く求める人間である、ということだ。
 思えば、小沢先生に対する批判も、この、LibertyとFreedomのすり替えによるものが多い。小沢先生はまったくぶれずにLibertyを求め続けているのだが、そこに、Freedomとのズレを指摘する批判を与えることが多いのだ。


・円、人民元、韓国ウォン、北朝鮮ウォン
手塚訳:日本円、人民円、韓国円、北朝鮮円
 いずれも、日本の漢字で書けば「円」である。
 そもそも、日本語のローマ字表記の時点で、「En」ではなく「Yen」なんだから、日本人は違和感を感じるべきだ。
 こうした通貨の明確な分離は、欧米による東亜分離分割戦略の一環ではないかと、私は思っている。
 いずれにしても、USAだけでなく、EUまで誕生し、アラブもまとまりつつある今、アジア連合の誕生の必要性は明らかだ。
 中韓の国力追い上げを考えるに、日本が主導権を持ちながらアジア連合を作れるチャンスは、あとわずかしかない。
 今こそ、動くべき時なのだ。
 しかし、欧米はアジアの連合を恐れ、様々な妨害策を行って来ている。
 チベット問題のクローズアップや、オーストラリアの脱欧入亜宣言も、そうした状況にUKが打ってきたクサビと言える。
 中韓がさらに強くなってからでのアジア連合設立では、島国日本の不利は歴然だ。
 たかが言葉の問題とせず、共通の「円」を使う親戚国家同士であるという認識が強く求められる時期なのではないか。
2008-04-22_01:57-teduka-C(0)::Politics

 そして、米国ラスベガス3日目の朝、自宅から連絡。
 なんと、所属している小沢一郎政治塾から、ちょっとヘビーな課題が送られてきたことが判明!


課題「道路特定財源暫定税率廃止をめぐる攻防と市民の反応」
『今回のテーマでは、あなたの居住している地域(あるいは関心のある地域)での現地調査を踏まえて論じなさい。』


 ……地域って、今、アメリカ、しかもよりによってラスベガスなんですが(^^;
 カジノホテルでアンケートを採っても、知らん、が大半なのは目に見えているわけで。
 しかも単なる出張ですからプリンターも持ってきておらず、アンケートの出力方法も無ければアンケートを採っている時間もゼロ。
 ……なるべく早めに切り上げて帰国するか、あるいは、私の住んでいる「ネットという地域」でのアンケートにするか。
 今のところ、もし、ご都合さえ宜しければ、ここを読んでいる皆さんにご協力を願う方向で考えています。(比較対象として、駅立ちでもして、アンケートを集めようかとも思いますが)


 ちなみに小沢塾の課題は、採点者も一新会の国会議員の先生方ですので、確実に国政に意見を伝えられることになります。このブログを読む皆さんと国会との架け橋の一つにもなるという面でも貴重な機会ですので、なんとか、近々の内にアンケートか何かの形にしたいと考えています。


 なお、単にブログに回答して頂く形だと、強い意見をお持ちの方の複数投稿や組織票による偏向が考えられますので、何らかの個人固定投票の方法を考えて実施の予定です。今この場でこの日記にお答えいただいてもアンケートへの組み入れや課題論文への影響は一切ありませんので、その点ご了承下さいませ。
 なお、もちろん、アンケート方法のアイディアなどを頂くには、大歓迎です。
2008-04-14_23:08-teduka-C(0)::Politics

日記概略

代表選の嫌な噂

 民主党の代表選挙が近づくにつれ、嫌な噂を聞くことがあります。
 その中でも妙に多いのが、鳩山幹事長の代表選出場の噂です。形だけの代表選出場ではなく、今回は本気で代表を狙っている、という噂までいくつかの方面から耳にしました。


 民主党は現在、政権奪取に向けて邁進をしている真っ最中であり、その最中に代表が替わることは、単に勢いを削ぐだけでなく、致命的傷にもなりかねない事態です。
 もちろん、小沢先生が圧倒的多数に支持されている以上、まず代表の座は間違いないところではあるのですが、それでも、党を割っての戦いが本気で行われると、その隙を自公に狙われる危険性もあります。


 書生の杞憂に終わると良いのですが、ここのところのマスコミの流れや、民主党が野党で居続けた方が得をする人間の存在を考えると、ただの杞憂とも思えない面があります。
2008-04-11_21:25-teduka-C(0)::Politics

 私は実は、死刑に対して全面的に反対というわけではない。
 しかしながら、裁判における有罪率が飛び抜けて高く、冤罪の可能性を多く含んでいる日本において、このペースでの死刑執行はあまりにもやり過ぎだ。


死刑執行:4人に執行 命令3回目、計10人−−鳩山法相
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080410dde001010007000c.html


 しかも、ここに書かれていない事実だが、この死刑執行には裏事情がある。
 実は今週からちょうど、鳩山兄弟が開いた政治私塾「友愛塾」が開催されたのだ。
 つまり、この死刑執行時期は、注目を集めている時期を利用し、塾生に対するデモンストレーションも兼ねているととらえられても仕方のないものなのだ。
 以前鳩山法相が口にしたように、死刑執行に感情を交えるべきではない。それはまさにその通りだ。
 人の命を扱うのにベルトコンベアーという言葉は悪いが、そこに感情を交えてしまったら、死刑に恣意的要素を持ち込むことになり、それは単なる殺人と変わらなくなるという真意は理解できたのだ。
 だがしかし、それは決して、死刑執行を自らのPRに利用して良いということでは決して無いはずである。


 鳩山法相は、兄である鳩山由紀夫氏が民主党の幹事長をやっており、姉兄弟で鳩山友愛塾を共催している。そして、友愛塾には民主党系の人間も多く参加している。もちろん、政治に兄弟の情を持ち込むとは思いたくないが、それでも、私にまったく無縁の人というわけではないのは紛れもない事実である。
 そのため、下手なことを言えば私の立場が不利になる可能性があるかもしれない。
 だがそれを承知で、あえて言わせていただく。


 こんな人間が、偉そうに塾なんて開くのか!?
 こんな人間に学んで、どうする!?
2008-04-11_00:42-teduka-C(0)::Politics

 テレビで、小沢先生と福田首相の会談の模様が何度も放映され、新聞などにも会談全内容が出ていますね。
 実は、これも参院選の結果として、歴史が変わった瞬間なのです。
 今まで、こうしたトップ会談は、国民の目のないところで密室のうちに秘密裏に行われてきました。確かに、三流国の内政ならば、そうした密室での秘密事項も必要でしょう。しかし、開かれた一流民主主義国家を目指すのであれば、そうしたトップ会談は、なるべく多くを公表すべきなのです。
 実際、前回の会談も、密室性を利用され、あたかも小沢先生がヘマを踏んで大連立に踏み切ったかのような情報操作をされてしまいました。
 結局、現行権力側、与党・官僚にとって都合の良い内容を押し通すための密室だったわけです。

 そんな状況から、ついに、トップ会談を密室から引きずり出した事の意味は非常に大きいのです。
 事態の変化に焦った自公、政府系メディアが批判を始めていますが、これも、皆さんの一票で歴史が変わった瞬間なのです。

福田首相、日銀「民主は人事権乱用」=小沢氏「財務省支配」と反論−党首討論
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008040900664
2008-04-09_21:34-teduka-C(0)::Politics