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 死人に口無しをいいことに、頑張って口裏を合わせたそうです。


「海自側、次々と異議 落ち着かない様子も イージス艦事故審判」
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008090402000306.html


 でも、個別に自白しちゃったあとで口裏を合わせたものだから、供述と矛盾しまくり、現実と矛盾しまくりです。
 おまけに、仲間内が裏切らないか、落ち着かない様子で相互監視中の様子。


 海難審判は陸上の裁判などと異なり、自らもシーマンである海保の人間が綿密に調査・実験の上で調書を書き上げます。
 そこでは、同じ現象のとらえ方の違いはあっても、事実の違いはかなり低確率のはずなのです。
 特に、海自側が異論を出している艦内での会話の時間軸は、一般乗員の言葉などから完全に裏を取っているはずですし(海保の捜査は、長時間かつとことん念入りなので有名です)、船位などは海保のレーダー記録などからの把握もしているはずです(東京湾口の船位は、常時、かなり正確に海保に捉えられているため)。
 事実のとらえ方の論議をするならともかく、海保の出してきた事実関係それ自体をはなっから否定するというのは、予想外ですし、はっきり言って論外です。


 あたごの乗員は、こんな連中だから、事故を起こすし、事故後の救助も手を抜くんですよね。
 昨今ニュースになっていますが、同じ海自のさわぎりでは、いじめ自殺や、海への投げ込み、逃亡などによる死亡事故も相次いでいます。
 本当に、海自のモラルも地に落ちたものです。


 私は海保を、たった1つの法律を根拠に簡単に犯罪者を作りたがるとんでもない組織であるとは思っていますが、その分、下手に逆らえないよう、事実関係に関してだけは嫌になるくらいに正確性を求める組織だと評価しています。
 その海保の調書が、海自の主張するようにここまで徹底的に間違っているというのは考えにくいのです。もし本当にここまで間違っている調書を書くような組織なら、海のレジャーはもっと楽ですから(^^;




追記:
 で、よくよく見たら、この件での海難審判受審人って、海上自衛隊そのものなんですね(^^;
 船長とか個人だったら捜査段階のように罪を認められるけど、受審人が海自そのものとなって、役人特有の組織防衛の論理が働いたようですね。
 平たく言えば、海保がここぞとばかりに頑張って、海自がムキになっている、という図も見えます。
 それで、艦長たちがかなり無茶な主張を唐突に始めたという感じでしょうか?


 ……仲悪いんですよね、この2つの海軍って。
2008-09-04_18:21-teduka-C(0)::Yacht

 昨日載せたオールアバウトの政治解説記事ですが、本当に検閲が行われました。
 私もまさか、言論の自由が保障されているはずの我が国で本当に文章が修正されるなんていうことは思っても見なかっただけに、強い衝撃を受けています。


 元の文章がこれ
http://d.hatena.ne.jp/digdigdig/20080901#1220293626


 そして、検閲後の文章がこれ
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20080831A/


 読み通すとわかりますが、全体に相当な部分で、創価学会公明党の過去の行動を薄らげる印象の表現に置き換えられています。
 明らかに、創価学会公明党への配慮、圧力などによる修正でしょう。


 これが、自公政権の本質です。
 自公からは、政府に任命された係官が家庭でもどこへでも自由に入り込む権利を与えられる、人権擁護法案なんていう恐ろしい法案も提案されています。
 今回の件は、自公がそうした法律をどのように使うつもりなのかを明確にしたのではないでしょうか?
 日本の自由が失われる、というのは、もはや妄想の話ではないのです。


 次回衆議院選挙では、今回の記事検閲を忘れずに投票に望みたいものです。
 衆議院選挙で自公が勝つと言うことは、今回の検閲のようなことを国全体に適用することに国民が同意した、ということに他なりませんから。
2008-09-04_00:14-teduka-C(0)::Politics