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 「自民党議員に事件は波及しない」
 まさに、漆間内閣官房副長官・元警察庁長官の言ったとおりの展開です。
 本日、私も大変お世話になっている石川議員に、国策捜査の魔の手が伸びかけました。
 幸い、令状すら取れない様ないい加減な捜査態勢のために事無きを得たようですが、緊張感は続いているままです。
 自民党二階氏などへの西松裏金問題が持ち上がってきている状況だけに、さすがの検察もまじめに気を入れ替えて働くのではないかと思っていたのですが……この期に及んで民主党だけに対する国策捜査を繰り返す様子に、正直、呆れ果てざるを得ません。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090310/crm0903102225038-n1.htm
 石川議員は、私の方が一つ年上だという理由だけで小沢塾の教え子である私に上座を譲りたがり、「先生」と呼ぶと困ってしまう、本当に誠意溢れる人物です。
 犯罪とは無縁なのはもちろん、岩手での秘書当時石川議員はまだ25才の若造だったわけで、そんな人間が一体どうすれば並み居る年上の先輩秘書たちを押しのけて資金云々の何を出来るのかと、ますます捜査方法に疑念を持たざるを得ません。
 それとも東京地検の捜査本部は、年齢計算すら出来ないほどに混乱しているとでも言うのでしょうか?


 また、漆間内閣官房副長官・元警察庁長官だけでなく、自民党の細田幹事長も、自民党員には事件が波及しない事を、「釈放されるのかというと、なかなか難しいだろう。起訴されたり、いろいろなことがあるかもしれない」、「内閣支持率は上昇気流にある。ご承知のようなことで、(小沢氏の)秘書が逮捕されているわけだから」と念を押して宣言しています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009030900724


 彼らの狙いは、単に民主党に対して不当逮捕、国策捜査を繰り返して嫌がらせをするというだけでなく、国民全体に政権交代は無理だという気持ちを持たせ、選挙をあきらめさせる事を狙っているのではないかとしか思えません。
 そうでなければ、国民の4割が国策捜査を疑っている状況で、一切自民党へは踏込まず、さらにわざとらしく民主党のみへ攻撃捜査を繰り返す理由がないのです。
(ここで注意ですが、マスコミが、あたかも検察が自民への捜査をしているかのようなことを書き散らしていますが、一切そのような事実はありません。自民議員に噂されている裏金問題は一切放置して、民主党側の公開会計情報上の記載ミスだけをひたすらに捜査しているのです)


 しかし、それであきらめていてはどうしようもありません。
 次回の選挙は、日本史上初の真の意味での「選挙」です。
 今まで百年以上も続いてきた官僚独裁を打倒するということは、こうした不法な攻撃と戦って行くということなのです。
 既に我々日本国民の生活は限界であり、アメリカ発の不況であったはずなのに、いつの間にやら日本が世界で最も不況のダメージを受けた国の一つとなってしまっています。
 これは、官僚独裁の無駄遣いと、無責任性、匿名性による柔軟性の欠如で対応が後手後手に回っていることによるものです。
 その上、今回の国策捜査でポリティカルリスクが発生し、急激な日本売りが発生しています。
 日本は食料も何もかも輸入に頼る国家ですから、この資金力の低下は深刻です。
 このまま政権交代をしなければ、日本はジリ貧なのです。
 次回の選挙をまっとうに迎えるために、我々国民1人1人がある程度の覚悟を決めて、自らの意志表示をして戦って行く時期が来たのではないでしょうか?
2009-03-10_23:21-teduka-C(0)::Politics