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 本日の夕食は、若干古い感じの肉が食卓に上り、結局はそれを破棄して出前を取りました。


 別に夫婦げんかをしたわけではありません。
 なぜこんな事になったのかというと、不況の成れの果てなのです。


 そもそもは、私の自宅の周囲の店が次々に潰れていくことから始まりました。
 まず、野菜屋がつぶれ、次に肉屋が駐車場に変わり、そして先日、年末を最後にして2軒のスーパーのうちの1件が閉店をしました。
 そして年が明け、いよいよ世間が活動を再開したときに、そのトラブルは起こったのです。


 そう、つまり残る1軒のスーパーの店先に人々が押しかけ、結果として食料品の争奪戦となってしまっているのです。
 我が家は共働きで、帰る頃には生鮮食料品は何一つ店にない状態。
 スーパーの側も周囲の店が潰れていることは理解しているのですが、この不況時に生鮮食品の仕入れを増やす危険を冒すことが出来ずに、売り切れを覚悟して状況を見送るしかない状況とのこと。
 そんな中スーパーの棚に唯一残っていたのが、賞味期限ぎりぎりの加工済みの牛肉炒めの材料だったのです。
 そして、調理してみたところ、若干古い感じが……


 そしてやむを得ずこれを破棄し、安全性を考えて食べたのが、中国産の冷凍食品とデニーズの店屋物の輸入肉ハンバーガーだったのです。


 おそらく、こういう光景は、今、日本の各地で展開されつつあるのだと思います。
 不況が、いよいよ食卓にまで押し寄せてきました。
 うちは共稼ぎのため、泣く泣く若干古い肉を廃棄することが出来ました。
 しかし、収入上などからこれを食べざるを得ない家庭も数多くあることでしょう。
 状況は深刻です。
 そして、政治の出番です。
 こういう事態を予想して、私たちは民主党を国会に与党として送り込んだはずです。
 早急な対応を期待したいところです。
2010-01-09_01:36-teduka-C(0)::Politics