日記概略
居合用の鍔
紀元節を期に、居合用の鍔を一つお迎えしました。
田中正則、江戸、と銘があります。
鉄地や出来から見て、幕末の作と思われますので、田中清寿の門弟でしょうか?(あるいはそう見せる偽銘?)
非常に小柄な鍔で、元々は脇差についていたか、あるいは幕末ですので初めから居合流派用の為に作ったものかと思われます。
小さいながらも分厚く重みのある実戦的な作りで、敵の刀を受け流しやすく丸みを帯びた形です。
長年の使用でだいぶ傷んでいますが、水面を深彫りの細線で表現した鍔地に、映る雲間の三日月を切り抜きで意匠した様子などは極めて斬新で、元は相当に良い鍔だったことが伺えます。
すでに表面があちこち朽ちて美術的価値はありませんが、実用品として愛用しようと思います。
PS
ちなみに、この鍔、飲み代より安いくらい格安でした(^^;
刀剣はたやはいつ行っても素晴らしい、武道家の味方のお店です。
田中正則、江戸、と銘があります。
鉄地や出来から見て、幕末の作と思われますので、田中清寿の門弟でしょうか?(あるいはそう見せる偽銘?)
非常に小柄な鍔で、元々は脇差についていたか、あるいは幕末ですので初めから居合流派用の為に作ったものかと思われます。
小さいながらも分厚く重みのある実戦的な作りで、敵の刀を受け流しやすく丸みを帯びた形です。
長年の使用でだいぶ傷んでいますが、水面を深彫りの細線で表現した鍔地に、映る雲間の三日月を切り抜きで意匠した様子などは極めて斬新で、元は相当に良い鍔だったことが伺えます。
すでに表面があちこち朽ちて美術的価値はありませんが、実用品として愛用しようと思います。
PS
ちなみに、この鍔、飲み代より安いくらい格安でした(^^;
刀剣はたやはいつ行っても素晴らしい、武道家の味方のお店です。