日記詳細&コメント
杭州(Hangzhou)・上海(Shanghai)出張、2日目、3日目
そして2日目。
この日は、朝から浙江工商大学へ。
今回の出張は、この大学で今年から教えることになった友人のN先生のところに遊びに来るのが大きな目的のひとつだったのです。
N先生のご紹介で挨拶を済ませた後は、適当にその辺の学生さんたちを教室に集め、日本のアニメ事情について、野良講義を展開。
みんな日本語学院の子達なので、日本語で講義をできるのが非常に楽です。中国語は同じ漢字圏だけに、読んだり聞いたりするのは楽な言語なのですが、発音が極めて難しく、たとえレジュメを見ながらであっても、私には中国語の講演はとても無理(^^;
板書も普通に読んでくれますし、先生の私より、生徒たちの方が優秀で助けられているという状況ですね(笑)
それにしても、みんな、目をきらきらさせて講義を聞いてくれるのが嬉しいですね。日本にはすでになくなってしまっている熱意で、教えている側も嬉しくなってきます。
また浙江工商大学で講義やりたいなあ。
ちなみに、この日、大学近くのスーパーで見かけたビラ。
すでに、メラミンミルク問題には安全宣言が出ていました。聞けば、中国ではだいぶ前に騒がれた事件とのこと。
日本やシンガポールは輸出先なので問題にタイムラグが生じているんですね。
そして3日目。
この日は、上海への移動です。
友人のO君が、先月海外初出張にもかかわらず中国国内を電車で移動したと聞き、出張慣れしている私が負けているわけにはいかんとばかりに私も新幹線での移動を選びました。
いや、いったん日本に帰るよりも格段に安かったんで、それが最大の理由なんですけどね(^^;
中国では、新幹線は早発(予定時間より早く出発)する傾向が強いので、発車時間の最低1時間前には駅についている必要があります。X線による荷物検査もあって、飛行機に乗るのと変わりません。
待合室もこのとおり。ほとんど空港の待合室です。
みんな気合を入れて、2時間くらい前から待ってます。
いったん乗ってしまえば、そこは普通の新幹線。
上海へは、新幹線で1時間半弱。
あっという間の旅です。
ただし、さっき言ったような駅事情のため、まだまだ杭州-上海間の日帰りは一般的ではないそうです。
ちなみにこの路線、近いうちにリニアモーターカーができるのですが、そうなるとなんと上海まで30分で行けるようになるそうです。そうなれば、日帰りも普通になるんでしょうね。
(この日記には続きがあります!)
新幹線の中も、いすがリクライニングできない以外は、日本と同じ。極めて清潔です。
ただし、つくりは甘く、あちこちに隙間があるのがご愛嬌(^^;
技術的には、バブル前の日本程度の感じです。
上海市内は地下鉄で移動。
地下鉄では、ウイグル族やチベット自治州系の人たちが数多く浮浪者としてうろうろしているのですが、そのため、スリや引ったくりに注意をしながらの移動でした。
悲しい事実ですが、どの国でも、貧困や差別が犯罪を生むんですよね。
こういう光景は数年前まで見られなかったそうで、米国発の、ネオリベラルの生み出した格差世界の影響が、こんなところにまで出ているのかもしれません。
日本では報道されていませんが、昨今のチベット問題の根底も、こうした都市部での少数民族浮浪者問題に対する漢民族からの反発があるんですよね。
ここのところのネオリベラル理論の崩壊で、更なる悪影響が出ないといいのですが。
上海では、インターコンチネンタルホテルに宿泊。
日本や米国ではごく普通のホテルですが、なぜか中国では高級ホテルで、1泊3万円近くしました。
ただ、中身は普通……
ホテルにおいてあった、TVドラマ「24」のパンフが映画チケット風のつくりで面白かったです。
ちなみに、中国語では「反恐24小時」、日本語に訳すと「対テロ24時」。
まるでどっかの警察密着バラエティ番組のような乗りですね(^^;
この日は、朝から浙江工商大学へ。
今回の出張は、この大学で今年から教えることになった友人のN先生のところに遊びに来るのが大きな目的のひとつだったのです。
N先生のご紹介で挨拶を済ませた後は、適当にその辺の学生さんたちを教室に集め、日本のアニメ事情について、野良講義を展開。
みんな日本語学院の子達なので、日本語で講義をできるのが非常に楽です。中国語は同じ漢字圏だけに、読んだり聞いたりするのは楽な言語なのですが、発音が極めて難しく、たとえレジュメを見ながらであっても、私には中国語の講演はとても無理(^^;
板書も普通に読んでくれますし、先生の私より、生徒たちの方が優秀で助けられているという状況ですね(笑)
それにしても、みんな、目をきらきらさせて講義を聞いてくれるのが嬉しいですね。日本にはすでになくなってしまっている熱意で、教えている側も嬉しくなってきます。
また浙江工商大学で講義やりたいなあ。
ちなみに、この日、大学近くのスーパーで見かけたビラ。
すでに、メラミンミルク問題には安全宣言が出ていました。聞けば、中国ではだいぶ前に騒がれた事件とのこと。
日本やシンガポールは輸出先なので問題にタイムラグが生じているんですね。
そして3日目。
この日は、上海への移動です。
友人のO君が、先月海外初出張にもかかわらず中国国内を電車で移動したと聞き、出張慣れしている私が負けているわけにはいかんとばかりに私も新幹線での移動を選びました。
いや、いったん日本に帰るよりも格段に安かったんで、それが最大の理由なんですけどね(^^;
中国では、新幹線は早発(予定時間より早く出発)する傾向が強いので、発車時間の最低1時間前には駅についている必要があります。X線による荷物検査もあって、飛行機に乗るのと変わりません。
待合室もこのとおり。ほとんど空港の待合室です。
みんな気合を入れて、2時間くらい前から待ってます。
いったん乗ってしまえば、そこは普通の新幹線。
上海へは、新幹線で1時間半弱。
あっという間の旅です。
ただし、さっき言ったような駅事情のため、まだまだ杭州-上海間の日帰りは一般的ではないそうです。
ちなみにこの路線、近いうちにリニアモーターカーができるのですが、そうなるとなんと上海まで30分で行けるようになるそうです。そうなれば、日帰りも普通になるんでしょうね。
(この日記には続きがあります!)
新幹線の中も、いすがリクライニングできない以外は、日本と同じ。極めて清潔です。
ただし、つくりは甘く、あちこちに隙間があるのがご愛嬌(^^;
技術的には、バブル前の日本程度の感じです。
上海市内は地下鉄で移動。
地下鉄では、ウイグル族やチベット自治州系の人たちが数多く浮浪者としてうろうろしているのですが、そのため、スリや引ったくりに注意をしながらの移動でした。
悲しい事実ですが、どの国でも、貧困や差別が犯罪を生むんですよね。
こういう光景は数年前まで見られなかったそうで、米国発の、ネオリベラルの生み出した格差世界の影響が、こんなところにまで出ているのかもしれません。
日本では報道されていませんが、昨今のチベット問題の根底も、こうした都市部での少数民族浮浪者問題に対する漢民族からの反発があるんですよね。
ここのところのネオリベラル理論の崩壊で、更なる悪影響が出ないといいのですが。
上海では、インターコンチネンタルホテルに宿泊。
日本や米国ではごく普通のホテルですが、なぜか中国では高級ホテルで、1泊3万円近くしました。
ただ、中身は普通……
ホテルにおいてあった、TVドラマ「24」のパンフが映画チケット風のつくりで面白かったです。
ちなみに、中国語では「反恐24小時」、日本語に訳すと「対テロ24時」。
まるでどっかの警察密着バラエティ番組のような乗りですね(^^;
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