日記詳細&コメント
上海、成都出張記
上海、成都出張記です。
とはいえ、仕事ばっかりだったので、かいつまんで、となりますが(^^;
まずは、今回の飛行機は初体験の中国系航空会社、中国東方航空。現地語では東航(トンハン)といいます。
正直、不安がよぎります。
いや、実際、その不安は的中した訳なのですが……
まず、荷物がほとんど機内に持ち込めませんでした。
他の航空会社の半分以下。ロストバゲッジの多い中国路線において、これでは仕事になりません。
仕事に使うものを預けて無くされるのでは、困ってしまいます。
もっとも、こんなものは中国人ですら乗りたがらないという東航のすごさのごく一部に過ぎないと言うことは、後で思い知ることになります。
そして、上海浦東空港(PUDON)着。
PUDONからは、リニアモーターカーでの市内移動になります。
思ったよりも先進的な車体です。
これはなかなか。
ちょっと、わくわくします。
そして、乗車。
速度はみるみる上がり、やがて轟音と共に、社内の速度計は431kmへ!!
もちろんこれは、ギネス記録。
とんでもない速度です。
窓の外を撮影しても、コンパクトカメラでは横線しか写りません(笑)
電車なら1時間弱の距離を、なんと7分で結んでいます。
上海では仕事ばかりしていましたが、ちょっと空いた時間では、茶館に入りました。
最近は、杭州風茶館が流行っていて、上海でもまともなお茶が飲めるんですよね。
まず立ち寄ったのは秦和茶館。浦東新区にある中では、名店中の名店です。
杭州式茶館の面白いところは、お茶を一杯頼むと食事やおつまみが全て付いてくるところ。
私はつまみの他は、辛い牛すじ麺を頼みました。
お茶は、この茶館名物の単叢茶(1本の木から取った、半発酵茶)。桃の香りがする不思議なお茶です。
いやあ、幸せです。
ただ、まあ、上海の茶館は杭州の元祖茶館「湖畔居」のマネものですから、色々と出来ないこともあります。
たとえばつまみに、仙桃(生ナツメ)がありません。他にも、給仕さんは特に資格職でもなく、当然お茶の知識もほとんどありません。せっかくの茶葉なのに、適当に大量に茶海にお茶を作っていってくれたりなんかします。
そんな中にしては、この、秦和茶館はかなりまともでした。
上海に疲れ切ったとき、たまの贅沢に、お勧めです。
とはいえ、仕事で行っている状況に変わりなく、ちなみに普段はこんな食事でした(笑)
これは上海定番、ファミリーマート(全家便店)のおでん(笑)
こう言うのとおにぎりを組み合わせると、一食300円程度に出来ます。
まあ、出張でも安くて安全にご飯を食べられるのは、コンビニの素晴らしいところですね。
CGだ何だと気取ってみても所詮はアニメ屋。決して贅沢が出来ない商売なんです。
仕事を終え、飛行機を待っている間に行ったのが、もう一軒の名店、唐韻茶坊です。
こっちの店は、竹林の中にあって外観は素晴らしかったです。ただ、サービスは秦和茶館よりもかなりいい加減な感じが。食事も、ちょっと脂っこくって、お茶と合わないものばかりでした。
まあ、唐韻茶坊は中国の人も普通に観光をしに来るような名店なので、観光地化しちゃって、お茶はおまけになっているのかもしれませんけれども。
その後は、東航の国内線に乗り、一路成都へ!!
・・・はい、東航がトラブル無く飛ぶはずもなく、大いに出発が遅れ、度重なるゲートチェンジに悩まされました(笑)
まあ、そんなもんです。
で、成都に着くと、こんな感じ。
地の果てまで続くのは、タクシー待ちの行列です。
ホテルに着いたら、すでに日が変わる寸前でした。。。
仕方がないので、ホテルではこんな食事を。
どこかの国の失言が得意な総理大臣も大好きな、ホテルハンバーガーです。
こういう食事も、中国に来ると一食1000円以下で食せるのがいいところ。
中国は名目上はまがりなりにも共産国なので、食事や生活必需品の値段は極端に安く抑えてあるんですよね。
もっとも、その実態は、日本と比べものにならないほど、がりがりの資本主義国だったりもしますが(^^;
成都では、翌日、昼の接待で連れて行っていただいたレストランが印象的でした。
なんと、ダムのほとりにあるレストランです。
そこのダムで釣った魚を……
泥抜きして、おいしく頂きます(笑)
もちろん、鳥さんたちも、〆たてほやほやです。
ナマズや麻婆豆腐などが食べられ、最高の四川料理でした。
いやあ、贅沢贅沢。
自分のお金では、とてもこんな贅沢は出来ません。
接待していただいた会社さんに、感謝です。
そして、仕事の合間に撮影した、夜の成都。
田舎町といわれつつも、だいぶ都会になってますね。
上海の騒々しい町中と異なり、妙な客引きもおらず、非常にのんびりした街です。
本来の中国って、こういうのんきな国なのかな、と思えます。
そして、帰りの東航。
お約束のゲートチェンジの連発の上、成都空港ではアナウンスが中国語のみ。しかも、変なおじさんが吐いた痰が、私の買い物袋に命中!!
中がペットボトルだからよかったですが、いやあ、航空会社もひどけりゃ客層も壮絶です。
普通、飛行機のタラップで痰は吐かないでしょ?(^^;
そして上海空港では……
なんと、飛行機の軽い物損事故の影響で6時間待ち。。。
普通、そういうときにはミールクーポン(空港内レストランなどでつかえる金券)が出るわけですが、さすがは東航。
……当たり前のようにスムーズに弁当が出ました。
乗客の数の弁当を即座に普通に出せるくらい、当たり前に日常的に遅れてるって事ですね、要するに(苦笑)
もちろん、成田での終電にも間に合いません。いやあ、参りました……
東京駅まではバスを出してくれましたが、すでに電車も終わっている時間。
飛行機で隣の席の、コロンビア軍人氏も、さすがにへろへろ。
仕方がないので、都内ホテル行きタクシーまで同氏をご案内してから、帰路につきました。
もちろん私もタクシーです。
タクシー代を考えると、どう考えても日系航空会社の方が安かったのは言うまでもありません。
ちなみに、後日、オチまで付いていて、せっかくのマイレージが国内線一回分しか記録されてませんでした。
まあ、話にオチが付いても、飛行機が落ちなかっただけマシと言うことでしょう。
今回の教訓:中国出張では、中国東方航空は絶対に使わないこと。
とはいえ、仕事ばっかりだったので、かいつまんで、となりますが(^^;
まずは、今回の飛行機は初体験の中国系航空会社、中国東方航空。現地語では東航(トンハン)といいます。
正直、不安がよぎります。
いや、実際、その不安は的中した訳なのですが……
まず、荷物がほとんど機内に持ち込めませんでした。
他の航空会社の半分以下。ロストバゲッジの多い中国路線において、これでは仕事になりません。
仕事に使うものを預けて無くされるのでは、困ってしまいます。
もっとも、こんなものは中国人ですら乗りたがらないという東航のすごさのごく一部に過ぎないと言うことは、後で思い知ることになります。
そして、上海浦東空港(PUDON)着。
PUDONからは、リニアモーターカーでの市内移動になります。
思ったよりも先進的な車体です。
これはなかなか。
ちょっと、わくわくします。
そして、乗車。
速度はみるみる上がり、やがて轟音と共に、社内の速度計は431kmへ!!
もちろんこれは、ギネス記録。
とんでもない速度です。
窓の外を撮影しても、コンパクトカメラでは横線しか写りません(笑)
電車なら1時間弱の距離を、なんと7分で結んでいます。
上海では仕事ばかりしていましたが、ちょっと空いた時間では、茶館に入りました。
最近は、杭州風茶館が流行っていて、上海でもまともなお茶が飲めるんですよね。
まず立ち寄ったのは秦和茶館。浦東新区にある中では、名店中の名店です。
杭州式茶館の面白いところは、お茶を一杯頼むと食事やおつまみが全て付いてくるところ。
私はつまみの他は、辛い牛すじ麺を頼みました。
お茶は、この茶館名物の単叢茶(1本の木から取った、半発酵茶)。桃の香りがする不思議なお茶です。
いやあ、幸せです。
ただ、まあ、上海の茶館は杭州の元祖茶館「湖畔居」のマネものですから、色々と出来ないこともあります。
たとえばつまみに、仙桃(生ナツメ)がありません。他にも、給仕さんは特に資格職でもなく、当然お茶の知識もほとんどありません。せっかくの茶葉なのに、適当に大量に茶海にお茶を作っていってくれたりなんかします。
そんな中にしては、この、秦和茶館はかなりまともでした。
上海に疲れ切ったとき、たまの贅沢に、お勧めです。
とはいえ、仕事で行っている状況に変わりなく、ちなみに普段はこんな食事でした(笑)
これは上海定番、ファミリーマート(全家便店)のおでん(笑)
こう言うのとおにぎりを組み合わせると、一食300円程度に出来ます。
まあ、出張でも安くて安全にご飯を食べられるのは、コンビニの素晴らしいところですね。
CGだ何だと気取ってみても所詮はアニメ屋。決して贅沢が出来ない商売なんです。
仕事を終え、飛行機を待っている間に行ったのが、もう一軒の名店、唐韻茶坊です。
こっちの店は、竹林の中にあって外観は素晴らしかったです。ただ、サービスは秦和茶館よりもかなりいい加減な感じが。食事も、ちょっと脂っこくって、お茶と合わないものばかりでした。
まあ、唐韻茶坊は中国の人も普通に観光をしに来るような名店なので、観光地化しちゃって、お茶はおまけになっているのかもしれませんけれども。
その後は、東航の国内線に乗り、一路成都へ!!
・・・はい、東航がトラブル無く飛ぶはずもなく、大いに出発が遅れ、度重なるゲートチェンジに悩まされました(笑)
まあ、そんなもんです。
で、成都に着くと、こんな感じ。
地の果てまで続くのは、タクシー待ちの行列です。
ホテルに着いたら、すでに日が変わる寸前でした。。。
仕方がないので、ホテルではこんな食事を。
どこかの国の失言が得意な総理大臣も大好きな、ホテルハンバーガーです。
こういう食事も、中国に来ると一食1000円以下で食せるのがいいところ。
中国は名目上はまがりなりにも共産国なので、食事や生活必需品の値段は極端に安く抑えてあるんですよね。
もっとも、その実態は、日本と比べものにならないほど、がりがりの資本主義国だったりもしますが(^^;
成都では、翌日、昼の接待で連れて行っていただいたレストランが印象的でした。
なんと、ダムのほとりにあるレストランです。
そこのダムで釣った魚を……
泥抜きして、おいしく頂きます(笑)
もちろん、鳥さんたちも、〆たてほやほやです。
ナマズや麻婆豆腐などが食べられ、最高の四川料理でした。
いやあ、贅沢贅沢。
自分のお金では、とてもこんな贅沢は出来ません。
接待していただいた会社さんに、感謝です。
そして、仕事の合間に撮影した、夜の成都。
田舎町といわれつつも、だいぶ都会になってますね。
上海の騒々しい町中と異なり、妙な客引きもおらず、非常にのんびりした街です。
本来の中国って、こういうのんきな国なのかな、と思えます。
そして、帰りの東航。
お約束のゲートチェンジの連発の上、成都空港ではアナウンスが中国語のみ。しかも、変なおじさんが吐いた痰が、私の買い物袋に命中!!
中がペットボトルだからよかったですが、いやあ、航空会社もひどけりゃ客層も壮絶です。
普通、飛行機のタラップで痰は吐かないでしょ?(^^;
そして上海空港では……
なんと、飛行機の軽い物損事故の影響で6時間待ち。。。
普通、そういうときにはミールクーポン(空港内レストランなどでつかえる金券)が出るわけですが、さすがは東航。
……当たり前のようにスムーズに弁当が出ました。
乗客の数の弁当を即座に普通に出せるくらい、当たり前に日常的に遅れてるって事ですね、要するに(苦笑)
もちろん、成田での終電にも間に合いません。いやあ、参りました……
東京駅まではバスを出してくれましたが、すでに電車も終わっている時間。
飛行機で隣の席の、コロンビア軍人氏も、さすがにへろへろ。
仕方がないので、都内ホテル行きタクシーまで同氏をご案内してから、帰路につきました。
もちろん私もタクシーです。
タクシー代を考えると、どう考えても日系航空会社の方が安かったのは言うまでもありません。
ちなみに、後日、オチまで付いていて、せっかくのマイレージが国内線一回分しか記録されてませんでした。
まあ、話にオチが付いても、飛行機が落ちなかっただけマシと言うことでしょう。
今回の教訓:中国出張では、中国東方航空は絶対に使わないこと。
No comments yet