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日記概略

デザイン色々と

 金工工具も揃ってきて、色々とデザインを考え中。
 ナイフデザインもそうですが、一時期はまった銀細工なんかもちゃんと勉強し直したいところ。
 こういう材料側の偶然性が強いアートを、低い偶然性でかっちりと複雑なものを作り上げるCGデザインと組み合わせると、色々と出来るんですよね。
2008-05-25_23:52-teduka-C(0)::General

 毒を吐く、とは言うけれど、これはちょっと……というかかなり大問題です。

「息できない」外へ逃げ出す患者、刺激臭に病院パニック
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080522-OYS1T00393.htm

 この事件が、少しでも、昨今の毒物テロ自殺の抑止に繋がればいいのですが……
2008-05-22_15:05-teduka-C(0)::General

 元々ヨット用の工具を持っているので、ナイフ制作では特に工具は要らないと思っていました。ところが、いざ本格的に始めてみると色々と必要になってきます。


・ヤスリ
 普通のヤスリだと、最近のナイフに使われる良い鋼材を削ることは出来ない。
 金工用の、しかもメーカー指定の奴が必要。


・ボール盤
 数千円の奴だとがたついちゃって厳しい
 ちゃんとドイトとかで買わないと駄目っぽい


・万力と作業台
 船に据え付けるために買って置いたプラスティックの奴だと明らかに力不足。
 ちゃんとした作業台買わないとなあ。


・グラインダー
 ベルトもディスクもランダムも、私が持っているのは、基本的に船用なので、木工用。
 金工には辛いかも……
 これはまあ、作業しながら様子見で。


 とはいえ、どれもこれもありきたりの工具なので、そんなにお金はかからない模様。
 一番やっかいなのが……材料費ですね。


 新興国での需要でステンレスが暴騰しており、板材だけで、1万円越えもざら。
 学生時代にちょっと金工をいじっていたノリで何気なしに三層ステンの利器材を買ったら、レジで金額を聞いて卒倒しそうになりました。
 さらに、柄の木材も暴騰中。
 こりゃ、多くのナイフメーカーが店を畳んじゃうわけですよ。
 今はまだ、皆さん暴騰前に買い込んだ材料で作業をされているから価格に反映されていないようですが、今の価格で計算すると、ほとんどのカスタムナイフが原価割れ近いんじゃないでしょうか?


 オリンピックが終われば落ち着くのかなあ。
2008-05-21_18:22-teduka-C(0)::General

 関に行ってきました!

 関は刃物の街。その刃物の街で、町おこしのイベントが行われていたのです。
http://www.sekicci.or.jp/event/matiokosi/index.htm
 となれば当然、ナイフ関連のイベントも開かれるわけで……
 ……そこに、前回の鍛造ナイフ教室でお世話になった佐治先生がいらっしゃるという話を知ったのが、実は、イベント1日目の夜。先生が出られるイベントということであれば、何とかして参加したい。
 しかもそっち系に詳しい知人に確認すると、日本刀の公開鍛錬もあるということ。
 これはもう、思い立ったが吉日。神のお導き。何かのフラグが立った感じ。
 で、土曜の深夜1時過ぎに車を飛ばして、急ぎ現地に向かったわけです。


 現地、岐阜県関市に着いたのは、朝7時過ぎ。
 9時のイベントオープンまでの間、街を散策しました。
 この地域には珍しい、江戸風の、素敵な街です。しかも美人が多い。
 刀の生産拠点として、また、その名の通りの関所のある地区として、事実上江戸幕府直轄地だったために、街並みが江戸風なんですよね。
 そのため、名産の和菓子も、葛餅を丸めたものとか若鮎とか、とっても東京下町チック。
 で、その街の中心地にあるのが、商工会議所。

 今回の私の主目的の一つである、アウトドアナイフショーの開催場所でもあります。


 なぜか、フェラーリの展示があったりして……

 なんの変哲もない、ただのフェラーリです。
 まだこの辺だと、外車自体が珍しい感じなんでしょうか?
2008-05-19_01:01-teduka-C(0)::General

日記概略

萩焼

 会社を置いてある地元に、焼き物市が来ていたので、少々散策をしてきました。


 最初は、備前焼で面白いものでもあればと思っていたのですが、あまり良いものが無く、隣の萩焼のブースを冷やかしに行ったのですが……
 これが、実は大当たり。
 とっても良いマグカップをかなりの安価で手に入れた上、店主の親父さんとその友達の骨董屋さんに、様々なぐい飲みでの試飲をさせて貰いました。


 店頭に非売品として飾ってあった60万円の萩最高峰の作家品2品の飲み比べからはじまり、琉球王朝の数百年前のもの、500年以上は経っていると思われる古瀬戸、などなど。
 極めつけは、李朝の粉ひきのぐい飲みと、青木木米。
 まさか、お宝鑑定団でも偽物ばかり出てくるような、李朝と青木木米の本物を使うことの出来る日が来るとは思いもしませんでした。(木米は、何しろ、日本三大陶工の一人ですから。)


 これらで驚いたのが、ぐい飲み一つで、本当に酒の味が変わると言うこと。たかが紙パックの鬼ごろしが、途方もない美酒に変わりました。
 それも、口のあたりがどうのデザインがどうのといったいかにもそれっぽい話ではなく、単に、良い器にはきちんと酒が染み、そこから良い味が出るという単純な理屈なんです。
 もちろん、わずかに残る器の土自体の味も、大きく左右しているのは間違いないところです。
 琉球の器は辛く、李朝の器で飲む酒は水のように清み、青木木米で飲む酒はどこまでも甘いものでした。
 どれも到底買えない価格帯の器ばかりですが……本当に良い経験をさせていただきました。
 なんでも、このお二人「萩焼の将来のためには、買い手にも目利きを育てなければならん」と、市を出すと決めた時点で、若い奴らを捕まえていい器で酒を飲ませる企画を企てていたようです。
 私のような素人に器を持たせれば落として割る危険もあるというのに……
 まさに、未来を考えた、素晴らしい賢人お二人ではないかと思います。


 ちなみに私が買ったのは……


 写真の通りの、こういうマグ二つ。
 左側のものが、かの玉村登陽、右のものが若手の作家さんの作です。
 店主の親父さん曰く、若手の作家さんのものの方が土に石を混ぜるなどの工夫をして土を軟らかくしてあるために味の染みが良く、短期間でモノになるそうです。
 反対に、玉村東陽の方は、焼きが堅いために味が出来るまでに100年はかかるかも、と言われました。(100年残して欲しいという、作家の欲、なのでしょうか?)
 値段や作家の評価だけではその個々の器のその時点での良し悪しはわからないんですよね。
 個人依頼品ではなく店舗依頼の大量制作品とはいえ、本来両方とも1万円近いものですが、合わせてウン千円に負けて貰いました。
 明らかに、値段の方でも出世払いにして貰った形です。
 本当にありがたく、また、必ずや将来には買い手としての力を身につけなければならないと、心に強く思った一日でした。




追伸:
 今、若手作家のマグカップの方に、スプリングバンクの10年を入れて飲んでみましたが、最高です……
2008-05-16_23:30-teduka-C(0)::General

 海外に出る度に隙があればシューティングをしている身としては、どうも、日本国内で言われている銃の威力や反動が、本物よりも強調されすぎて伝わっている気がしてなりません。
 今回も、制作関連で資料調べをしていてこんな記事にぶつかりました。


銃を撃ったときのすごすぎる反動でひどい目に遭うムービー(Gigazine)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080104_desert_eagle/


 うーん。
 いや、この女の人、撃った瞬間に左手放しちゃってるし。
 残る右手はどう見てもトリガーだけに力が注がれていますので、銃が空中に放置されているようなもの。そりゃ、頭まで跳ね返るんじゃないでしょうか。この撃ち方だと44マグナムじゃなくても、ある程度の口径の銃なら似たようなことになっちゃう感じがします。(というか、この女性、自分の頭を撃たなくってよかった……。右手は明らかに引き金に引っ張られて跳ね上がっていますからね。暴発の危険が高く、危ないことこの上ない状態です)
 私が先月ラスベガスでキャプテン中井氏のところで撃ってきたのは、ルガースーパーブラックホークで、同じ44マグナム弾でもリボルバー。つまり、オートリコイルが無い分威力が直接反動になる銃なのですが、さほど力を入れずとも普通に撃てましたし、かなり良く当たりました。
 もちろん反動は普通の銃よりもかなり強烈ですが、それでも、ちゃんと撃てば女性でも普通に撃てます。
 威力が強すぎて、倒したはずの的(鋼鉄製)がバウンドして起き上がっちゃったり、相方が肩を痛めたりはしましたが(^^;(もちろん、こんな反動の強い銃でわざわざスポーツシューティングをするのはばかげていますから、あくまでも娯楽用です)
 ちなみに弾丸は、観光客用にわざわざ詰め直した弱装弾などではなく、もちろん市販の普通の弾丸でした。


 でも、こういう大威力の銃って実用上はどうなんでしょうね?
 連射が体力的にも、そして何より費用的にもきついので、シューティングでもハンティングでも、使い道が微妙な気がします。
 軍用や警備用で、それも、示威としてわざと見せびらかすのならアリかと思うのですが。


 日本の警察でニューナンブあたりの38スペシャルが、米軍でもベレッタ92あたりの9ミリが使われているのも、実用上の理由があるのではないかと思うわけです。
 ちなみに、軍以外ではハーグ条約なんて無視できるので、こうした小口径銃では民間でもホローポイント弾(要するにダムダム効果弾)を普通に使っていますよね。恐ろしい。


 ちなみに耳にタコでしょうけれども、銃弾があたっても、映画のように人や物が吹っ飛ぶことはありません。
 拳銃弾どころか、高威力のレミントンM700PSSのような狙撃ライフルだって、標的に置かれている車のドア一つ、ボンネット一枚動かすことも出来ません。
 308ウインチェスターの大口径であっても、所詮170グラム前後の質量しかない鉛玉ですから、単にぼこんと穴が空いて、わずかに揺れて、おしまいです。
 人間が銃弾を食らうと、痛みと衝撃で全身の筋肉が収縮するので、当たった人の前方方向に(被害者自身の力で)飛ぶことはあるそうです。
 ってことは、正面で撃ち合っていると、映画とは逆に、人がどんどん手前側に飛んでくる形になりますね。
 それだと映像導線上あまりにも変なので、あえて物理法則を無視して弾丸の進む方向に人を飛ばしているわけです。


 ちなみに、こっちは同ページに載っている象撃ちライフルで知られる本当に大威力のライフルの映像。
http://youtube.com/watch?v=7FCY3_5Bg1M
 いやあ、これはすごい(^^;
 ちょっとやそっとの射撃体勢なんて無関係に射手を吹っ飛ばしていきますねえ(^^;
 これを撃ちこなすには、相当な慣れが必要そうです。(っていうか、慣れる前に身体が壊れそうですが)
2008-05-15_15:16-teduka-C(0)::General

 以前から樫の樽で熟成を進めていたアイラモルト”アイリーク(中身はラフロイグ・ボトリングメーカー製)”ですが、飲んでもいないのに中身が減りすぎたので瓶に移しました(^^;
 ボトル1本半(約1リッター強)から始めたのに、できあがりはこれだけです。

 300mlもないんじゃないでしょうか(^^;

 熟成の際になくなった分は、天使の取り分というのですが……
 天使様、ちょっと飲み過ぎです。
2008-05-10_12:02-teduka-C(0)::General

 3日目は、6時半に起き、8時過ぎには作業開始。
 鍛冶修行の道は険しいのです。


 まずは、先生方のご指導の元、水研ぎ式のグラインダーで刃付け。

 その後、取りあえず刃が付くまで研ぎ上げます。


 実は、これだけで3時間です(^^;
 最初はもっと刃のエリアを狭くして、徹底的に鉈風にするつもりだったのですが、実際に鋼を探ってみたら、幅広に取らないと刃付けが厳しそうなことが判明。
 では、ということで、思い切って刃を広く取って、カミソリのような切れ味を目指しました。
 時間をかけた甲斐があり、キンキンに研ぎ上げて、納得の出来に。(細かいところは自宅で研ぎ上げるつもりです)
2008-04-28_01:46-teduka-C(0)::General

 そしていよいよ、鍛造教室開催日!


 28回目を数えるこの教室ですが、なんと、その参加者のほとんどがリピーターという状況。
 初心者はごく少数で、ちょっとびっくりです。
 普通、この手のイベントは初心者中心だと思うのですが、鍛造という作業の難しさからか、ここはそうでもないようで。
 とはいえ、ナイフマガジンの売れ行きを考えると、50人前後という参加者は、全マニア層から見て、相当な高割合の参加率なんですよね。コアになる層のナイフマニアって、全国に多く見積もっても1万人もいないわけで。
 似たジャンルの話で、ちょっと前に実銃射撃のネタを書きましたが、実は、月刊GUNを買う程度のレベルのガンマニアも実際には日本全国で5000人程度といわれています。私自身、それをなんとか広げようと、美少女とくっつけたりゲームとくっつけたり色々やってみましたが、まあ、結局中心層は増えずに別ジャンルの連中の遊び場と化して終わったわけで。
 ……狭い世界なんですよね。


 で、まずは腹ごしらえから。
 なんと、漫画喫茶での食事です。

 プリンスホテルと言いながら、とても小さいこのホテルでは、付属の漫画喫茶が、朝晩の食事会場となる次第。
 なんだか、武生まで大冒険をしてきたんだか、それともいつものように秋葉原にいるんだかわからない感じですが。
 食事はオーソドックスな和食でしたが、味付けは大変に上品。

 さすが、中部地方とはいえ、出島のように中国・近畿に張り出しているエリアだけのことはあります。
 ホテルを外から見るとこんな感じ。

 こんなカラオケボックスが、昨晩のあれほどの料理を出すなんて、ちょっと信じられない気分です。
 不思議空間、武生。
 
2008-04-26_22:21-teduka-C(0)::General

 福井県越前市武生は、古来から続く刃物の街です。
 そこでは、年に何度か、鍛造ナイフの作り方を教える、鍛造ナイフ教室が開かれているのです。
 ……これに参加しないわけにはいかないでしょう!

 で、行き方ですが、色々な手段がある中、私は車を選択。
 せっかくガソリン税が安くなっているのですから、各地で現場の生の声を聞きながらの旅も良いのではないかと思ったわけです。
 走行距離、なんと500kmオーバー!



 会社に顔を出した後、まずは、定番の首都高の渋滞から(^^;

 横顔を自分撮り。

 いやあ、フテてますねえ。
2008-04-26_21:03-teduka-C(0)::General

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