日記概略
毒ガス自殺テロと、聖火渋滞
なにやら、最近、毒ガス自殺テロが流行っている様子ですね。
ついには、ペニンシュラホテルにまで害が及んだそうです。
周囲を巻き込んで死のうというのは、穏やかではない話です。
ビラを貼って免罪符とする手法がネットなどで流布されているようですが、そんなもので周囲への被害が防げるはずもありません。
また、どうも、ネットでこのテロ自殺の方法を流布している愉快犯のバカがいるようにも見えます。
そうした人命の大切さを理解しない悪質な愉快犯には、殺人教唆、あるいは大量殺人の指示かなにかで、厳罰を持って対応すべきではないかと考えます。
また、今日、都内首都高で大渋滞に巻き込まれたのですが、どうも聖火を運んでいた模様。
いやあ、聖火運搬コースを事前に言えない状況とはいえ、あれは参りました……
へとへとです。
ついには、ペニンシュラホテルにまで害が及んだそうです。
周囲を巻き込んで死のうというのは、穏やかではない話です。
ビラを貼って免罪符とする手法がネットなどで流布されているようですが、そんなもので周囲への被害が防げるはずもありません。
また、どうも、ネットでこのテロ自殺の方法を流布している愉快犯のバカがいるようにも見えます。
そうした人命の大切さを理解しない悪質な愉快犯には、殺人教唆、あるいは大量殺人の指示かなにかで、厳罰を持って対応すべきではないかと考えます。
また、今日、都内首都高で大渋滞に巻き込まれたのですが、どうも聖火を運んでいた模様。
いやあ、聖火運搬コースを事前に言えない状況とはいえ、あれは参りました……
へとへとです。
日記概略
潜って捕りたい人向け
AMEXのプラチナ・センチュリオン会員向け会誌、DEPARTURESの広告から。
「潜って、牡蠣と伊勢海老を捕りたい人向け。」
……だそうです。
DEPARTURES発刊から2年経って、AMEXも広告主のIWCも、ようやく読者層の本質をわかってきたような気がします(笑)
ダイバーズウォッチをしたら、取りあえず潜って何か捕まえるような、そういうアクティブな連中じゃないと、カードを積極的に使ったりしませんからねー。
世間的なプラチナ・センチュリオンカード会員のイメージは、奥に担ぎ上げられたお上品なお御輿の印象なのでしょうけど、そんなお上品で活発でない人間には不要な機能ばかりが付いているわけで。
コスト上エコノミークラスなんだけどラウンジだけは使いたい、とか、高級品だけど実用使いをしてぶっ壊しちゃうから保険が欲しい、トラブルに巻き込まれるような海外旅行をしちゃうからサポートが欲しい、といったアクティブ極まりない要求に応えるカードなのですから、お上品な世間的イメージの金持ち向け広告じゃ、訴求力はあまり無いんじゃないかと思っていたんですよね。
「潜って、牡蠣と伊勢海老を捕りたい人向け。」
……だそうです。
DEPARTURES発刊から2年経って、AMEXも広告主のIWCも、ようやく読者層の本質をわかってきたような気がします(笑)
ダイバーズウォッチをしたら、取りあえず潜って何か捕まえるような、そういうアクティブな連中じゃないと、カードを積極的に使ったりしませんからねー。
世間的なプラチナ・センチュリオンカード会員のイメージは、奥に担ぎ上げられたお上品なお御輿の印象なのでしょうけど、そんなお上品で活発でない人間には不要な機能ばかりが付いているわけで。
コスト上エコノミークラスなんだけどラウンジだけは使いたい、とか、高級品だけど実用使いをしてぶっ壊しちゃうから保険が欲しい、トラブルに巻き込まれるような海外旅行をしちゃうからサポートが欲しい、といったアクティブ極まりない要求に応えるカードなのですから、お上品な世間的イメージの金持ち向け広告じゃ、訴求力はあまり無いんじゃないかと思っていたんですよね。
日記概略
最終日の写真など
ボーディングパスとビザ免除半券の紛失騒動で忘れていましたが、最終日の写真を何枚か。
まず、空港でのサンドウィッチ。
Port of Subsという駄洒落の効いた名前の店です。
ここでは、空港だというのに作りたての暖かいサンドウィッチを食べることが出来ます。
私が選んだのは、ミートボールサンド。
ゴロゴロとミートボールが入り、サルサソースをたっぷりかけた、スウェーデン人とメキシコ人が喜びそうなサンドです。
いやあ、これはもう、最高!
ミートボールをサンドにするっていうのは、これはもう、アメリカ人ならでは(スウェーデンかメキシコかアメリカかどっちやねん(^^;)。
日本の小さいサンドウィッチでは物理的にかなり難しいメニューです。
で、ラスベガス発の飛行機の写真。
背中でスロットマシンの音を聞きながらの飛行機待ちは、なんとも不思議なものがあります。
まず、空港でのサンドウィッチ。
Port of Subsという駄洒落の効いた名前の店です。
ここでは、空港だというのに作りたての暖かいサンドウィッチを食べることが出来ます。
私が選んだのは、ミートボールサンド。
ゴロゴロとミートボールが入り、サルサソースをたっぷりかけた、スウェーデン人とメキシコ人が喜びそうなサンドです。
いやあ、これはもう、最高!
ミートボールをサンドにするっていうのは、これはもう、アメリカ人ならでは(スウェーデンかメキシコかアメリカかどっちやねん(^^;)。
日本の小さいサンドウィッチでは物理的にかなり難しいメニューです。
で、ラスベガス発の飛行機の写真。
背中でスロットマシンの音を聞きながらの飛行機待ちは、なんとも不思議なものがあります。
日記概略
ラスベガスおまけ情報
時差ボケで変な時間に目が覚めたので、ラスベガス関連情報をいくつかメモ程度に。
・シルク・ド・ソレイユ、Zumanityで事故にあった、元新体操メダリストmaia tabakovaの続報
http://www.rsg.net/forum/viewtopic.php?t=15883&start=15&sid=bafecd34ce631a7f007a4dcbd566af9c
本人が今年の2月に掲示板にコメントを書いていますね。
時間はかかるけどなんとかなりそうということで、ちょっと安心しました。
彼女の復帰を祈願して、Zumanityでは増員をしていないのかも知れません。
空中リボン芸が女性カップルではなく男女のものになり、さらに水中芸がソロなので、だいぶ写真などとは違うな、と思っていたのですが。
・グランドキャニオン行きのバスで見た謎の映画の正体
グランドキャニオン行きのバスの中で上演していて、周囲の風景よりも乗客を魅了してしまった謎の映画、その正体が判明。
その名も「RV」。
ファミリーロードムービーで、そしてロビン・ウィリアムスらしい馬鹿映画。
グランドキャニオンへと向かう道中で見るには、臨場感があって最高の映画でした。
http://usagikame.blog10.fc2.com/blog-entry-34.html
RV コレクターズ・エディション
そういえば、ロビン・ウィリアムスも、ラスベガスで定番のショーに出たり、そっくりさんショーがあったりするんですよね。
見に行けば良かったなあ。
・ラスベガスでトップレスプール誕生
世界各地のリゾートで、トップレス可能なプールが広まりつつありますが、ラスベガスでもついに誕生した模様です。
http://www.barepool.com/
http://www.lvtaizen.com/html/main.htm
とは言っても、大人向けの落ち着いたトップレスプールではなく、ヤングアダルト向けのナンパ場所という感じの様子。
しかもえらく高い。
……まあ、行か無くって良かったかなあ。
・シルク・ド・ソレイユ、Zumanityで事故にあった、元新体操メダリストmaia tabakovaの続報
http://www.rsg.net/forum/viewtopic.php?t=15883&start=15&sid=bafecd34ce631a7f007a4dcbd566af9c
本人が今年の2月に掲示板にコメントを書いていますね。
時間はかかるけどなんとかなりそうということで、ちょっと安心しました。
彼女の復帰を祈願して、Zumanityでは増員をしていないのかも知れません。
空中リボン芸が女性カップルではなく男女のものになり、さらに水中芸がソロなので、だいぶ写真などとは違うな、と思っていたのですが。
・グランドキャニオン行きのバスで見た謎の映画の正体
グランドキャニオン行きのバスの中で上演していて、周囲の風景よりも乗客を魅了してしまった謎の映画、その正体が判明。
その名も「RV」。
ファミリーロードムービーで、そしてロビン・ウィリアムスらしい馬鹿映画。
グランドキャニオンへと向かう道中で見るには、臨場感があって最高の映画でした。
http://usagikame.blog10.fc2.com/blog-entry-34.html
RV コレクターズ・エディション
そういえば、ロビン・ウィリアムスも、ラスベガスで定番のショーに出たり、そっくりさんショーがあったりするんですよね。
見に行けば良かったなあ。
・ラスベガスでトップレスプール誕生
世界各地のリゾートで、トップレス可能なプールが広まりつつありますが、ラスベガスでもついに誕生した模様です。
http://www.barepool.com/
http://www.lvtaizen.com/html/main.htm
とは言っても、大人向けの落ち着いたトップレスプールではなく、ヤングアダルト向けのナンパ場所という感じの様子。
しかもえらく高い。
……まあ、行か無くって良かったかなあ。
日記概略
無事帰国 ラスベガス7,8日目
ようやく先ほど無事に帰国しました。
帰り道では、LAS-LAX間で、日本への乗り継ぎ便への搭乗券と、それにくっつけられていたビザ免除券の半券を無くして大騒ぎとなってしまいました。
それは、LAS-LAX間の飛行機に搭乗してすぐのこと。
胸ポケットに入れていたはずの乗り継ぎ便チケットをしまおうとしたところ、そこに無くなっていたのです。
隣席の橋本君と床や座席を二人キョロと探しましたが見つからず、通路側の方が迷惑そうな顔をしていたので、仕方なく一旦捜すのをあきらめ、上空でシートベルトサインが消えたらすぐに捜すことにしました。
この通路側氏は、明らかにNABに参加していたと思われる広告代理店かTVキー局関係かという感じの軽めの格好をした30歳くらいの男性日本人(仮にTV局氏としておきましょう)。着席の際にもこちらが上の棚から取り出して一時的に通路側席に置いておいた赤い毛布の上に挨拶も無しにドンと座ってしまい、こちらが挨拶をしても返事も返さないような我が儘っぷりを見せつけていたので、これ以上迷惑をかけて、妙に揉めるのが嫌だったということもあります。(米国の短距離便では、人数分の毛布がないので、一種早い者勝ちのような状況でもあるのですが、まあそこはそれ、必要な人が取る分には問題がないのです。でも、同じ日本人同士なんだから一言挨拶くらいあっても良いのじゃないかと……)
で、上空に出て安定するまで20分間。シートベルトサインが消えると同時に座席を出ようとしますが、そこは3人掛けの窓側席。このTV局氏が動いてくれないことには出にくくて仕方がありません。しかし、同氏はこっちのトラブルがよく聞こえているはずなのに地蔵のように前を向いたまま固まっていて、「excuse me、失礼」と、声をかけても「ああ」と答えるだけで席を立とうともせず。
なんで通路側なのに一旦立ってくれないんだろうとも思いましたが、まあ、仕方がありません。
橋本君とこのTV局氏の2名をまたいで通路に出ました。
狭い中型飛行機の上でドリンクサービスのカートを避けながらサーカスのような姿勢で頭上の棚を開け、自分の荷物を手早く全部確認しますが、見つからず。
揺れる飛行機の中で捜し物をしている内に、さすがに飛行機酔い気味になってきました。
これは本格的にやばいな、と思い、キャビンアテンダントさんに状況を説明。
e-チケット発券なのでボーディングパスの再発行は無理にお願いすれば可能なはずですし、ビザ免除半券については、日本に帰国してから米大使館とやりとりをして、何とかする覚悟を固めたのです。
金髪美人のキャビンアテンダント嬢は、地上に着き次第ラスベガス空港に落とし物がないかに電話してあげる、ということだったので、取りあえず機内探索をあきらめ、橋本君にそのことを伝えようと座席の方を振り返りました。
……どこか妙です。
TV局氏が前を向いたまま固まっていて、その向こうには橋本君の真剣に案じてこちらを見ている顔。周囲のお客さんたちも、こちらを心配そうに、あるいは興味深そうにちらちらと見ています。
そこで湧き上がってきたのは、一つの疑問。
……なんでこの人は、迷惑そうな顔も、心配そうな顔もしていないのだろう?
知人や優しい人間であれば、こちらの状況を知れば心配そうに見つめるはず。逆にお高くとまった人間であれば、常に迷惑そうにこちらを見るはず。
スチュワーデスさんにまで連絡をして機内周辺中の注目を集めている状況だというのに、非常にプライドの高いと思われるTV局氏が状況の途中から急にそのどちらもしなくなったいうのは、あまりに妙じゃないか?
滞在中、親切なアメリカ人たちに囲まれていた後だけに、その違和感はますます強くなります。
そもそも、私は乗り込みの際に次のボーディングパスも確認しているので、無くなったこと自体がそもそも妙なのです。
私は飛行機酔いのふらつく足下で荷物を頭上に戻し、このTV局氏に、座席に戻る旨を告げ、彼が立ち上がりやすいように通路を一旦あけました。
しかし、彼はやはり前を向いたまま、やや席を後ろにずれるだけで立ち上がろうとせず。
そして、少し浮き上がった彼の尻の下には、私が一時的に置いた毛布がちらっと見えました。妙にくしゃくしゃにされて押し込まれている感じです。
……私は確信しました。
「すみませんが、一旦席を立っていただけますか?」
そういわれると、彼の顔に始めて表情が浮かびました。それは驚きの顔。
しかし私も、出来るだけ真剣な顔を作って、彼に立ち上がることを促します。同氏の横に立つ橋本君にも目配せをして、彼を立たせるように促します。
そして、彼は観念したかのようにのろのろと立ち上がり……
「あった!」
やっぱり、チケットは彼の尻の下、背中側のシートとの間、丸められた毛布の隙間に、きちんと置かれていました。
もちろん、誰が悪いかといえば、チケットを落とした(あるいは恐らく、取り出した毛布と一緒にうっかり座席の上に置いた)私が100%悪いのです。
旅の疲れからか、肌身離してはならないものを身から離した。それはやってはいけないことであるのは間違いがありません。法的にも倫理的にも私一人の責任であり、全ては私一人の問題、それは間違いのないところです。
しかし、これだけの騒ぎになっているのにもかかわらず1時間近くも尻の下の違和感に気づかない訳もありませんし、すぐ隣席での落とし物騒ぎにもかかわらず自分の尻の下を確認しようともしなかったとすれば、それはそれで問題です。
気がついた瞬間に、笑ってここにあったよ、と教えてくれればすむ話なのに……
ちょっとした面倒や、ちょっとした恥を嫌ったのでしょうけれども……
キャビンアテンダントさんに発見の報告後、妙にがっくりと疲れてしまいました。
自分のミスによる紛失というだけであれば、まあ手間暇をかけて再発行をすれば良いだけのことで、ここまで疲れなかったとは思います。
パスポートをなくしちゃう人も多いのですから、e-チケット発券のスーパーのレシートのようなボーディングパスを無くすくらい、旅ではよくあるトラブルの一つです。次回米国入国の際に少々困るかも知れませんが、大した問題ではありません。旅行にはありがちな馬鹿な(あるいは馬鹿のよくやる?(笑))大失敗の一つです。
しかし、そうではなく、どうにも今回の件では、日本の社会が抱える病巣を、帰国の途でまざまざと見せつけられてしまった気がしてならなかったのです。
その後、LAXでは、AA航空のラウンジ、アドミラルズクラブで休憩。
クッキーとコーヒー以外何もかも有料という実にアメリカらしいラウンジですが、スタッフも周囲の人も皆親切で、落ち着きます。
帰り便への乗り継ぎは、預け入れ荷物も自動で乗り継ぎ、乗り換え時間はほんの10分ほどという、非常に快適な旅でした。
空港で妻の出迎えを受け、その後家に帰ると、犬が驚愕の表情で出迎えてくれました。
まあそりゃ、犬にとってはえらく長い無帰宅だったに違いありません。今も、私にべったりとくっついたまま、離れません。
日米双方が酷い不況に陥っている中での今回の旅は、色々と考えさせられるところがある旅でした。
NABへのApple・Avidの不参加から始まり、閑散としたカジノホテルの状況、米国内でのダムまで守る異常なテロ警戒、そして大自然と、それを観光資源とするための大規模開発。銃と、それを道具として使いこなそうとする社会の問題。そして、人と人が支え合うという社会構成のあり方そのものの問題。それらに対する解決法のズーマニティその他ショーなどのアーティストサイドや、航空会社などの組織運営者からの様々な提示。
やはり、他国を見るというのは、自国を知るための最も重要な手助けの一つでもあるな、と、つくづく感じます。
とりあえず、これにて6泊8日の旅は、一旦終了です。
帰り道では、LAS-LAX間で、日本への乗り継ぎ便への搭乗券と、それにくっつけられていたビザ免除券の半券を無くして大騒ぎとなってしまいました。
それは、LAS-LAX間の飛行機に搭乗してすぐのこと。
胸ポケットに入れていたはずの乗り継ぎ便チケットをしまおうとしたところ、そこに無くなっていたのです。
隣席の橋本君と床や座席を二人キョロと探しましたが見つからず、通路側の方が迷惑そうな顔をしていたので、仕方なく一旦捜すのをあきらめ、上空でシートベルトサインが消えたらすぐに捜すことにしました。
この通路側氏は、明らかにNABに参加していたと思われる広告代理店かTVキー局関係かという感じの軽めの格好をした30歳くらいの男性日本人(仮にTV局氏としておきましょう)。着席の際にもこちらが上の棚から取り出して一時的に通路側席に置いておいた赤い毛布の上に挨拶も無しにドンと座ってしまい、こちらが挨拶をしても返事も返さないような我が儘っぷりを見せつけていたので、これ以上迷惑をかけて、妙に揉めるのが嫌だったということもあります。(米国の短距離便では、人数分の毛布がないので、一種早い者勝ちのような状況でもあるのですが、まあそこはそれ、必要な人が取る分には問題がないのです。でも、同じ日本人同士なんだから一言挨拶くらいあっても良いのじゃないかと……)
で、上空に出て安定するまで20分間。シートベルトサインが消えると同時に座席を出ようとしますが、そこは3人掛けの窓側席。このTV局氏が動いてくれないことには出にくくて仕方がありません。しかし、同氏はこっちのトラブルがよく聞こえているはずなのに地蔵のように前を向いたまま固まっていて、「excuse me、失礼」と、声をかけても「ああ」と答えるだけで席を立とうともせず。
なんで通路側なのに一旦立ってくれないんだろうとも思いましたが、まあ、仕方がありません。
橋本君とこのTV局氏の2名をまたいで通路に出ました。
狭い中型飛行機の上でドリンクサービスのカートを避けながらサーカスのような姿勢で頭上の棚を開け、自分の荷物を手早く全部確認しますが、見つからず。
揺れる飛行機の中で捜し物をしている内に、さすがに飛行機酔い気味になってきました。
これは本格的にやばいな、と思い、キャビンアテンダントさんに状況を説明。
e-チケット発券なのでボーディングパスの再発行は無理にお願いすれば可能なはずですし、ビザ免除半券については、日本に帰国してから米大使館とやりとりをして、何とかする覚悟を固めたのです。
金髪美人のキャビンアテンダント嬢は、地上に着き次第ラスベガス空港に落とし物がないかに電話してあげる、ということだったので、取りあえず機内探索をあきらめ、橋本君にそのことを伝えようと座席の方を振り返りました。
……どこか妙です。
TV局氏が前を向いたまま固まっていて、その向こうには橋本君の真剣に案じてこちらを見ている顔。周囲のお客さんたちも、こちらを心配そうに、あるいは興味深そうにちらちらと見ています。
そこで湧き上がってきたのは、一つの疑問。
……なんでこの人は、迷惑そうな顔も、心配そうな顔もしていないのだろう?
知人や優しい人間であれば、こちらの状況を知れば心配そうに見つめるはず。逆にお高くとまった人間であれば、常に迷惑そうにこちらを見るはず。
スチュワーデスさんにまで連絡をして機内周辺中の注目を集めている状況だというのに、非常にプライドの高いと思われるTV局氏が状況の途中から急にそのどちらもしなくなったいうのは、あまりに妙じゃないか?
滞在中、親切なアメリカ人たちに囲まれていた後だけに、その違和感はますます強くなります。
そもそも、私は乗り込みの際に次のボーディングパスも確認しているので、無くなったこと自体がそもそも妙なのです。
私は飛行機酔いのふらつく足下で荷物を頭上に戻し、このTV局氏に、座席に戻る旨を告げ、彼が立ち上がりやすいように通路を一旦あけました。
しかし、彼はやはり前を向いたまま、やや席を後ろにずれるだけで立ち上がろうとせず。
そして、少し浮き上がった彼の尻の下には、私が一時的に置いた毛布がちらっと見えました。妙にくしゃくしゃにされて押し込まれている感じです。
……私は確信しました。
「すみませんが、一旦席を立っていただけますか?」
そういわれると、彼の顔に始めて表情が浮かびました。それは驚きの顔。
しかし私も、出来るだけ真剣な顔を作って、彼に立ち上がることを促します。同氏の横に立つ橋本君にも目配せをして、彼を立たせるように促します。
そして、彼は観念したかのようにのろのろと立ち上がり……
「あった!」
やっぱり、チケットは彼の尻の下、背中側のシートとの間、丸められた毛布の隙間に、きちんと置かれていました。
もちろん、誰が悪いかといえば、チケットを落とした(あるいは恐らく、取り出した毛布と一緒にうっかり座席の上に置いた)私が100%悪いのです。
旅の疲れからか、肌身離してはならないものを身から離した。それはやってはいけないことであるのは間違いがありません。法的にも倫理的にも私一人の責任であり、全ては私一人の問題、それは間違いのないところです。
しかし、これだけの騒ぎになっているのにもかかわらず1時間近くも尻の下の違和感に気づかない訳もありませんし、すぐ隣席での落とし物騒ぎにもかかわらず自分の尻の下を確認しようともしなかったとすれば、それはそれで問題です。
気がついた瞬間に、笑ってここにあったよ、と教えてくれればすむ話なのに……
ちょっとした面倒や、ちょっとした恥を嫌ったのでしょうけれども……
キャビンアテンダントさんに発見の報告後、妙にがっくりと疲れてしまいました。
自分のミスによる紛失というだけであれば、まあ手間暇をかけて再発行をすれば良いだけのことで、ここまで疲れなかったとは思います。
パスポートをなくしちゃう人も多いのですから、e-チケット発券のスーパーのレシートのようなボーディングパスを無くすくらい、旅ではよくあるトラブルの一つです。次回米国入国の際に少々困るかも知れませんが、大した問題ではありません。旅行にはありがちな馬鹿な(あるいは馬鹿のよくやる?(笑))大失敗の一つです。
しかし、そうではなく、どうにも今回の件では、日本の社会が抱える病巣を、帰国の途でまざまざと見せつけられてしまった気がしてならなかったのです。
その後、LAXでは、AA航空のラウンジ、アドミラルズクラブで休憩。
クッキーとコーヒー以外何もかも有料という実にアメリカらしいラウンジですが、スタッフも周囲の人も皆親切で、落ち着きます。
帰り便への乗り継ぎは、預け入れ荷物も自動で乗り継ぎ、乗り換え時間はほんの10分ほどという、非常に快適な旅でした。
空港で妻の出迎えを受け、その後家に帰ると、犬が驚愕の表情で出迎えてくれました。
まあそりゃ、犬にとってはえらく長い無帰宅だったに違いありません。今も、私にべったりとくっついたまま、離れません。
日米双方が酷い不況に陥っている中での今回の旅は、色々と考えさせられるところがある旅でした。
NABへのApple・Avidの不参加から始まり、閑散としたカジノホテルの状況、米国内でのダムまで守る異常なテロ警戒、そして大自然と、それを観光資源とするための大規模開発。銃と、それを道具として使いこなそうとする社会の問題。そして、人と人が支え合うという社会構成のあり方そのものの問題。それらに対する解決法のズーマニティその他ショーなどのアーティストサイドや、航空会社などの組織運営者からの様々な提示。
やはり、他国を見るというのは、自国を知るための最も重要な手助けの一つでもあるな、と、つくづく感じます。
とりあえず、これにて6泊8日の旅は、一旦終了です。
日記概略
ラスベガス6日目射撃訓練日
NABも最終日を迎え、ラスベガス滞在も、いよいよほぼ終わり。
街はすっかり普段の雰囲気です。
で。
帰国前にやっておくべき事があります。
それは、射撃の訓練。
銃に馴染みの薄い日本の方には、意外と思われるかも知れませんが、シューティングはオリンピック競技にもなってる立派なスポーツなんです。
私も、せっかく覚えた技術ですので、取りあえず、年に一回程度、海外に出た時に暇があったら射撃をするようにしているのです。
とは言っても、グアムやサイパンあたりの観光客用の室内射撃ではまったく無意味です。
ああいうのはただ撃たせて面白がらせるだけのアトラクションですので、射撃の腕云々にはまったく関係がなく、それどころか、整備や弾丸の品質にも怪しいところがあり、危険でもあります。あれでは、銃への理解を深めるどころか、無理解を深める役にしか立たないのではないかと危惧もしています。
まあ、観光の一環としてならそれも致し方ないかなとは思うのですが、でも、どうせ撃つなら、ちゃんとスポーツ・武術の一環として訓練をしてくれるところが良いわけです。
そしてラスベガスには、日本人ガンマンでは恐らく最も高名な方の一人であるキャプテン・中井クニヒコ氏が経営・指導されているデザート・シューティング・ツアーがあるのです。ここの門を叩かない手はありません。
http://www.desertshooting.com/
ホテルまでは、なんと、キャプテン中井氏と、奥様ご自身がお迎えに来てくださりました。
伝説のガンマンに会え、正直、感動です。
*中井氏の伝説は、下記を参照
http://www.norari.net/gun/back_gun.php
私自身も軍事マニア系の雑誌に記事や漫画を書いていたこともあり、また、アニメや映画などの制作でも武器・銃器・兵器の専門制作者として見られることが多いため、そうした話をしながらシューティングクラブへ向かいます。
昨年のNABの最中にはヴァージニア州立工科大学での乱射事件が発生して多数の死者を出しましたが、それでも、米国では銃の容認論の方が強く、現状では大学キャンパス内でも、自衛のために拳銃所持を許可するようにしようという運動が盛んになっているようです。
これはもちろん、日本のメディアでの報道とはまったく違う内容です。日本のメディアは、自国での銃規制を正当化するために、あたかも米国で銃規制論が盛り上がっているかのような嘘を流しているわけです。それで本当にマスメディアと言えるのでしょうか?
子供から刃物を取り上げた結果、逆に、刃物の危険性や痛みを理解しない若者が増え、ナイフでの殺傷事件などが増加しているのはご存じの通りです。
銃も、もし、広く一般に訓練する機会があれば、日本各地で起っている乱射事件の大半は発生しなかったのではないか、という個人的な思いも語りました。
こういうスポーツの常で、大先輩のお話は、ためになることばかりです。
なんと、キャプテン中井氏自身、銃関連の映像制作をされていて、そのためNABにも参加されていたそうです。
そしてシューティングクラブ到着。
シューティングクラブは、日本にもあるスポーツで言うと、ゴルフクラブやマリーナに似た、極めて社交性の高い施設。実際、ここラスベガスのシューティングクラブはクレイ射撃コースで有名で、クラブ員には名士の方々が多いようです。
ライフルレンジと、ピストルレンジ、それに、前述のクレーのコースがあり、いずれも雨の降らないラスベガスらしく、屋外コースとなっています。
室内の無風状態で銃を撃っても上手くなりませんから、非常にありがたいコース設定と言えます。
そしていよいよ、射撃レンジへ入ります。
まずは、ライフルレンジを借りきり、米軍正式アサルトライフルM16/AR15と、スナイパーライフル・レミントンM700PSSの射撃から開始です。
街はすっかり普段の雰囲気です。
で。
帰国前にやっておくべき事があります。
それは、射撃の訓練。
銃に馴染みの薄い日本の方には、意外と思われるかも知れませんが、シューティングはオリンピック競技にもなってる立派なスポーツなんです。
私も、せっかく覚えた技術ですので、取りあえず、年に一回程度、海外に出た時に暇があったら射撃をするようにしているのです。
とは言っても、グアムやサイパンあたりの観光客用の室内射撃ではまったく無意味です。
ああいうのはただ撃たせて面白がらせるだけのアトラクションですので、射撃の腕云々にはまったく関係がなく、それどころか、整備や弾丸の品質にも怪しいところがあり、危険でもあります。あれでは、銃への理解を深めるどころか、無理解を深める役にしか立たないのではないかと危惧もしています。
まあ、観光の一環としてならそれも致し方ないかなとは思うのですが、でも、どうせ撃つなら、ちゃんとスポーツ・武術の一環として訓練をしてくれるところが良いわけです。
そしてラスベガスには、日本人ガンマンでは恐らく最も高名な方の一人であるキャプテン・中井クニヒコ氏が経営・指導されているデザート・シューティング・ツアーがあるのです。ここの門を叩かない手はありません。
http://www.desertshooting.com/
ホテルまでは、なんと、キャプテン中井氏と、奥様ご自身がお迎えに来てくださりました。
伝説のガンマンに会え、正直、感動です。
*中井氏の伝説は、下記を参照
http://www.norari.net/gun/back_gun.php
私自身も軍事マニア系の雑誌に記事や漫画を書いていたこともあり、また、アニメや映画などの制作でも武器・銃器・兵器の専門制作者として見られることが多いため、そうした話をしながらシューティングクラブへ向かいます。
昨年のNABの最中にはヴァージニア州立工科大学での乱射事件が発生して多数の死者を出しましたが、それでも、米国では銃の容認論の方が強く、現状では大学キャンパス内でも、自衛のために拳銃所持を許可するようにしようという運動が盛んになっているようです。
これはもちろん、日本のメディアでの報道とはまったく違う内容です。日本のメディアは、自国での銃規制を正当化するために、あたかも米国で銃規制論が盛り上がっているかのような嘘を流しているわけです。それで本当にマスメディアと言えるのでしょうか?
子供から刃物を取り上げた結果、逆に、刃物の危険性や痛みを理解しない若者が増え、ナイフでの殺傷事件などが増加しているのはご存じの通りです。
銃も、もし、広く一般に訓練する機会があれば、日本各地で起っている乱射事件の大半は発生しなかったのではないか、という個人的な思いも語りました。
こういうスポーツの常で、大先輩のお話は、ためになることばかりです。
なんと、キャプテン中井氏自身、銃関連の映像制作をされていて、そのためNABにも参加されていたそうです。
そしてシューティングクラブ到着。
シューティングクラブは、日本にもあるスポーツで言うと、ゴルフクラブやマリーナに似た、極めて社交性の高い施設。実際、ここラスベガスのシューティングクラブはクレイ射撃コースで有名で、クラブ員には名士の方々が多いようです。
ライフルレンジと、ピストルレンジ、それに、前述のクレーのコースがあり、いずれも雨の降らないラスベガスらしく、屋外コースとなっています。
室内の無風状態で銃を撃っても上手くなりませんから、非常にありがたいコース設定と言えます。
そしていよいよ、射撃レンジへ入ります。
まずは、ライフルレンジを借りきり、米軍正式アサルトライフルM16/AR15と、スナイパーライフル・レミントンM700PSSの射撃から開始です。
日記概略
ラスベガス5日目街歩き
NABもエキシビジョン3日目になると、ほとんど終了モードになってきます。カンファレンスから数えたら5日目なんですから無理もありません(^^;
そんなわけで、今日のNABは橋本君が新聞を取りに行っただけでおしまい。
そう、NABはイベント開催期間中オリジナルのフルカラー新聞が無料で配られるイベントなのです。(まあそりゃ、14万人も実数で参加していれば、ちょっとした地方紙よりも大きい発行部数であるわけで(^^;)
では、街歩き編。
まず、今のラスベガスと言えばここ、という、旧フォーコーナー付近に移動。
様々な風景の混じるストリップの町並みは、いつ見ても奇妙で面白いものです。
夜は光り輝くエッフェル塔も、昼間見ると、妙に短くって愛嬌がありますね。
今回町歩きに出た主目的の一つが、これ!
そう、かのサンドウィッチ伯爵家の経営するサンドウィッチ屋、Earl of Sandwich(アールオブサンドウィッチ)です!
ここは、全米4件目のお店になるそうです。
そんなわけで、今日のNABは橋本君が新聞を取りに行っただけでおしまい。
そう、NABはイベント開催期間中オリジナルのフルカラー新聞が無料で配られるイベントなのです。(まあそりゃ、14万人も実数で参加していれば、ちょっとした地方紙よりも大きい発行部数であるわけで(^^;)
では、街歩き編。
まず、今のラスベガスと言えばここ、という、旧フォーコーナー付近に移動。
様々な風景の混じるストリップの町並みは、いつ見ても奇妙で面白いものです。
夜は光り輝くエッフェル塔も、昼間見ると、妙に短くって愛嬌がありますね。
今回町歩きに出た主目的の一つが、これ!
そう、かのサンドウィッチ伯爵家の経営するサンドウィッチ屋、Earl of Sandwich(アールオブサンドウィッチ)です!
ここは、全米4件目のお店になるそうです。
日記概略
ラスベガス4日目NAB2日目
NABも2日目。
各社でパーティなども執り行われ、最も盛り上がる日です。
長丁場で体力勝負となる日なので、朝食をしっかり取ろうということに。
まずは、評判の良いLuxorへ。
いやあ、馬鹿みたいに広い!
おまけに、トコトン半端なエジプト風が、非常に楽しめます。
そしてついに地下階のファラオバッフェに!
ここはガイドブックや様々なWebサイトなどでも評判の良いバッフェなのですが……
妙に行列が短く、やや閑散としているのが引っかかります。
とはいえ、サブプライムローンとブッシュ・レイムダック政権の影響で、ラスベガス中にものすごい不況の嵐が吹き荒れているので、あまり気にもしなかったのですが……
料理はさすが評判通りの味。
特に、クリームチーズ和えのフルーツが、ブルーチーズの香りがして、とても美味しかったのです。
ただ、フルーツポンチは、ちょっと痛んだ感じもあり、不況を実感しました。
しかし、同行の橋本君にそのことを話すと、「え、そんな料理あったっけ」、という反応。
もちろん、これが後でとんでもない事態を呼ぶのは、言うまでもありません(笑)
各社でパーティなども執り行われ、最も盛り上がる日です。
長丁場で体力勝負となる日なので、朝食をしっかり取ろうということに。
まずは、評判の良いLuxorへ。
いやあ、馬鹿みたいに広い!
おまけに、トコトン半端なエジプト風が、非常に楽しめます。
そしてついに地下階のファラオバッフェに!
ここはガイドブックや様々なWebサイトなどでも評判の良いバッフェなのですが……
妙に行列が短く、やや閑散としているのが引っかかります。
とはいえ、サブプライムローンとブッシュ・レイムダック政権の影響で、ラスベガス中にものすごい不況の嵐が吹き荒れているので、あまり気にもしなかったのですが……
料理はさすが評判通りの味。
特に、クリームチーズ和えのフルーツが、ブルーチーズの香りがして、とても美味しかったのです。
ただ、フルーツポンチは、ちょっと痛んだ感じもあり、不況を実感しました。
しかし、同行の橋本君にそのことを話すと、「え、そんな料理あったっけ」、という反応。
もちろん、これが後でとんでもない事態を呼ぶのは、言うまでもありません(笑)
日記概略
ラスベガス3日目NAB初日
いよいよ、NAB2008のエキシビジョンが開幕しました!
まずは、ホテルのバフェで腹ごしらえをしてから、MGMグランドホテルに移動、モノレールに乗り込みます!
……いきなりとんでもない大行列です。
この行列待ちなどで、MGMで少々散財(^^;
ようやく会場に到着!
ご存じの通り、ラスベガスコンベンションセンターは世界最大のコンベンションセンターなのですが、そこに収まりきらず、周囲のホテルのコンベンションルームまで利用してNABイベントは執り行われます。
日本の建物でわかりやすくで言うと、有明ビックサイトに幕張メッセを足して、その間をパシフィコ横浜でつないだ感じで、隣に帝国ホテルをくっつけたような会場規模。
はっきり言って、一日で回りきれる面積ではありません。(というか、開催全期間中使っても、全ブース回るのは物理的に不可能)
参加者数が、日ごとの合計延べ人数でなく事前の入場バッヂ発行実数で14万人以上(日本風に延べ人数で大げさに言えば、エキシビジョンだけで延べ60万人くらい、カンファレンス込みで70万人以上の延べ人数です)。そしてそのほぼ全員が放送と映像、音声などのプロ。考えれば考えるほど馬鹿みたいなイベントです。(ちなみに、入場バッヂ一個、2万円くらいします(^^;)
とはいえ、実はこれでもAvidとAppleという二大企業が撤退し、だいぶ規模が縮小してしまった方なんですけれども。
会場では、様々な放送用ソフトウェアやハードウェアの新製品が発表されています。
うちの会社としては、メインのツールである、Autodesk 3ds maxのブースをまずは見学。
ぽろっと聞いた話では、今年から、maxをNABで、MAYAをSIGGRAPHAで発表していく形になるみたいですね。
まずは、ホテルのバフェで腹ごしらえをしてから、MGMグランドホテルに移動、モノレールに乗り込みます!
……いきなりとんでもない大行列です。
この行列待ちなどで、MGMで少々散財(^^;
ようやく会場に到着!
ご存じの通り、ラスベガスコンベンションセンターは世界最大のコンベンションセンターなのですが、そこに収まりきらず、周囲のホテルのコンベンションルームまで利用してNABイベントは執り行われます。
日本の建物でわかりやすくで言うと、有明ビックサイトに幕張メッセを足して、その間をパシフィコ横浜でつないだ感じで、隣に帝国ホテルをくっつけたような会場規模。
はっきり言って、一日で回りきれる面積ではありません。(というか、開催全期間中使っても、全ブース回るのは物理的に不可能)
参加者数が、日ごとの合計延べ人数でなく事前の入場バッヂ発行実数で14万人以上(日本風に延べ人数で大げさに言えば、エキシビジョンだけで延べ60万人くらい、カンファレンス込みで70万人以上の延べ人数です)。そしてそのほぼ全員が放送と映像、音声などのプロ。考えれば考えるほど馬鹿みたいなイベントです。(ちなみに、入場バッヂ一個、2万円くらいします(^^;)
とはいえ、実はこれでもAvidとAppleという二大企業が撤退し、だいぶ規模が縮小してしまった方なんですけれども。
会場では、様々な放送用ソフトウェアやハードウェアの新製品が発表されています。
うちの会社としては、メインのツールである、Autodesk 3ds maxのブースをまずは見学。
ぽろっと聞いた話では、今年から、maxをNABで、MAYAをSIGGRAPHAで発表していく形になるみたいですね。
日記概略
ラスベガス2日目
ラスベガスの2日目は、グランドキャニオン見学素材撮りへ。
私は2度目なのですが、何しろ前回は911以前の話なので峡谷自体はほとんど無変化でも、人工施設の方は色々と変化がありまして(^^;
前回、空路でLAから飛んで、あまりのあっけなさにつまらない思いをしたので、今回は、陸路のツアーとなりました。
使ったのは、ビジョン航空のバス。
航空会社なのに、なぜかバスツアーもやっています。
ちなみに航空機ツアーは日本人ばかりで、バスツアーはその他の国、という構成が多いようです。
地上から見る光景も楽しいんですけどね。
そして出発前の写真。
時差ボケと3時半起きで眠そうです。
そしていよいよ出発!
まずは、巨大ダム、フーバーダムを目指します。
フーバーダムによる湖、ミード湖を見ながらダムを目指します。
しかし、この湖もなにもかもがでかすぎて、写真だとただのオモチャにしか見えません。
私は2度目なのですが、何しろ前回は911以前の話なので峡谷自体はほとんど無変化でも、人工施設の方は色々と変化がありまして(^^;
前回、空路でLAから飛んで、あまりのあっけなさにつまらない思いをしたので、今回は、陸路のツアーとなりました。
使ったのは、ビジョン航空のバス。
航空会社なのに、なぜかバスツアーもやっています。
ちなみに航空機ツアーは日本人ばかりで、バスツアーはその他の国、という構成が多いようです。
地上から見る光景も楽しいんですけどね。
そして出発前の写真。
時差ボケと3時半起きで眠そうです。
そしていよいよ出発!
まずは、巨大ダム、フーバーダムを目指します。
フーバーダムによる湖、ミード湖を見ながらダムを目指します。
しかし、この湖もなにもかもがでかすぎて、写真だとただのオモチャにしか見えません。