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 読売新聞の緊急世論調査で、面白いデータが上がってきました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090326-OYT1T01026.htm?from=navr
 読売なので、題字や文体は戦中の大本営発表のようなものなのですが、重要なのはこの記事のラストの方です。
「今回調査で「民主党代表に誰がふさわしいか」を聞いたところ、岡田克也副代表が19%でトップとなった。小沢氏は9%にとどまり、菅代表代行17%、前原誠司副代表16%、鳩山幹事長13%を下回る5番手だった。民主支持層では〈1〉小沢氏23%〈2〉菅氏21%〈3〉岡田氏19%――の順だったが、有権者全体に向けた「選挙の顔」としての小沢氏への期待はしぼんだ格好だ。」
 この数字はとても重要です。


 調査全体、つまり読売新聞ですから基本的に自民党支持者の割合が高い時には圧倒的に岡田氏が民主党代表であることを望み、民主党支持者では小沢塾長が代表であることを望んでいる、と言う形です。
 これはつまり、自民党支持者から見て最も勝ちやすい民主代表が岡田氏であると見られているということに他なりません。
 従来から、メディア各種で取り上げられた突然の岡田さん代表推挙説には奇妙なところがあったのですが、これで納得がいきました。
 今回の国策捜査を期に、自公が勝てる代表にすげ替えてやろう、ということだったんですね。


 民主党内でこれを期にクーデターを企てて自分の地位向上を、なんて考えている人は居ないとは思いますが、もし万一そんな気の迷った人が居たとしたら、この調査結果をよく見てじっくり考えてみて欲しいものです。
 実際、岡田さんで敵に有利になるかどうかはわかりません。わかりませんが、少なくとも敵はそう考えて岡田さんを推挙しているのは間違いないところです。
 岡田さんご自身は大変優れたお方ですし、非民主党支持者たちが考えるようには岡田さんが自公官僚にとって容易い相手であるとは思えません。しかし、逆に言えば、敵の支持者たちは、小沢一郎以外であれば誰でも勝てると考えているということなのではないでしょうか。
 結局、民主党は小沢一郎以外では選挙は勝てず、敵は小沢一郎が代表を続行することを最も恐れているのです。
2009-03-27_01:53-teduka::Politics

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