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2007年1月

1/27(土) 00:01

 ちなみに、「ロン毛のヨン様って、アキバ系よね」とは妻の談。
 ううむ、そうかも。


1/27(土) 00:00

 まずは、楽しい日記バージョン。

 今回は、2泊3日の韓国旅行でした。
 妻の頭の怪我もだいぶ治り、私の肺も小康状態になったので、とりあえずの快気祝いということで行ってきました。
 今回、飛行機には大韓航空をセレクト。
 いつものスターアライアンス系じゃ無くって大韓にしたのは、羽田−金浦間のビジネスクラスがえらく安かったからなのです。成田−仁川線と異なり、需要の多い羽田−金浦は安くなることが希ですので、これがチャンスとばかりに行って参りました。

 まずは朝一番に犬をペットホテルに預けたあと、お昼前には羽田空港国際線ターミナルへ。
 ……ええっと、プレハブの粗末な建物しかないんですが。。。
 え?このトタン板で出来た安っぽい橋、搭乗口ですか。。。

 いくら仮の建築とはいえ、これはちょっと。。。

 ……と思っていたのですが!
 中はなかなか立派でした。

 出国後にはちゃんとビジネスクラスラウンジもあり、仮建築ながらも内装には気を使って、ちゃんとラウンジらしくしていました。

 ただ、気になったのが、ラウンジにいた日本人が私たち夫婦くらいだったこと。
 大韓航空とはいえ、その日一番早いもっとも便利な便ですので、当然日本人は大勢乗っています。経済的に、まだまだ日本は不景気のようです。(私たちはたまたま超激安のチケットを買えたおかげで乗れましたが。……ばらしてしまうと、実は、その辺の旅行代理店で買う羽田発格安エコノミーの平均額よりも安かった(^^;)
 しかも、この日のウォンのレートは、市場最高値の1ウォン = 0.129円以上を更新!
 つまり、1万円で、たったの77519ウォンにしかならない!
 昔々円が強かった頃、1万円で12万ウォンくらいになっていたことを考えると、絶望的になります。しかもソウルの物価は急激に上がっていて、今やその生活費は東京以上なのです。(ソウルは世界4位、東京は世界7位の生活費)
 要するに、円が、4,5年前の半額程度の価値になってしまっているのです。
 参考までに、今、7万ウォン(1万円弱)で買えるものはホテルの朝食2人分+飲み物くらいです。もっとわかりやすく言うと、コンビニで買うロッテのお菓子が2200ウォン(283円)、観光地での小さい缶入りウーロン茶が3000ウォン(387円)、喫茶店でコーヒーを一杯飲むと6000ウォン(774円)、ホテルの伝統茶が12000ウォン(1548円)くらいです。
 ね?東京ならどれも半額でしょ?
 ちなみに私が韓国に仕事や取材に行っていた円が強かった頃は、観光地の高めの缶ウーロン茶一本900ウォン(当時のレートで70円強くらい)、ちょっと良い店でもコーヒー一杯4000ウォンくらい(当時のレートで350円弱くらい)でした。
 ここ数年の我が国の凋落ぶりに、愕然です。

 そして呆然とあまりに少ないウォン札を眺めているうち、あっというまに、ソウル金浦空港着。
 空路の関係で、成田−仁川間よりも、実は相当近くなっているんですよね。(実は空にも決められた道があるんです。目には見えないし触れないものですが)
 超格安の条件のせいで、ホテルまでは他のツアー客と一緒に団体行動でしたが、その後はフリー。ちなみにホテルは、現在民放で再放送されて再ブレイクしつつある”冬ソナ”で有名なソウルプラザホテル。そう、要するにヨン様ツアーに便乗するチケットだったのですね〜(笑)(安いだけの理由はあるわけで(^^;)
 ソウル市内に思いっきり早く着いたので(なんと、午後3時過ぎにはホテルについていました)、ホテル近くにあった徳寿宮を見学。羽田−金浦初体験ですが、初日からバリバリ動けるのは凄い!

 ここは、日本併合直前の大韓帝国時代の建物もそのまま残る、数少ない史跡。
 当時の滅びつつある王権を象徴して全体にこぢんまりとした作りですが、時代に合わせた立派なティールームが併設されていたようです。とても立派で素敵ですよねー。

 宮殿巡りをしているうちに日も暮れてきたので、ロッテ百貨店へ。
 おーどこもかしこもヨン様だらけだ。

 この日は、そのままロッテデパートの食堂にて、日本では法律上(天然記念物なので(^^;)食べられない、烏骨鶏のサンゲタンを堪能しました。
 デパ食らしい粗末なテーブルとパイプ椅子の食堂にて、一羽18000ウォン(2322円)なり。ああビンボって悲しい。。。
 いや、とんでもなく美味しかったんで、文句はないんですけどね(^^;

 そのまま東大門に行き、Dootaビルの中にある馴染みの店で、めがねとサングラスを新調。
 いつものお兄さん、私のことを覚えていてくれて、あまりの円の弱さに同情して、赤字覚悟の大値引きをしてくれました。(あまりに安すぎて、ここでは書けない。。。(^^;)
 昔々円が強かった頃、ちょうど店をDootaに出店したばかりの彼の店で色々と買っていた分を、改めて返してくれた感じです。(めがねの調整をしながら懐かしく彼と昔語りをしましたが、当時はCGバブルの頃で私もゲームムービーでそれなりに稼いでいたんですよね。しかも円も強く、独身だったし。それが今や、ド貧乏旅行者。ああ。)
 うう、人の情けが身に染みます。。。

 もちろん、ホテルの冷蔵庫のドリンクはとても手が出ないので、Dootaビルの周囲の超安売り店で2リットル1100ウォン(142円)の安い水を買い置き、黄砂でがらがらに乾いたのどの渇きをしのぐことにしました。
 そして、日付が変る頃、ホテルに戻って、枕を涙でぬらしながら、初日は就寝です。


1/26(金) 20:35

 とりあえず、韓国から帰国しました。
 バーガーキングの店舗数は減り、38度線はほとんど緊張がない、ぬるい地帯になっていました。(地雷は埋まっていますけれども)

 とりあえず、今回の旅の主目的はハンバーガーを食べることと、「なぜ、韓国は北朝鮮のミサイル発射にも、核実験にも強く反対できないのか?」の謎を解くことだったのですが、偶然にも色々と話を聞くことが出来たため、背景事情を含め、かなり明確な答えが得られた気がしています。
 この件について詳細は、後ほどアップします。


1/23(火) 21:44

 で、バルジュー7751っていうのはこれのことです。
http://www.ofrei.com/page1170.html

 クロードメイラン買った金額考えると、原価割れをしているような気も。



1/23(火) 21:23

 ちなみに突っ込みがあったので書いておきますが、クロードメイラン、実は思いっきり安い時計ですよー!
 驚きますよ、値段聞いたら(笑)
 なにしろ、国産機械式時計よりも安いんですから。

 でも見た目と機能だけは、高級路線。
 超お得な時計です。
 日本だと、銀座のバーニーズニューヨークで実物を見れます。


1/23(火) 21:02

 お気に入りの機械式時計「クロードメイラン(Claude Meylan)」。
 バルジュー7751搭載時計の中では極めて安価な部類にもかかわらず高級機械時計としての要件を備えており、大変コストパフォーマンスが良い時計なのですが、実は一点だけ問題があります。
 それは、革ベルトが牛革の型押しで、しかも品質が極めて低い、ということ。一応手縫いではあるのですが、あっという間に腕の形が付いてしまい、まあ、お世辞にも高級に見えるとは言えません。
 さらに、尾錠もステンレス製の貧弱なもので、これもマイナス点。

 そこで、東急ハンズで、ベルトをオーダーメイドしてみました。

 材質はシャーク。色はちょっと冒険して、焦げ茶色に黒の模様が入っているものにしました。汗かきなので、裏地は化学繊維。中にクッションを入れて、厚手のベルトにしました。
 縫い糸は太めの黒として縫い方は台形。テーパーはほとんど付けず、ベルト尻は丸みを帯びた易しいデザインとしました。
 尾錠はDバックルタイプ。ステンレスですがきちんと磨き上げてあり、見た目にも綺麗なものです。
 実際に時計に取り付けて貰うと、ドレスウォッチにも使えるような華やかさが出て、いい感じです。


 これで、なんと取り付け料込み1万3000円。
 もちろん安い買い物ではないですが(なにしろ、Gショックが買えちゃう。。。)、しかし、なかなかコストパフォーマンスに優れた良い買い物をしたかな、と思っています。


1/23(火) 00:12

 ちなみに、フライデー事件や淫行罪で捕まった人が知事ってどうなのよ、という気持ちも個人的には少々。
 そのまんま東さんの場合、政治家や文筆業にありがちな、政敵か何かに痴漢の冤罪をかけられたという類ではないですしねー。


1/22(月) 23:48

 なんと、宮崎県知事選で、タレント候補のそのまんま東氏が誰の予想をも覆す圧倒的得票差で知事となってしまいました。

 そのまんま東知事の誕生の真の驚きは、自民党のみならず、公明党支持者(=創価学会員)ですら半数近くの人が自公候補ではなく、そのまんま東に投票した、というところです。
 ニュースステーションに寄れば、自公の選挙事前予測では、自民党支持者が7〜8割、公明党支持者が9割は自公候補に投票するという読みでしたので、これが大きく外れたことになります。
 これはつまり、優秀な選挙マシンとしての公明党が機能しなくなりつつある、ということです。
 しかし、考えてみればこれはごく当たり前の話で、創価学会に所属していたとしても学会べったりのごく一部の人を除いてはそれぞれの人生や生活があり、知事選びは生活に密接に影響を与える選挙だということなのでしょう。それを、ただ宗教幹部の命令だからといって自分の生活に害を与えるような選択は出来ない、というだけのことなのではないでしょうか。

 思えば今年の初め、熱心な創価学会員として有名なDJ OZUMAが紅白での裸ボディースーツで陳謝を強いられたのも暗示的でした。今までのNHKであれば、創価学会の視聴率を恐れてなあなあに済ませているところなのでしょう。しかし、一昨年の大河ドラマ「義経」で池田氏自らの声がけによる創価学会総掛かりにもかかわらず平均20%割れの失敗(後半に至っては15%以下の回も多い)、そしてその結果創価抜きとなった昨年の「功名が辻」で毎話20%を超える大成功をしてしまったため、創価学会の力が視聴率にほとんど影響がないことが露呈してしまった感があります。それ故のこのごろの強気の態度といえるのではないでしょうか?(著名ブログ「きっこの日記」でも突っ込みがありましたが、他局でも、「あるある」など、従来なら露呈しにくかった創価系タレントの多数出る番組のトラブルが表沙汰になってきていますし、業界関係者も遠慮をしなくなってきている感があります)

 本来、公明党の理念は創価の理念の結集した潔癖と平和の政党であるはずですが、自公連立となって以来それに反する事態がたびたび続いたために、求心力を失いつつあるといえるのかも知れません。
 これは、自社さ連立政権時の社会党を強く思い起こさせます。(思えばあの時、私は辻本さんの下でボランティアしてたんですよねー(^^;)
 社会党が崩壊した時もそうでしたが、やはり、意見の違う他党と連立を組んで政権党になるというのは、何らかの理想を持つ団体にとって猛烈な毒薬になるのでしょうか。

 ちなみに余談ですが、個人的には、本来応援したい民主党のふがいなさが情けない限り。。。
 選挙で勝てないならまだしも、その前に、独自候補も立てられないって、どういうことよ。二大政党のもう一つの話題が「余談」になっちゃうって、どうすりゃいいのさ?
 日本の国際競争力を取り戻すために必須のホワイトカラーエグゼンプションにも反対しちゃうし。挙げ句、天下の悪法共謀罪は自公に通されちゃいそうだし。
 これで、参院選乗り切れるの?>民主


1/22(月) 10:56

 今、健康系テレビ番組で、納豆の試験データが偽造されていたという話題が世間を賑わせています。

 で。
 この納豆データ捏造問題の原因のひとつとして、制作会社に支払われる低予算が取りざたされていますが、映像制作者の端くれとしては、それはちょっと違うだろう、と声を上げたいとことです。

 私の会社も映像制作会社ですが、うちでは物理的に不可能な予算での仕事は、ちゃんと、お断りしています。また、法的・倫理的に問題のある仕事やエロ、宗教系の仕事もお断りをするようにしています。
 もちろん、一度そのようにお断りすれば、その後そこからの仕事は取れなくなる危険がありますが、無理な予算や倫理を無視してまで低クオリティな映像を作っても、他の仕事先には白い目で見られ、せっかくつないだその相手も、次回以降さらに低予算にできると踏んでくることは必至です。さらに言うのならば、その会社が低予算で制作をしたことによって制作単価相場が下がり、周囲の会社にもそうした極端な安価での制作を強いることになります。
 ですから、たとえどんなに脅されたとしても、決してそういういい加減な仕事はしてはならないのです。
 もちろん、所詮は下請けであることが多い制作サイドが、発注側に逆らうということは大変なことです。でも、駄目なものは駄目と強く言えねば、結局そうした部分は自分の身に降りかかってきます。
 考えても見てください。法律や倫理よりも自分の予算や宗教や都合を優先し、データ改ざんやエロを作らせたがるクライアントやエージェントが、いざというときにあなたやあなたの会社を守ってくれると思うのですか?
 だって、予算が極端に少ないという時点で、すでにあなたやあなたの会社がどうなっても良いと考えている証拠ですよね?
 この手の無茶を言うクライアントやエージェントに限って極端な低予算なのは、これは偶然ではないのです。

 今回の制作会社さんは、仕事が無くなるかもしれないという恐怖心を言い訳として楽なほうへと流れてしまったのですから、いくら低予算であっても残念ながらこれは自業自得。
 結局、そういう圧力を加えられた時に、肩肘張って突っ張ってこそのクリエイターなのではないでしょうか?
 ぜひ、今回の失敗をバネにして、今後の仕事では、強く突っ張った仕事っぷりを披露していただきたい所です。


1/21(日) 15:49

 ついに、Wiiの購入に成功しました!
 いや、実は客先の帰りに見かけたのですが、同行していた弊社のIさんの白い目線を気にせずに、行列に並びましたよ!

 で。これは凄いですね。
 Wiiって、結局中身はニンテンドウゲームキューブなのですが、それにリモコンインターフェイスと無線LAN機能を付けただけで、これほど別のマシンに化けるとは!
 今まで私の会社は、ゲーム系の仕事をするときにはPS系ばかり仕事にしてきましたが、今後はこっちも考えなければならなくなりそうですね。
 でも、ニンテンドウ系の開発キットって、どうやって入手するんでしょ???

 ちなみに、ガンダムハンマーのふりすぎで、筋肉痛です(^^;


1/17(水) 21:47

 あれから12年の年月が流れました。
 私は、被災者という立場ではなく、ボランティアという立場で関わっただけでしたが、自然の力のすさまじさと、人の力の弱さ、人の心の美しさ、そして権力者の欲の醜さなど、震災は様々なものを教えてくれました。
 本当に多くの犠牲が出ました。ボランティア仲間からも犠牲は出ました。

 そうした犠牲を生まれて初めて目にして、私の人生は、あの日から変わりました。
 犠牲になった方々の魂に安らいでいただくためにも、せめて、その変化が私にとって良い変化であるように努力を続けなければならないと、毎年この日に、心に命じ直します。


1/10(水) 22:48

 今週のサンデー連載あだち充先生の漫画「クロスゲーム」にこんな台詞が。

「今時の映画、C・Gでいくらでもごまかせるんだろ。ボールの行方なんか気にするな。」

 わはははは!
 そういえば、あだち先生原作の某実写作品で、うちでCGの野球ボールを作ったことがありましたっけ(笑)


1/9(火) 23:24

 最近、日本唯一のヨット雑誌である「舵」誌の代わりに読んでいるのが、マリーナの大先輩に紹介されたこの雑誌です。
 肺が治るまで出港できない今は、海に思いを馳せるために、とても大事な雑誌となっています。


 「Practical Boat Owner(PBO)」というイギリスの雑誌で、その名の通り、実用的なヨット関連の情報が満載の月刊誌です。ボートという名ではありますが、基本的にヨットが専門です。

 この雑誌の素晴らしいのは、ヨットが庶民のスポーツであるという立場で全ての記事が書かれていることで、庶民の手に届かないむやみに高価な船の紹介もほとんど無ければ、罵声ばかりの稚拙な学生レースや札束を海に捨てるようなアマチュアレースの記事も皆無。
 あくまでも、20〜30ftくらいの庶民のヨットの、DIYや実用方法やイギリスの港の紹介などがメインなのです。

 記事のクオリティも非常に高く、提灯記事はゼロ。
 例えば、落水の記事を書くのに、実際に沖で落水をしてみて、様々な落水救助製品を試してみて、率直な評価をしています。
 DIYの記事も、素人には困難で夢のような実用性のない理想論ではなく、実艇を使っての具体的なもの。


 問題点といえば、雑誌の全てがイギリス英語なので米語に慣れすぎた日本人には読解がかなり困難なことくと、せっかくの詳細な入港案内が残念ながらイギリスの島々しか扱っていないことくらいですが、記事のクオリティの高さを考えれば、そのくらいの困難はたいしたことがありません。


 正直、PBOを読むと、あまりの出来の違いに、舵誌が読めなくなります。
 PBOは、日本でお馴染みの高価な船やレースや学生体育会の記事がないため、ステータスシンボルやレース目当てでヨットを持っている人にはお勧めできる本ではありませんが、まじめにセーリングを考えてブルーウォーター派でヨットをしている人には強くお勧めできる本です。

 ネットから申し込みが出来、日本までの送料込みの2年購読で、約130英ポンド(約3万円)なので、一冊あたり約1250円で、舵誌とほとんど変りません。
 ヨットは飾るものではなく乗るものと思っているのでしたら、一度購読してみてはいかがでしょうか?
http://www.pbo.co.uk/


1/9(火) 10:50

 本日、防衛省が発足しましたね。

 結局のところ、自衛隊も含めた軍隊とは「武器を持った公務員」に過ぎません。
 現状、武器を持たない公務員ですら天下りや癒着などの問題を制御し切れていないわけで、それが武器を持って公務員自身の自己防衛を始めると、手がつけられなくなります。
 事実、米国や戦前の日本をはじめ多くの国で、兵器産業と防衛関係公務員との癒着から戦争が勃発したことは、枚挙に暇がありません。
 現在の日本を見ても、去年や一昨年のここ数年間だけでも、防衛庁や関連省庁の起こした不祥事は、数え切れないほどあります。
 そうした状況に対策のないままに省に格上げするのは、正直、拙速に過ぎると感じられます。
 まず、先に公務員身分の保障の廃止などの根本的な公務員制度改革を行った上で、省への格上げをするべきであったのではないでしょうか。
 結局、小泉改革でも公務員の身分保証の廃止は先送りにされてしまっており、もっといえば、警察・防衛関係については、そもそも、身分保障の廃止検討の対象から外されてすらいます。
 もちろん、世界で2番目に緊張した地域にある国としては、現実論として再武装化はやむをえない部分がありますが、その前にするべきことを一切せずに突き進むのは、国家の先行きを考えるに、大変不安でなりません。


1/6(土) 09:32

 ちなみに、仕事初めの日、会社ではWii大会もやりました(笑)


1/5(金) 23:37

 いや、日記の遅れでもシステムの故障でもありませんからご安心を。
 9月にテキサスのケーキ屋に申し込んだクリスマスケーキが、翌年になってようやく届いたのです。


 届くまでが四苦八苦でした。
 まず、12月初旬に届くはずのケーキが届かず、メールにて問い合わせをしたものの梨の礫。仕方がないので12月中旬に、先方のホームページ上からチャットでのクレーム処理を申し込み、チャットで担当者と対決!
 私は電話での英会話は苦手だけど、昔ネットゲームウルティマオンラインで鳴らした英語チャットは、少しばかり自信があるのです!(ええっと、PKばかりしてたから、Kill Uとか、LOLばかり得意なのですが(笑)
 で。「私は確かに送ったわよ。税関で止められたに違いないわ、きっとそうよ!」とのたまう敵を「日本では税関にモノが押さえられれば必ず連絡が届く」と説得。ようやく発送させることに成功しました。

 で、届いたケーキの箱には、12月6日のシールが。。。そして輸送伝票には、12月21日の発送日。
 やっぱり出し忘れてたんじゃないか!

 ちなみに、そんなケーキですが、年を越えてもちゃんと食べられます。
 ぎっちりと焼き固められていて、えらく長持ちするケーキなのです。

 早速切り取って、一口。
 濃厚なドライフルーツの甘みが口の中に広がって、幸せです。


1/5(金) 23:09

 今日は仕事初めの日。

 まず、朝一番に、仕事初め用の寿司屋を探す。
 さすがに松の内だけあって寿司屋は見つからず(何せ築地が開いたのが数時間前なのだから当たり前)。駅ビル地下の寿司屋に魚が運び込まれたのを見て、無理を言って最優先で作ってもらう。
 会社についたら社員一同年賀状の確認。
 そのまま角樽を開け、皆で升を持ち、乾杯。
 適度に気持ちよくなったところで、近くの稲荷神社、亀戸天神をお参り。会社用にと引いたおみくじは中吉。さい先良し。
 その後、船橋屋本店にて皆であんみつを食べ(ごつい連中が甘味屋に押し寄せた姿はなかなか。。。)、皆は帰社。私は年賀状に張るラベルを探しに、錦糸町へ。
 そして、会社に戻った後、K君と二人プリンターと格闘!
 四苦八苦の末年賀状約300枚を仕上げ、帰宅しました。

 何というか実に仕事初めらしい仕事初めでした(^^;
 初日からバリバリと働かない、こんなのんびりとした仕事初めは実に5年ぶりくらいですね。
 来週からは全力です。


1/4(木) 08:14

 これで、この正月の散財は終了。
 あ〜。ただでさえ肺の治療でお金がかかる時期に、えらい贅沢をしてしまった(^^;
 これで、超貧乏生活に逆戻りです。
 節約節約。


1/4(木) 07:54

 今更ですが、今年のおせち紹介。

 料亭赤坂浅田の、2人用おせちでした。(さすがにフルサイズのおせちはとても買えないので(^^;)
 実はこれ、注文を忘れていて、ぎりぎり29日になっての申し込みという有様(^^; この時点でコンビニおせちも間に合わなかったので、AMEXのPtデスクに泣きついたのです。
 もちろん、浅田も名だたる料亭だけあって本当は締め切っていたのですが、AMEXのPtデスクで押さえて貰っていた分があって、それを回して貰いました。AMEXの担当者さん、浅田の総女将さん、無理を聞いていただいて本当に感謝です。
 ちなみに、注文の際、直接総女将直々と電話でお話しが出来ました。さすがに一年で一番忙しいおせちの仕込みの時期だけあって、日本最大最上といわれる天下の浅田の総女将ご自身が電話をご自分で取られるんですね。感動しました。確かにその時期一番手が空くのはすでに指示を出し終わっている総女将ご自身であるわけで、戦力の配分に冷静に自分自身も組み入れるその姿勢、私も自分の会社が大きくなっても見習おうと考えております。

 ちなみにおせち。もちろん味は最高でした。
 これほど旨い料理がこの世にあったのかと。
 おせち料理って、決して、保存を重視したまずいものを食べる苦行じゃなくって、本来は食を通じて新年を祝う、神聖なごちそうだったのだな、と感じられる味でした。
 何というか、口の中から初詣をしたような、そんな厳かな気分になれる料理でした。

 コンビニ売りおせちの半分のサイズのくせに同じくらいの値段がする代物でしたが、その価値は確かにありました。


1/3(水) 23:45

 会社用、自宅用を合わせ、お茶福袋3点を購入。
 数年前から買っていたルピシアのお茶のレベルが資本関係で大きく下がってしまったので、去年から中国茶専門店茶語(チャユ)の福袋に切り替えています。


 まずは、3千円の福袋。
 1グラムあたりで言うと世界一高いお茶と言われる、特級大紅包をはじめ、銘茶がずらり。まともに買えば大紅包だけで余裕でおつりが来ますよね(^^;
 ちなみに、蜜柑に入った柑子烏龍は初めて見るモノです。
 国内で、私が知らないお茶がまだまだあることを思い知りました。(片っ端から飲んだ気でいたんですけどね(^^;)


 次は、同じく茶語の1万円の福袋。
 こちらは、なんと、茶器3点セット付き。我が家は茶海(チャカイ)をミルクピッチャーで代用していた上、茶壺(チャフウ)も一つしかなかったので、追加の意味で買いました。
 こちらはデザイン缶入りの茶葉で、保存に便利なのが嬉しいところ。
 茶語の君山銀針はこの福袋のデザイン缶でしか手に入らないので貴重なところです。ついでに、ジャスミンティも日本では手に入りにくい茶王タイプ(7回香り付けをした特製品)です。


 最後の写真は、フォートナム&メイソンの5千円福袋。
 ロシアンキャラバンティ250g大缶をメインに、2種類のティーバック、さらにはフォートナム&メイソンといえばこれ、ビタータイプのビンテージ卿マーマレード他ジャム2つ入り。さらにクッキーも。

 今年もルピシアを買った友人が多いのですが、これでもまだ、ルピシアを買います?(笑)


1/2(火) 20:58

 年末年始で実家なんぞにも行っているので、普段テレビのない我が家も「芸能人格付けチェック」なぞを見ています。

 で、気になったところが何点か。

 まず、「亡国のイージス」の阪本順治監督の作品を見分ける、と言うもの。
 これは、並み居る俳優女優の皆さんが、お笑い芸人さんの作った偽映像の方を支持しましたが(それに対して阪本順治監督作品を支持したのはプロレスラーだけ)、これはちょっとな、と思います。
 実は映画って、ついこの間まで斜陽産業だったわけで、そのため、その時期に参入した映画監督さんって、ちゃんとした正規の映画教育を受けている人は少数派なんですよ(そういう人材は、お金のあるテレビ業界に入っちゃっているわけで(^^;)。で、阪本順治監督も実は、一般の大学出身。従って、ちゃんとしたコンテュニティスタイルの映像って、苦手なはずなのです。それに対して、今時の若手お笑い芸人さんというと、熾烈な競争を勝ち上がった人であるわけで、一通り映像の勉強をしていると考えるのが自然です。そうなると、シーン繋ぎの見せにくい短編作品では、映像の手法に沿った素人作品の方がよく見えてしまうのは仕方がないことです。
 タレントが格付けされるのではなく、タレントによって阪本順治監督自身の映画知識を格付けしてしまった感がありますね。
 これで間違えたタレントさんは、実は映像を見る目があるといえるでしょう。

 次いで、牛肉を見分けるもの。
 実はこれ、畜産関係者には常識なんですが、超高級牛って実は肉の味そのものはオージービーフに劣るんですよ。
 なぜかというと、日本特有の霜降り牛って、牛肉の味の苦手な日本人向けに、肉全体に広がった脂によって味が満遍なくぼけるように作られたものなんです。
 で、おそらく、高級牛の比較対象にされているのって、値段から言って、グラスフィードの(放牧して育てた)オージービーフなんですよね。
 そうなると、肉の味だけで言うと、圧倒的に運動量の多い、オージービーフなんです。
 だから、実は間違えた人の方が舌は確かなんです。
 これも、ズルイ問題ですよねー。


1/1(月) 01:37

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします!

http://www.aera.co.jp/



PerlDiary S Ver.1.02