Magamon's Log 航海日誌 | ホームページへ戻る |
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熱が出ると自然、辞書を読み始めたり、妙な調べ物が増えるモノですが、今回たまたま寝込みはじめに届いたAMEXの会員誌DEPARTURESのおまけで腕時計特集があったところから、時計についての調べ物が多くなりました。
DEPARTURES別冊の方はというと、予想通りトゥールビヨン(テンプ回転式自動補正装置)祭りの様相を呈していました。
これは、数年前に香港のプログレス社(現在は倒産)がトゥールビヨンの量産が可能なことを示したため必然的に起こった現象です。
トゥールビヨンといえば、ほんの2,3年前まではそのしくみがついているだけで腕時計の値段が数千万円単位になるというものでしたが、プログレス社の英断(暴挙?)のおかげで、実はそんなに高難度の仕組みでもないことが知れ渡り、各ムーブメーカーでトゥールビヨンの量産が始まったのです。
もちろん、量産品とは言ってもトゥールビヨンは、車で言うのならF1エンジンのようなモノ。例えば、DEPARTURESで「普段使いにお薦めの安価なもの」と評されていたジャガー・ルクルトの丸形(!)マスター・トゥールビヨンで、500万円台(プラチナケースだと約1000万円)という値段ではあります。
安くなったとはいえ、とても買えるものではありません。
と、ここまでは貧乏ヨットマンには全く縁がない世界の話ではあるのですが。
ものは試しと調べてみたところ、あったのです。
普通の人でも買える範囲の値段のトゥールビヨン腕時計が。
ボーナスをはたけば一般人にも買えなくもない、60万円〜75万円で、しかもこの日本に。
ご紹介しましょう。これがその素晴らしい腕時計です!
https://secsvr.net/kentex-jp.com/col/model/tourbillon/default2.htm
そう。Kentexなんですよ。
防衛庁本部契約時計メーカーとして、その手のマニアには「航空ファン」他の通販カタログでお馴染みの。あの。
https://secsvr.net/kentex-jp.com/col/index_jsdf.htm
なんと言いましょうか、ヤンマーがF1参入と言われても、ここまでの衝撃は受けなかった、とでもいいましょうか。
https://secsvr.net/kentex-jp.com/col/model/tourbillon/shousai2.htm
このトゥールビヨン、もちろんデザインは、マニアお馴染みの菊型竜頭のあの形。トゥールビヨン機構そのものはアジアメーカーからの輸入品のようです。
なんというか、トゥールビヨン機構を載せる以前に、色々とやるべきことがあるんじゃないのかな、という気がしないでもないのですが(特にデザインとか)。。。
とにかく、モノごっつい熱意とオーラを感じる意欲作には間違いがないのです。
我こそはミリタリー王者とお考えのあなた。冬のボーナスの使い道としてご検討いかがでしょう?(私? ほら、私はボーナス貰う側じゃ無くって払う側の人間ですので(笑))
毎年この時期定番ですが、風邪を20日間保持した結果、熱が下がらず、いよいよやばい感じに。
そう、今年も肺炎のシーズン到来です。
とりあえず、いつもの医者に相談して、いつも通りにジスロマックを処方して貰いました。
この薬、3日間飲めば1週間体内に残留して効果を発揮するタイプのマクロライド系抗生物質です。
効果的というだけじゃなくって、飲む回数が少ないというのは生活負担が軽くて良いですよね。
私の場合、風邪のウィルス感染→長期化→粘膜荒れて抵抗力落ちる→雑菌感染→肺炎というのが定番なのです。
子供の頃重症化させてしまったマイコプラズマ肺炎の時にこの薬があったら、今みたいなへっぽこな体にはならずに済んでいたのでしょうけれども。まあ、昔の話で無い物ねだりをしても仕方がないことです。
これでここ2,3年のように緑膿菌なり肺炎球菌なりマイコプラズマなりが退治できれば、今週末には社会復帰、駄目なら4,5年前のように秋の定番長期療養という分岐です。
何とか治りますように。
いよいよ年末が近づき忙しくなる一方の仕事の中、なんと今朝からメールが不調に。
なぜか、1年分くらいデータが飛び、復旧させたら今度はメール新規受信が出来なくなる有様。
丸一日かけて修復しても、再起動したらまた元の症状に。
Chkdskでも全く正常。ウィルスもスパイウェアも一切検出されず。
手も足も出ないとはまさにこのことです。
……。
ふと、思いついて、メールボックスをエクスプローラで生で見てみると。。。
2GB。
そう、ちょうど、受信トレイのサイズが2GBの大きさなのです。
もしやと思い、生きているメールを直接ファイルから拾い出して、分割してみると!
……今までの苦労はどこへやら、あっという間に完全復活です。
結局これ、2GBの壁なんですね。
2GBを超えてしまったために、Outlook側がファイルに正確にアクセスできなくなってしまっただけのようです。
メールを多用している方、くれぐれもご注意を。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;824093
あ、そうそう、ちなみに先日のセーリングで書き忘れが1つ2つ。
わざわざ電車で来て貰って、セーリングついでに飲み会となったのですが、実は、ブルックラディだと思っていたフィンラガン、カリラかも知れないです。
飲んでみたら、確かに似てる。
というか、このフィンラガン、今まで私が知ってたのと味違うんですよ。
この間飲んだフィンラガンがブルックラディだというのは間違いないと思うのですが、カリラも詰めているんですかねえ。。。
ますます謎が深まる酒です。
なお、今日も仕事の合間に強風の片付けにマリーナに行ったところ、同じマリーナの艇にご不幸があったことを知りました。
その後、マリーナの帰りにアブサンを購入。
妻と一緒に一杯飲んで、今日は寝ます。
私の愛艇でもあるFlicka級のメーリングリストによると、どうやら、カナダのヨットメーカーSaga MarineがFlicka級のメーカーでもあるPacific Sea Craft(PSC)を買収したようです。
これに対して、Flickaメーリングリスト、及び、Flicka日本語版メーリングリストでは、複数のオーナーから歓迎のメッセージが流れ始めています。
そもそも、元々のオーナー(現CABO YACHT経営陣)から現在の投資団体経営に移行して以降、PSCの品質の劣化は目立ってきていました。
例えば、PSCの顔とも言えるFlicka級の生産を停止しそのサポートを打ち切るかと思えば、大型艇はダブルエンダー(船の前だけでなく後ろも波を切る形状になっている)というPSCの鉄則を破り、他社にもあるような現代的形状の30ftオーバーの艇を次々に発表していたことなどが挙げられます。
確かに、Flicka級は20ftという超小型でありながら新艇で1000万円近くするという極めてコストパフォーマンスの悪い艇であり、それに比べて、30ftオーバーの通常の品質の中大型艇であれば、1500万円程度でもそれなりに見栄えのする値打ち感のあるものが作れる、というところがあります。
しかし、PSCのファンが求めているのは、ずばり「オーバークオリティ」であり、間違っても「お値打ち感」ではありません。
例えば、私のFlickaで今年の頭に見つかった傷は、日本国産艇なら廃船も検討に入れなければならないレベルのものです。
しかし、PSCのオーバークオリティ設計・製造の結果「外皮のほんの表面を削っただけの傷」という状態で、全く品質に問題なく修復が出来ました。
我々PSCのヨットオーナーが求めているのは、ずばり、そうした高品質なのです。
Saga Marineはカナダでは高品質で知られるメーカーです。
ヨットのことが判る経営陣がようやくPSCに帰ってきたのではないかと、我々PSCファンは期待をしているのです。
http://www.pacificseacraft.com/
木曜は、ゲストが来るというので久々にセーリング!
腰も癒えてきたので、ようやく沖に出られます。
ところが、当日は完全無風。
セールは上げてみたものの風呂敷状態。結局機走でディズニーランドを海から見て、マリーナで飲んでおしまいでした。
まあ、こんな日もありますよね。
秋には、日本上空で台風並みに急速に発達した低気圧、通称「爆弾低気圧」が発生することがあります。昨日もちょうど、そんな低気圧が発生した日でした。
そして、ヨットが趣味の人間は、そうした異常発達した低気圧やら台風やらの日には、マリーナに駆けつけなければ行けません。船は所詮、ロープで簡単にクリートと呼ばれる出っ張りに縛り付けてあるだけなので、そうした舫い紐を点検しなければならないのです。(ちなみにクリートとは、港で、ハードボイルドな海の男が足をかけているあのでっぱりです)
そして、私のヨットを泊めてあるマリーナは、東京ど真ん中。なんと、下水処理場の下流にあります。
そんなわけで、下水まみれになりながらよろよろと妻を迎えに行き、無事帰宅。
今日は半日寝ていました。
実は、妻が頭を殴打されたのも、10月の、爆弾低気圧とそれと連動した台風が暴れていた日でした。
そういえば、また、そろそろ病院に行かなければ行けない時期ですね。
ちなみに、”フィンラガン”は、他の蒸留所のものを詰めたボトルもある、といわれています。
シングルモルトには違いないのですが、ロットによって全然違うものが入っていることもある、という説です。
”ブルックラディ”をはじめとする、アイラ島の商工会の人たちの頑張りが透けて見える逸話です。
腰痛でヨットに行けない間に、ヨットのキャビン内で大事件が起こっていました。
お気に入りのアイラモルト”ブルックラディ”の悲惨な最期です。
夏の陽気で加圧してしまったらしく、見事に大爆発。
アルコール度数50度を超えていても、未濾過なので圧力が上がりやすいのですよね。
未開封のとっておきの一本だったのに。。。
実はこのお酒、”フィンラガン”のブランドでも知られているアイラモルトなのです。
フィンラガンとは、アイラ島にかつてあった城の名前で、”フィンラガン”ブランドのモルトは、その城の跡地にある蒸留所で作られた、とされています。
アイラ島には8つしか蒸留所が無く、それぞれに個性的な味を出しているため、この”フィンラガン”ブランドがどこの蒸留所のモルトであるのかを当てるという、一種ゲーム感覚のモルトとなっているのです。
日本では、旧フィンラガン高原の近くに”ボウモア””カリラ”の二つの蒸留所があるところから、この”フィンラガン”は”カリラ”であるとされていることが多いのですが、飲んでみれば誰でもわかるとおり、”フィンラガン”は”カリラ”とは全く違う味わいなのです。
私が長年飲み比べてみた結果、実際のところは、この”ブルックラディ”こそが、”フィンラガン”そのものの味で、おそらく、これこそが”フィンラガン”であろうと思われます。(実際、ブルックラディ蒸留所は、こうしたイベント性の高い商売が非常に上手いことでも知られています)
ヨットにお呼びしたみんなで飲み比べをしようと思っていたのですが、残念!
そして、変なものシリーズ。
セブンイレブンで、先週まで江戸川区限定で売り出されていた商品。その名も”おでん茶漬け”。
コンビニの店頭に置いてあるおでんの汁をおにぎりに入れるというシンプルなものなのですが、わさびを付けて食べるとこれがうまい!
ただ、元コンビニバイト経験者としての思い出では、あのおでんって、大概、虫だらけなんですよね(^^;
”ハエ汁”なんて言うバイト間の隠語もあったくらいで。
私はアウトドア派なので、虫が多少入っていても加熱してあれば平気ですが、苦手な人はびっくりすることがある、かも。
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