Magamon's Log 航海日誌 | ホームページへ戻る |
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風邪を引いてしまったらしく、熱が出ております。
で。
さっそく、百薬の長を飲むわけで(^^;
今回は、近くのショッピングモールに入っている、量り売りの店で買ったウィスキーを3点。
風邪なので、ドライフルーツを添えて。
幸い、今回の風邪は味覚や嗅覚に異常はないので、美味しく頂けました。
Glen Mhor 45年 樽出し(シングル・ハイランド・モルト57.8%)
とっておきの一本。
すでに存在しない蒸留所の、超長期熟成の一本です。
薫りは、まるでドライフルーツそのもの。横に添えたドライフィグよりもよほどフルーティ。味も薫りの通り、甘く、そしてわずかなスモーキーさ。45年を感じさせない、まるでブレンドウィスキーのような飲みやすさです。そして確かなシングルモルトの味。
自分より年上の酒を頂くときには、酒自身と、それを取り巻く全ての人に対する限りない尊敬の念に打たれます。
とてもボトルでは買えない酒ですが、こういう量り売りだと100CCから買えるので、気軽に飲めるのが嬉しいところ。
ちなみに、ネッシーで有名なネス湖の水で作られています。
Bruich laddich 15年 樽出し(シングル・アイラ・モルト40%)
自社の社名の元になった、アイラモルトウィスキー。
15年と若い酒ですが、アイラとは思えないほど軽いスモーキーさに、Bruich laddichらしい確かな甘みとビートの苦み。まるで、キャラメルのようなお酒です。
さすが量り売りだけあって、非常に高い品質です。
謎のハイランド風 樽出し(ニッカ余市 原酒)
ハイランド風だけどハイランドじゃない。国産で中身は秘密、という量り売りならではのお酒ですが、飲んで一発。余市の原酒です。
いや実は私の舌が良いわけでなく、半年ほど前に、行きつけのバーで飲んできたばっかりだったのですぐわかったのですが(笑)
あくまでも、風邪対策で飲んでいるので、どれもほんの数滴づつ。
体も温まってきたところで、寝ます。
おやすみなさい。
台風が関東に接近中です!
今年は異常気象で海水温が高いため、きっと来ると思っていましたが、やっぱり来ましたね。
秋もここまで深まってからの台風は今のところ珍しいものですが、温暖化が進んだ今後は、もっともっと多発するのでしょうね。
そもそも、ここ数年の台風は、かなり日本に近い海域で発生しているんですよね。だから衰える前に日本に当たり、威力も強くなっているわけで。
台風だけじゃなく、スコールのような雨も定番化しています。
そのせいで、9月末から10月の週末がほぼ全て雨でヨットが出せないという悲惨な事態になっています。
趣味で海に出ていると、異常気象を肌で感じます。
本当に、急いで手を打つ必要があるんですよね。
本当は、今年の春の太平洋就航やNABで乗るはずだったシンガポール航空のA380が、ようやく就航した、というニュースが流れています。
以前も書きましたが、この飛行機は私にとって、911以前のグローバリズムの象徴ともいえる存在で、この飛行機が飛ぶような時代であったからこそのんきに会社なんて立ち上げなんかもしたわけであり……
導入されたのは、おなじみのカンガルー路線なので、本来なら、チャンギで給油して、便名を変えた後、そのまま日本を経由してLAまで飛んで行くはずの機材です。(B-747の場合)
ただし、A380はまだシンガポール航空にも一機しかないため、当面はチャンギ−シドニー間だけの就航のようですが、今からLA便就航が楽しみでなりません。
来年のNABはまだ無理でも、SIGGRAPHの時期には確実に就航を決めていそうです。(ビジネスをないがしろにしつつあるSIGGRAPHに、コンテンツビジネスマンである私が行く価値があるかどうかは別にして……)
とはいえ、実は飛行機に乗るの、とても苦手なんですけどね(^^;
週末、仕事の合間に、久々にマリーナに寄りました。
とはいえ、後の予定が使えていたため、ペラ掃除と浸水チェックだけの15分ほどでしたが(^^;
さすがに、桟橋を歩いていていきなり心臓が! なんていう事態が怖いので、しばらくマリーナから距離を開けていたんです。
医者のOKも出たことですし、これからは、またガンガン乗りたいと思っています。
Google検索関連で、ちょっと、ヤバめな情報がメールされてきました。
Google画像検索で”初音ミク”と検索したら、「瀧」の字のサイトをクリックしてみてください。その次に、Google上段メニューの「瀧」の字の画像をもう一度クリックしてみてください。
元は匿名掲示板での情報らしいのですが、これには驚かされます。
まあ、本当にテレビ局や広告代理店の圧力があったかどうかはともかく、この騒動でGoogleやYahoo!の信頼度が下がったことだけは間違いのないところでしょう。
「初音ミク」画像がネットから“消えた”?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news040.html
私の会社でも使っているDTMボーカルパートソフトウェア、VOCALOID2”初音ミク”に絡んで、該当ソフトウェア名でのネット検索が一部機能できなくなる「グーグル八分」の現象が起きているそうです。
TBS番組「アッコにおまかせ」でこのソフトウェアに対するバッシングを受けた直後にこのグーグル八分現象が発見されたことで、mixiの初音ミクコミュニティ内では、テレビ局か広告代理店が手を回したのではないか、という説まで流れています。(ちょうど、亀田反則事件で揉めている時期だし、ということもあるようです)
このソフトはあまりにも画期的で、従来のDTMの枠組みを超え、音楽のメインストリームをも変えうる力があります。
何しろ、人間のボーカル抜きで、DTMのみでボーカル入りの歌が作れるのですから。従来、スタジオや人件費、何よりも歌手人材の不足などで参加障壁となっていた部分が、一気に解消する可能性があるソフトなのです。
もちろん、楽器と同じで、VOCALOID2による歌は、いわゆる”打ち込み”の音楽にしか過ぎません。しかし、打ち込みであったとしても、今まで打ち込みのできなかったボーカル部分に打ち込みが使えるようになったという進歩は、非常に大きい者です。
とはいえ、今のところ、このVOCALOID2では、初音ミクという名前の通り、アニメ・ゲームジャンルでの曲しかカバーのできないタイプの音質です。
歌がある程度機械的であることが望ましいアニメやゲームミュージックの世界だからこそ、ここまでの爆発的ヒットになりえたのです。
つまり、元ソフトを作ったYAMAHAさんのVOCALOID2技術だけでなく、アニメやゲームミュージックの世界に適合したライブラリを、発売元のクリンプトンさんが作り出したからこそ、この力が生まれたわけです。
そして、ここで力が集まることにより、今度は、アニメやゲームジャンル以外の展開も考えられるようになることでしょう。
そうなれば、従来のビジネススキームにも大幅な変更があることが予想され、その点が、mixiコミュなどで、”初音ミク”を批判的に紹介したメディアや広告代理店への不信感を肯定する論拠となっているようです。
余談:
しかしまあ、実際のところ、私も経験しましたが、零細企業が大手と喧嘩するのはなかなか大変です。
こっちは喧嘩する気がなくとも、向こうはいろいろと手を回してくるわけで。
こうしたネット上での意見演出だけでなく、定番は、社員やスタッフの目立つ人間を取り込んであたかもそいつが権利を持っているかのように見せかけるパターンや、類似権利商品をどこからか掘り出してきて権利の無効を主張する手口などで、これには注意が必要でしょう。うちも偶然きっちりと書類を固めていたから潰れずに済みましたが、牧歌的零細企業の雰囲気のままでいると、大変なことになります。
用心はするに越したことはないでしょう。
もちろん、テレビ局さんや広告代理店さんが社をあげて具体的に”初音ミク”に何か妨害行為をやったとは思いにくいのですが、やはりこれだけ画期的なソフトだと、一部レベルでは、細々と反感を持つ人間も出るのでしょうし、ね。
ニュース:大毅 後悔…包丁見詰めていた
http://www.daily.co.jp/ring/2007/10/17/0000700105.shtml
また、亀田陣営から馬鹿な記事が出てきました。
いや、そんな家庭内のことよりも、内藤チャンプにちゃんと謝りなさいよ!
被害者面して何言ってんの?
世界戦でのあれだけ凄まじい反則は、日本はおろか、世界のボクシング史でもそうそうないよ?
デイリーって事は、また木村さんの記事?
正直、いい加減にして欲しい。
処分受けても、全然懲りて無いじゃない。
PS
亀田親子の、自称謝罪会見を見ましたが、亀田次男のあの態度は憔悴じゃなく、どこをどう見ても、ふてくされている、といいます。
オヤジも、言うに事欠いて不正指示はしていないと言い張っているし、もうどうしようもないですね。
ニュース:「公明・創価」の批判で国会バトル
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007101600824
石井議員、頑張れ!
私たちカルト被害者は、心から応援しているぞ!
とにかく、スキャンダルと、奥さんやご家族への階段からの突き落とし攻撃には充分に注意をして身を守った上で、カルト政党への徹底追求をして欲しいところです。
それにしても、議員候補の方が党に上納金を納めるとは、ちょっと異様なシステムですね。
政教分離はなされておらず、公明党も宗教団体そのものなんだな、と実感する話です。
どう考えても党から費用を支給されるのが普通の政党なのに。
上納金を集め、なおかつ政党助成金(=国民の血税)を受け取り、選挙も宗教パワーでボランティアばかりで……
はて、公明党に集まった多額の資金は、一体どこに行っちゃってるのでしょうね?
日本の他のこの手のイベントだと、欲の皮の突っ張った個人参加者が売らんかなの精神だけで暴れ回って雰囲気をぶちこわしにするのも問題なんですよねえ。
でも、この点、FBMでは、物を積極的に売りたい人は個人参加扱いではなく、協賛参加して気楽にテントショップを持てばいいわけで、そのバランス感覚は本当に素晴らしいものでした。
こういうイベントでは、ほとんどの個人参加者のミニショップは、あくまでも交流ついでに売れればいいな、というだけなので、のんびりと売ることが出来ますし、ガリガリ売りたい人はショップを建てるのでお互いに雰囲気を壊さずに済むんですよね。
さすが、歴史と伝統を感じる、名イベントでした。
この週末は、墓参りに木曽の田舎に戻り、そのついでにFBM(フレンチブルーミーティング)にも参加してきました。(犬は知り合いに頼んでお留守番でした)
木曽谷は一族の出身地なので、とても重要な土地なんです。
しばらく戻っていない間に、木曽川は、上流に出来たダムのせいで水温が下がり、魚が育たなくなってきてしまったそうです。
その代わり、水質は向上し、美しい渓流となっていますが……
生き物の育たない清流では、意味がないですよね。
道ばたに生えた高山植物も、川の水温の低下で風の温度が下がったのか、心なしか背が低くなった気がします。
辛気くさい墓参りや町議の叔父に連れられてのデイケア施設訪問の話を延々書いてもしょうがないので(元々諏訪神社系の家系で、神仏合祀の伝統が色濃く残っていて民俗学的には面白いには面白いんですが)、ついでに寄ったFBM(フレンチブルーミーティング)の話をメインにしましょう。
FBMとは、毎年車山高原で開かれるフランス車の祭典。
もともとはシトロエンユーザーグループがはじめたお祭りなのですが、フランス大使館の支援を受けている今では、フランス車全体のイベントになっています。
このイベント、なんと今年で21年目。
歴史と伝統あるイベントなんです。
まずは、諏訪湖経由でビーナスラインに乗り、車山高原へ。
昔はこの移動距離なら一日がかりでしたが、あちこちにトンネルが開通しているおかげで、あっという間に着くことが出来ました。
木曽川のダムの件とあわせて考えると、公共工事は痛し痒しですね。
取りあえず、ペンション村の駐車場に車を止めます。
もはや、高原中がフランス車だらけ。
毎年3000台以上のフランス車が集まる一大イベントですが、今年は何台あるんだろう?(参加者は7000人以上! 間違いなく、日本最大級の車イベントの1つです)
無事にメイングラウンドも当選し、ゆったりと楽しむことが出来そうです。
そうなんです、FBMは規模が大きくなりすぎて、イベントが開かれるメインのグラウンド以外にも10カ所も駐車場がある状況なんです。
宿泊施設も2ヶ月前に予約を入れないと難しい状況です。
取りあえず、まずは宿泊施設を予約できた人限定の前夜祭に参加。
上記の理由で相当な人数制限が入っているにもかかわらず、すごい人数です!
前夜祭には、フランスのコンサルバトワールで勉強をした才媛、クロマアコーディオニストの、かとうかなこさんが参加していました!
噂に違わぬ凄まじい才能!
物心着いたときから同じ道具に触り続けている人物特有の一体感と情熱が、観客を一瞬で虜にします。
で、ついつい、サイン入りCDとサイン入りミニアコーディオンを購入。(ただ、楽器が体の一部になっている人特有のムラっ気が伝わるCDで、正直、CDだけでは本当の良さが出ていないのが残念ですが)
他にも、フレンチ風チンドン屋の、フレンチんどん楽団も。
こちらは子供にバカ受けでした。
その後、場所をレストランに移し、MFC(マッドフレンチカフェ)に。
カフェとは言ってもフランス風のカフェなので、当然、コーヒーではなくワインを飲みます。
そう、車のイベントにもかかわらず、お酒が出まくるんですよ、FBMは(^^;
そのため、車は基本的に駐車場に止めっぱなしで、高原内はバスか徒歩での移動になります。
MFCでも、前夜祭同様、かとうかなこさん登場!
衣装をアダルトに変え、さらに情熱的な曲を披露!
……ああ、この人誰かに似ていると思ったら、高校時代の同級生の子に似ているんだ。お互いに色々意識はしてたけど、結局何も無しだった訳で。
あのころは若かったなあ、などと思いながら、あっという間に時間が過ぎ、気がつけばバスが終わっちゃってました(^^;
坂の多い高原は酔っぱらいにはしんどかったです(^^;
ペンションはスキーロッジがメインなので、誰も来ない夏の間にトイレの臭いが部屋に染みついてしまっていて、寝るまでの換気が大変でした(^^;
そして翌日。
朝食を食べ、メイングラウンドへ。
ひえええええ!
見渡す限りのフランス車。。。
本当に、高原が丸ごと1個フランス車で埋め尽くされています。
グラウンドに入らない車は道路に鈴なりで止まっています。
すごい。
クラシックカーも普通に置かれています。
もちろん普通にオーナーが乗ってきた車の他にも、主催者側の車両展示もされていますが、これも自走できるそうです。
すごい。
他にも、レースカーのレプリカ車両も。
あとは、私がプジョー206SWQSとどちらを買おうか真剣に悩んだ、シトロエンC3プルリエルも触らせてもらえました。
天井を固定するアームバーは予想以上に巨大で、圧倒されました。
確かにこれを気軽に外してオープンカーにするのは難しいかも。。。
あとは、206をモチーフにしたあこがれのぬいぐるみ”ぷじょーる”君の同窓会にも遭遇。
残念ながら今年はぷじょーる君の販売はやっていないそうでしたが、ぷじょーる君の飼い主の方々にお会いできただけでも楽しい経験でした。
こういうところ、ヨットと同じ感覚の世界ですよね。
続いて、ショップコーナーで福袋を購入。
プジョーグッズが山ほど手に入りました。
さらには、プジョーシールも入手。
どうせ乗り潰すつもりの車なので、206SWのバックドアに貼り付けて、ちょっとした個性を演出しようかと思っています。
そうこうしているうちに、メインステージでは、かとうかなこさんの演奏が開始。
うーん、やっぱりいいわ、この人。
昼は昼の感情がはっきり出る。夜と同じ曲も一曲あったのに、まったく別の曲に聞こえるくらいにインパクトが違う。しかも、寒さに負けずにパン屋の火まで手を温めながらのノリノリの演奏。
逆に言えば何らかの理由で気分が乗らないときにはそういう演奏になっちゃうんでしょうけど、それもまた味なんでしょう。
体も冷え切ったところで一旦ペンションに戻り、温かいカレーとコーヒーをいただき、体力回復!
元気いっぱいで会場に戻ると、毎度お馴染み原工房さんのマスコットライオンが、犬の散歩をしているところに遭遇!
めったに見れない、ライオンと犬の散歩です。
原工房さんは、イベントを盛り上げるほか、メドゥサン・デュ・モンド(世界の医療団)の募金活動にも積極的に参加されておられました。素晴らしいですよね。
その後、ジムカーナ大会を見たり、会場で買い物をしたりしながら、のんびり過ごし、午後3時を過ぎた当たりでみんなちらほらと帰りはじめます。
私もそれにならって、ビーナスラインを見ながら帰ることにしました。
……美しい眺めです。
車山は、木曽と違って空の重さがないんですよね。
木曽はやはり諏訪から落ちた武者たちの隠れ里なんだな、と思い返す瞬間でもあります。
その後、中央高速は20キロの大渋滞!
少し早めに出て大正解でした。
SAやPAに頻繁に寄りながら、のんびり帰りました。
もちろん中央高速もフランス車だらけで、SAやPAに駐まるたびにフラッシュが焚かれます。
そりゃ、フランス車に乗らない人は、何事かと思いますよねえ(^^;
もちろん私たち乗り手自身も、お互いにウィンカーを出したり、手を振ったりし合いながら次第に道路で分岐して行きます。
渋滞ですら楽しめるのは、FBMならではですね。
以前から、フランス車乗りはお互いに手を振り合ったり、独特の一体感がある不思議な集団だな、と思っていましたが、その秘密はこのFBMにあるんですね。
ヨットやボートもそういう挨拶をしあう習慣がありますが、それと非常に似ていて、私の肌に合う世界です。
FBMでのショッピングも、ハイエンドのショップの販売と協賛参加の小規模ショップの値頃感溢れる販売・実演、そして、駐車場各所で開かれる個人バザーの手作り感溢れる販売の3段構えで、非常に満足感があるものでした。
こうしたイベントは、ともするとプロショップとの関係でぎくしゃくしてしまい勝ちなものですが、なかなかどうして、まるで米国の映像系イベントのようになにもかもがスムーズに動いていました。お互いに旧知の仲であるかのように挨拶をし合い、何もかもがゆったりと、しかし流れるように進みます。
これは、ショップ側だけでなく、観客側も落ち着きのある大人だからこそ出来るイベントなのだな、というのが実感です。
ヨットでもこういうイベントが出来ればいいのになあ、と、切に思いました。(でも、日本ではそもそもヨット台数自体が少なすぎて、不可能なんですが)
今回のFBMは、知り合いも何も無しにいきなり参加したため、物見遊山で終わってしまいましたが、今後は細かいオフ会などにも参加して知り合いの輪を広げて見ようかと思っています。
それにしても、亀田一家にはカルト風の勘違いがあると思うのですよね。
それは、「反則行為をやった方が有利になるはずだ」という思いこみです。
実際には、スポーツでもなんでも、反則行為は単にお互いにメリットがないから禁止になっていることが多いので、著作権なんかの法律を守るのと一緒で、反則をしたから試合が有利になると言う物でもないんですけどね。
著作権違反をした人間は、たとえそれで逮捕されなかったとしても、他人をバカにしているのかと社会的信用を下げて損をするわけで。プロスポーツの世界も結局はエンターテインメントですから、熱くなってそうした無用な評判低下やビジネス寿命の短縮などのトラブルをお互いに避けるために、わざわざ反則規定が設けられているんですけれども。
内藤選手が、日本最年長防衛記録を更新しました!
1歳差の人間としては、自分もまだまだいけるんじゃないかと嬉しい限り。
試合を生で見られなかったのは残念ですが、まずは防衛!
次のポンサクレック戦への、良い景気づけになったのではないでしょうか?
しかしそれにしても、亀田(大)。
ボクシングで投げ技はないだろう?
内藤選手は最高だが、亀田は最悪です。
以上、昨日の日記。
で、一夜明けて、亀田の様々な反則行為と、プロレス技をおっぱじめるまでそれを止めなかったレフリーの不自然さが明らかになってきました。
ニュース:内藤「もう亀田とはやらない」
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20071013k0000m050063000c.html
上記ニュースでの、内藤選手のコメントは、当然至極。
そもそも、ボクシングの反則は、選手生命を守るためにあるわけで、それを無視し続ける相手や、あまつさえ「肘を目に入れろ」なんて言い出す相手と、わざわざ戦ってやる必要なんて無い。
それにしても、こんな試合にもかかわらず、TVの実況は亀田寄りだし、最初に反則を取られたのは内藤だし、日本のボクシングは一体どうなっているんだ、と問いたい。
そりゃ、興行側有利のしょっぱい判定は世界中で存在するが、これはいくらなんでも行き過ぎだ。
JBCもようやく重い腰を上げて処分に乗り出したと聞くが、もうすでに亀田一家は日本の恥と化し、商品価値のない一家なのだし、今までの分もまとめた思い切った処分を強く望みたい。
また、JBCが今まで亀田一家を放置した責任も、強く問いたい。
外人選手戦ばかりでJBCも意見を出しにくかったのかも知れないが、こんな試合を許していたら、ボクシングが駄目になってしまう。
まずは、亀田一家への厳重な処分と、選手生命を縮めかねない長い反則行為に耐えた、内藤選手の充分な休養を望みたいところです。
さて、ここを読んでいる皆さんならご存じの通り、私はお茶が大好きである。
となれば、先日の香港・マカオ出張の主な目的の1つがお茶であることは明々白々であるわけで。(急な病気で日記制作が遅れましたが(^^;)
で、ここで戦果発表をしようと思う。
まず、定番の珍蔵品プーアル茶。
マカオで入手。
雲南渤海布朗山茶餅。
できたてホヤホヤの若い生茶であって、味はまだまだ緑茶に近いもの。
ただし、その薫りは非常に豊かで、さすがは渤海布朗山茶葉である。
残餅が手つかずで2枚あり、どう熟成させようか非常に楽しみ。
次いで、ライチ紅茶。
実は、このライチ紅茶を発明して現代によみがえらせた張本人から買ったので、味に比べて安価。
ライチ紅茶らしく、甘く毒々しくって非常によい感じ。
続いて、大定番の大紅袍。
一応、数ある特級大紅袍の一種だが、店の奥に飾られた、かなり特別な扱いの茶葉。
もちろん、国賓しか飲めない本物ではなく、接ぎ木した樹から採った特級大紅袍の一種なのだが、2代目木限定、岩で育成などなど、本物に限りなく味を近づけたものだそう。
とても中国茶の価格帯ではなくその高価さに驚くほか無いが、その味にも驚かされる。完璧な岩茶とは、まさにこの茶のことだ。
これを一口飲めば、正直、日本に入ってきている大紅袍は、そのほとんどが岩茶ブレンドの偽物であるということが理解できる。
ちなみに私は、これのあまりのうまさに興奮して、その翌日に救急搬送された。。。
我が社での別名、社長殺し。
同じ茶店の参賽鉄観音。
これはテイスティングの瞬間に惚れて購入。
甘み、清廉さ、全てのバランスがよい。
花のような薫りがあり、岩茶との違いが明確だ。
それもそのはず。この茶葉はもっとも美味しい鉄観音であり、コンテストを総なめにしている茶葉だという。
いくら私が日本からの客とはいえ、これをテイスティングに出すのだから、なんとも剛毅な店だ。それだけ気に入られたということでもあり、味がわかる人間と見られたということでもあり、大変嬉しい。
次いで、ビンテージプーアル。
03’熟茶、雲南プーアル茶磚。
これは、熟茶(人工的に菌付けを行って発酵させたお茶)なのですぐに飲め、値段も手頃でなかなか良いもの。
味と薫りは日本で買う20年物に匹敵する柔らかさ。
そもそも、このマカオの茶商さんは、この熟茶のブロック販売で成り上がったお店なので、その品質はさすが。
ちゃんと麹の薫りがして、かび臭さはゼロ。
次いで、雲南沱茶2種。
片方が熟茶で、片方が生茶。
共に若いお茶ではあるが、非常に飲みやすく、価格も手ごろでいい感じ。
店主はあまりお薦めではなかったが、入門茶としては十分だろう。
特に生茶の方の茶葉の薫りは強烈で、これはこれでありかと思う。
日本に入荷されている薫りが全くない雲南沱茶の生茶とは、まったく別物だ。
マカオの店を締めくくるのが、この茶筒。
六大山七子餅茶、05'。
六大山とは、普耳の名産地6山(「南糯」「倚邦」「班章」「易武」「倚邦」「攸楽」など)のことで、七子餅茶とは、普耳茶の7枚入り餅茶筒という意味でパッケージ方法を指し、そもそも、この六大山の味比べをするためのパッケージだったといわれている。(なぜか日本の中華街では、七子餅茶というブランドということになっていますが(^^;)
ただ、六大山なのに七枚入っているのはちょっと謎。どうやら、語呂合わせの都合らしいが。
中に入っている茶葉は、現地で確認したのだが、日本に帰ってからは竹筒を再包装する自信が無く、まだ未開封。
もちろん生茶のビンテージで、02'のもので一筒が現地価格で10万円を超える代物。店の奥に堂々と飾ってあるお茶だ。
これは05'だからそれよりは安かったが、お宝には違いない。
ちなみに、香港出国時に麻薬に間違えられてちょっとした騒ぎになったのも、この茶葉だ。
その他、お土産用のお茶の数々。
香港・マカオでは、茶店・茶荘ごとにオリジナルのお茶を作っており、特に工芸茶やお土産パックでは工夫が見られる。
中でも工芸茶は、日本と異なり、値段は全て共通で、かなり凝ったお茶をみることができる。
中でも香港の工芸茶は恋と関連づけた名前となっており、心をくすぐるお茶だ。
お土産パックも、実は馬鹿に出来ない。
茶名を見ればわかるとおり、店の最高品が納められている。
前述の参賽鉄観音王、陳年貢品普耳、太極香片、獅峰極品龍井と、お茶好きなら誰もが驚く逸品ばかりのセットだ。
他にもいくつかの戦果があったが、まあ、こんな感じのお茶が主なものだった。
やはり、日本国内で手に入るものとは格段に違うし、中国本土の海のものとも山のものともつかぬお茶ともまたひと味違う。
それもそのはず。香港・マカオは、フランシスコ・ザビエルの時代からの、ちゃんとした歴史ある茶商のいる街なのだ。(ちなみに、つぎは、純粋にお茶を仕入れに行こうと考えているので、もし入手希望の方はお声がけください(^^;)
最近めっきり寒くなり、すっかり定番化した私のアロハスタイルにもさすがに限界がやって参りました。
夏男もセミのように毎年自然に消えればいいのですが、ご存じの通り先日救急車で運ばれた折にはしっかりと死に損ないまして(笑)、しかも、その救急搬送のせいで、会社にも専門学校にも盛大なご迷惑をおかけした次第で(^^;
やっぱり人間、セミのようには行きません。
で、しかたなく衣替えを目論んでいる次第です。
取りあえず、私もいいかげん30台も後半に突入するわけで、衣替えついでに日頃からネクタイくらい締めなきゃイカンだろ、ということで、買ったのがこれ。
材質や生地の厚みはネクタイなんですが、使い方は、結ぶのではなくチェーン付きのスカーフリング留め、というもの。
シャツの第一ボタンを開けてカジュアルに留められるんですよね。
これなら、下半身がジーンズでもオッケーのはず。
デザイン的には、両端シンメトリーの斜め剣先で、ナロータイプ。リバーシブルです。一応100%正絹製ですが、もちろん中国製の安物シルクです(笑)
エルメスのミニ・スカーフに似ているんですが、似て非なるもので、その店以外では今のところ見つけたことがありません。(最大の違いは、もちろん値段(^^; エルメスの何分の一の価格です)
で、首周りがこうなると、袖周りが寂しくなるわけで。
昔々、会社設立時期にお気に入りだった、水平器カフスと、コンパスカフスのメーカーを発見したので、それを復活させる予定です。
アロハは来年まで、クローゼットで休んでもらう予定です。
あーもちろん、今はただの「動き」ですから、ニュースサイトを共同でやってみて、全部御破算になる可能性もある、とは思いますよ(笑)
ただ、こういう流れを見せている、ということだけでも、とてつもなく大きいことだと思うのですよ。
NHKのニュースなどですでに流されましたが、現在、朝日、日経、読売の3大紙が統合の方向で動いています。
つまり、博報堂系グループ新聞社の創設への試みです。
その第一弾として、今夕、3社協同のニュースサイトの設立が発表されました。
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/09/30/t20070930000090.html
すでに活字メディアは斜陽の域を超え日没だと言われており、メディアの生命線である活字広告もカルト教団や怪しげな健康食品、通販ばかりとなってしまっております。
また、本業の衰退によって新聞社は印刷業者ともなりつつあり、例えば創価学会の機関誌聖教新聞の印刷を、読売新聞では配下の東京メディア制作と南大阪オール、朝日新聞では日刊オフセットなどが請け負っている状況です。
これでは、社会の木鐸としての役割を果すことなど到底無理な話です。
大変残念ですが、日本という東洋の小国にとっては、現在の新聞社数は多すぎるのです。
電通と一体化した自民党支配が崩れつつある今、この博報堂系新聞社の合流の動きは、必然のものと言わざるを得ません。
この合併の動きが進行すれば、その効果は新聞だけにとどまりません。
ご存じの通り、日本ではすでに電波チャンネルも明確に過多であり、中でも高コストとなるHDTV放送時代を睨んだ再編が予想されています。
諸外国はもっと多チャンネルである、という意見もありますが、実際には英語圏全体、スペイン語圏全体などでのコンテンツ放送が行われており、それぞれ視聴可能人口は6〜10億人弱もの人数がいるのです。これに対して日本語の視聴者はせいぜい1億5千万。つまり、諸外国の4分の1程度のチャンネル数が適正なのです。
そんな時代に、それぞれにTV地上波キー局チャンネルを持つ(朝日がテレ朝、日経がテレ東、読売が日テレ)3者が合同する意味は大変大きいものです。
個人的には、この3者による、読売が保守を演じ、朝日が革新を演じ、日経が間を取るといった疑似意見対立の動きは嫌いではなかったのですが、自民党内での派閥による疑似政権交代が否定されつつあるように、そうした同グループ内での疑似意見対立ではなく、本物の意見対立が望まれる時代がやってきつつある、ということなのでしょう。
PerlDiary S Ver.1.02 |