Magamon's Log 航海日誌 | ホームページへ戻る |
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ヨットつながりの同い年、村井さんが、Beneteau Oceanis281を買われたそうです。
おめでとうございます、というか、羨ましいぞコンチクショウ!(笑)
ベネトウといえば、車で言えばベンツです、ベンツ!
ベネトウの上って言ったら、車で言ったらロールスロイスに当たるスワンか、完全オーダーメイド艇しかないってくらいの高級艇。
それに比べて、うちの”まがもん”は、車で言えば”カローラ”です!
ちょっとウッディで外洋に強いから、”カリーナワゴン”くらいかもしれませんが、まあ国産でダサ目の、そんな感じです。
しかも村井さん、この船に住まうつもりだそうです。
独身貴族ならではの生活です。
もう、羨ましいを通り越して、コンチクショウになる気持ち、妻帯者のご同輩にはわかりますよね?
しかも前に書きましたが、Beneteau Oceanis281は、バラスト比が30.8%という、思い切った超軽量艇!
”まがもん”程度の腰の軽さにすら振り回されている私にはとても乗りこなせそうにありませんが、乗りこなす腕さえあれば、むちゃくちゃ早いんでしょうね〜。
それにしても、こういう、何かに特化した船って言うのは、本当に羨ましい。
レースもそこそこ外洋そこそこって言う船よりも、コースタル(沿岸)に特化して、快適なウィークエンドを目指す船というのは、日本のヨットには無いコンセプトなんですよね。
本当に日本のヨットも、重いか軽いかどっちかに二極化するべきなんですよね。
自分の船も、ヨットとしてはイマイチ不健全なのを痛感します。
結局、日本のヨットはグアムレースのあの悲劇から何も学んでいないんですよね。(というか、YAMAHA31-EXはもろにグアムあたりを意識した船だし……)
しかもBeneteau Oceanis281は、温水シャワー付だそうです。くうう、、重ね重ね、羨ましい!
昨日までの天気予報では今週末は過ごしやすいというはずだったのですが、前線が急速に発展し、明日は大嵐。
日本海ではすでに10メートルの大波で、明日にはそれが関東にも南下してくるそうです。
千葉近辺で2.5mの波、マリーナ近辺でも1.5mの波だそうです。
ヨットにとってはまあなんていうこと無い波ですが、上に乗っている人間にとっては結構酔いやすい大波です。
せっかく会社の人たちをヨットに誘っていたんですが、さすがにこの波に初心者を乗せるわけには行かず……
なかなか思うように行きませんね、自然相手のスポーツは。
今日は妻の通院に付き合っておりました。
おかげさまでほぼ治りつつあります。
1月上旬の検査でラストの予定です。
そんなこんなで仕事を休んでしまいましたが、シナリオ書きも船のメンテもなんとか続けています。
時間を見つけてやった作業はいくつかありますが、メインの作業は清水(飲用や雑用の水)の交換です!
病院から帰宅後は天候も良く、船内をざっと水拭きしてからイブニングクルーズでもしようかと思っていたのですが、水に浸した雑巾から異臭がするのです。
最初は雑巾が悪かったかと思ったのですが、コックピットにいた妻から叫び声が!
「なんか油膜が広がってる!!油漏れ!?」
・・・そうなのです。水が腐っていて、排水から油まで浮いてきていたのです!
これはたまりません!
さっそく、給油所に船を回航し、新鮮な清水を入れました。
60リットルもの清水が積めるわが船から、腐ってしまった水を排出する作業には30分以上かかりました。。。
購入後初めて清水タンクのふたを開けましたが、いやはや。
藻が浮き、緑青が沈み、それはそれはすごい状態でした。。。
清水タンク下の沈殿物排出バルブからすべてをビルジに放出しましたが、ビルジからの排出・清掃も一仕事。
さすがに夕暮れとなり、あとは、チークオイルを塗りなおし、コーキングの甘いところをやり直し、船内をざっと掃除して、今日はおしまいです。
ちなみに、掃除ついでに船内のあちこちにステンレス金物をつけ始めました。
オイルランタンを天井から吊るしてみましたが、なかなかいい感じです。
このままではフラフラと揺れ過ぎるので、近々、ショックコードをつけて3次元的に固定するつもりです。
今日は仕事がいくつかあったため、マリーナは午後からでした。
せっかくの快晴だったのですが、日暮れまで余り時間もないため、メンテナンスデーと相成りました。
まあ、ヨットが出るにはべた凪ぎすぎたので、良しとしましょう。
今日の補修箇所は、船外チーク木部の補修&磨きこみとチークオイル塗り、ジャックライン(落水防止用のハーネスつなぎロープ)の交換、アンカーチェーン(錨とロープをつなぐ鎖)の交換でした。
チーク磨きとオイル塗りを妻に任せ、私はひたすらサビ付いて3倍くらいに膨れ上がったアンカーチェーンを金鋸でぶった切るという力仕事に明け暮れました。
件のアンカーは今の船にもともと付いていたアンカーで、かなり重めでなかなか良いダンフォース型のものなのですが、前のオーナーさんの扱いがかなり悪く、アンカーウェル(錨入れ)がサビだらけになっていたんですよね・・・(アンカーウェルの水抜き穴から赤サビの流れた跡が船体に付く有様で・・・)
今回切断した箇所はシャックル(U字形の金具)部分でした。
前のシャックルはどうやら海用のものではないらしく、サビで実用に耐えないくらい脆くはなっているのですが、体積が増えた分切断は大変です・・・
ひいひい言いながら、1時間がかりで2箇所を切断。
夏のバーゲンの際にウェストマリーンで買っておいた新品のロープ&チェーンに付け替えました。
今度のロープは60m。
これで、ショートステイなら水深20m、ロングステイでも水深10mのところまで対応できます。
アンカリングはISPAでしっかりやりこんだので、自分の船でもやりたかったのですが、これでできるようになりました。
シャックルの切断が終わった頃には、妻のチーク磨きも終了。
暮れる夕日の中ゆったりとコーヒーを飲んでから、木部の補修&オイル塗りを行いました。
かすかに揺れるキャビンの中、オイルランタンの明かりの中で飲むコーヒーは、最高でした。
SUUNTO-M9ですが、AMEXさんにLAで探してもらったら、送料その他込みで700ドルで見つかりました。
フィンランドの時計だからとヨーロッパで探さずに、最初から素直にアメリカにしておきゃよかった(^^;
しかも、いまや1ドル100円。
タイミングを微妙にはずす可能性や、為替手数料を考えても、1ドル110円は超えないでしょう。
ということは、最大77000円でSUUNTOの最新型時計が手に入ることになります。しかも保障はAMEXプラチナ☆彡
最近は個人輸入というとネット通販にばかり頼っていましたが、こういう昔ながらの通販もなかなかいいものですね。
次の買い物は、SUUNTO。
やはり、M9は渋谷でも無いようでした。
やむを得ずとりあえずはAMEXさんに電話。
「ロンドンじゃなくって、LAで探してくれませんか?」(苦笑)
・・・だって、空前絶後のドル安なんですもん。
一円でも安く買いたいのが人情です・・・
今日は朝から渋谷で講義してきました。(講義っていってもえらい短期の授業なので、半ば講演なんですが)
そのため、さまざま買出しが出来ました。
まずは、アルコール!
知らない人のために説明しますが、実はヨットはアルコールで走るのです。
今回は、アイラモルトの珍品が二つ手に入りました。
片方は、蒸留所を明かさないで瓶詰め業者が瓶詰めをした『蒸留所当てアイラ』としておなじみの”Finlaggan(フィンラガン−幻の城)”ですが、なんと最近広く出始めた21年モノ。
以前から、”フィンラガン”を出している蒸留所は実は存在せず、その正体はシングルモルトではなく様々なシングルモルトを混ぜたピュアモルトなのではと言われてきました。しかし、21年モノが安定して存在するということは、その可能性はぐっと減ります。(アイラ島の蒸留所は零細企業が多いため、ブレンドの原酒に21年モノを安定供給できるとは思えないため)
夢が一気に広がる一本です。
次いで、アイラのメーカーズボトル”ILEACH(アイリーク)”ですが、所詮蒸留所詰めの量産ボトルと侮る事なかれ。なかなか日本では珍しい一本です。
実はこれも、フィンラガンと同じくメーカーが蒸留所を明かしていない一本なのです。しかも、99年度の「インナーナショナルワイン&スピリッツコンペティション」で金賞に輝いたウィスキー。(ちなみに2000年度はフィンラガンが受賞(笑))
両方とも、いい走りをしそうです。
SUUNTO続編。
SUUNTOについて、AMEXから連絡が来ました。
12Vシガレット電源つきで、425ポンド。
送料込みで、日本円で約11万円です。
うう、寿命の短いコンピュータウォッチとしてはかなり高い・・・
でも、防水GPSと海図閲覧ソフトウェア、気圧計付き時計をバラに買うことを考えればはるかに安い。
ちなみに、AMEXに頼らずに個人でイギリスから輸入すると輸送費抜きで380ポンド前後。
輸送に安い路線を使える分、個人の方がトータルで2,3万円程度安上がりなのですが、AMEXショッピングでの重厚長大な保障の数々を考えると、安いといえるかどうか・・・(しかも、シェ・松尾ご招待まで後ちょっとなんですよね、AMEXポイント(^^;)
とりあえず、明日いっぱいくらい悩むことにします。
今日は一日シナリオデー。
ひたっすらキーボードを叩いていました。
でも、夕方になって見直して、こりゃあかんと色々削除。
締め切りまで余裕があるとこれだからいけませんね。。。
SUUNTOの方は今日は動きナシでした。
自力で調べた限りでは、米国のいくつかの業者が600ドル強で日本に輸出してくれる様子です。
ただし、そういう業者さんは正規代理店でないだけに、オプションパーツの取り揃えが悪いのです・・・
各国で倍近く値段が違う商品だけに、難しい。。。(もちろん日本は2倍高いエリアです)
あと、買わねばならんものは、火センが2発に、マストトップライト用の電球バルブが一個、保温下着が2つに、防寒着が2着。おまけに手漕ぎ用の小型ボートが一隻。
お金に余裕があれば、国際VHF無線機とアンテナセット(約10万)、ライフラフト(救命ボート)(約30万)、イパーブ(救命信号発信機)(約20万)、おニューのセール(約30万)も欲しいところですが。。。
ま、余裕があったらシリーズは、本か何かたまたま馬鹿売れしたら買うことにしましょう(^^;
イパーブとセール以外は中古でもイケルものなので、中古で出モノを探し続けるつもりです。(イパーブは船名がROMに焼かれているのでどうしようもない・・・)
本当はセールも新古品でもいいのですが、無いんですよね、あんなにでかい帆は・・・
今月の舵誌に出ていたGPS付き時計”SUUNTO-M9”。
SUUNTO M9
ちょうど、前の時計が記憶喪失騒動前後のどたばたで壊れかけてしまったこともあり、どうしても欲しくなって探してみたのです。
・・・が、しかし。M9は日本未発売の上、海外直販も難しい商品のようです。(国ごとに大きく値段が違う商品にはありがちですね)
そこで、AMEXプラチナカードセンターの商品探索サービスを利用してみました。
電話したところ、2日程度で結果が出るとの事。
今から連絡が楽しみです。
冬支度シリーズ。
こんなカイロが売ってました。
ZIPPOライター製のカイロです。
ZIPPOオイルを入れてライターで点火するというので、てっきり普通のカイロかと思っていたら大間違い。
なんと、火でオイルを燃やして暖を取るのではなく、気化したオイルをプラチナ触媒でゆっくり酸化させて暖を取るすぐれものだったのです。
練炭カイロなどと違い、炎とを使っていないので匂いもなく、一酸化炭素などの有毒ガスが出る心配も皆無。温度も適温で、しかも、一回給油すれば24時間連続で熱を発し続けてくれます。
お値段は3000円前後。
オイル代を考えれば使い捨てカイロよりもやや割高ですが、この独特の安心できるぬくもりは、病み付きになりそうです。
ちなみに、YAMAHA-31EX”まがもん”のバラスト比は35.21%。
いわゆるレーサーやコースタル(沿海)クルーザーよりは重く、オフショア(外洋)に出るには頼りない数字です。
わが船ながら、なんとも日本的な、あいまい感溢れるヨットだと思います。
実際、同様のバラスト比の船としては、Okazaki30(35.0%)、Vant de fete 300(35.0%)、Libeccio SH-II(35.7%)など、日本の船が多い!
一応、YAMAHA31-EX同様いずれも1990年代以降に作られている船ですから、大体似たようなスタビリティと考えてよさそうです。
いずれも、沿岸は余力たっぷり、太平洋を越えるとヘトヘトの大冒険、という感じの船です。
ちなみにこの辺、ヨット文化の深い海外は割り切っていて・・・
オフショアクルーザーの最高峰マリーホルム33(39.2%)なんて復元力曲線が180度プラスの数値(つまりまったくさかさまになっても必ず起き上がる)というのも居れば、Beneteau Oceanis281(30.8%)のように、レースでは最速ながら、横倒しになったら起き上がるのかそれ、という船も居ます。(一応オセアニスシリーズはBeneteau社の中では復元力の高いクルージング艇に位置づけられているはずなのですが・・・)
ここ数年、日本で売られるヨットも海外に準じてバラスト比の二分化がされつつあり、オフショア用では40%のバラスト比を超える船も多く出ています。
でも、新艇を買って、ちゃんと走れるように整備するだけの技量はまだ無いのが実情。(しかも新艇は、手直しがあちこち要る癖に高い!)
とりあえずは”まがもん”でどこまで行けるか試してみるのも面白そうです。
航行区域を変更しなきゃと船周りを色々チェック。
まず、マストトップの停泊灯が切れていて、ソロ用の(一人でマストに上れる)ボースンチェアを買わなきゃいけないのが一点。(どなたかマスト上る際に手伝ってください! お礼はおいしいアイラ・モルトで・・・)
後は、火セン(信号弾)を2発買わねばなりません。
アンカーチェーンはさび付いていたので新しいものを購入済。後は金鋸を持ってきて、古いチェーンを切り落として付け替えるだけ。
DGPS&魚探も、オートパイロットとの連携がわかり、後は魚探取り付け用パイプを船底にあわせて切って、取り付けるだけです。
ここまでは問題ないとして・・・
忘れた整備箇所が無いか、久々にオーナーズマニュアルをチェック。
ここで、衝撃の事実が発覚。
そろそろセールも変えねばとマニュアルのセールエリアを見ていたのですが、ファーリングゼノア(前帆)の大きさが、なんと、前辺12.45m、後辺11.92m、前後長5.87m、セール面積にして34.55m2もの大きさなのです!
前からマストが高い高いとは思っていましたが、31ftの船としては尋常でないでかさです!(ちなみに、普通の31ft艇のファーリングゼノアは、せいぜい前辺10.5m、後辺9mくらいのもの。)
31EXは早いとは聞いていましたが、それも納得のセール面積。
逆に言えば、これだけのセール面積を支えるだけのスタビリティ(横倒しの力に対する復元力)がこのヨットにはあるようです。
愛艇”まがもん”は国産のYAMAHA艇だけに、スタビリティについては大いに不安でしたが、これ、セール面積さえ小さくすれば相当な波風にも耐えられるのでは・・・?
もしこの船でロングクルーズに出るとしたら、今の150%ファーリングゼノアではなく、無理なく帆走れる110%くらいの小さいジブをファーリング用に作って見るのも面白いかもしれませんね。
ちなみにランタンは、キャプテンスタッグ製で、2000円もしないものです。
それでも十分明るい。
・・・すばらしい!
冬支度、その0・・・?
ちなみに、一番最初に買ったランタンはこういうやつです。
灯油、もしくはパラフィンオイルで点灯する、シンプルなもの。
普通のオイルランタンはヨットにはでかすぎるのですが、小ぶりな物をようやく発見しました。
ただし鉄製なので、海での寿命は短そう・・・
同じマリーナの生粋のヨッティ持田さんの話では、ブロンズ製の同サイズのものがニュージーランドにはあるそうです。
持田さんのヨット"STORM"にある現物を見ましたが、"STORM"の味わい深い木製ロングキールの船体とあいまって、それは素晴らしいものでした。
ちなみに我が家の鉄のランタン君。
暖かいロマンティックな炎が我が家で大うけで大活躍中ですが、早速今日転倒させ、オイルをこぼしました・・・
ブロンズだろうが鉄だろうが、倒したら危ないことに変わりはありません。
反省すること、しきりです。
冬支度その4。
イワタニ冷蔵庫が怪しい液漏れを起こしていたのですが、これをようやく修理に出せました。
下町在住で車が無い身なので、えっちらおっちらハンドキャリアーを担いで職場近くのキムラヤさんに持って行きました。
実は夏から壊れていたのですが、冷えが悪くなったとはいえクーラーボックスとしては使えていたので、修理に出せなかったんですよね・・・
滴り落ちた黄色い怪しい液体で船のあちこちが汚れているので、今度念入りに拭き掃除の予定です。
さらに冬支度シリーズ。
冬支度に備えて色々と買い揃えているうち、重大なことに気が付きました。
それは・・・
「ヨット用品よりも高性能なものが、釣り用として大幅に安価に出回っている」
・・・という衝撃の事実です。
弟が釣具屋の店員だというのに、こんな単純なことに気づくのが遅すぎです>自分
早速、冬服周りは釣具屋でそろえました。
グンゼの自己発熱ハイテクアンダーウェアが、なんと2000円台!
去年の冬は、同等品(しかもアメリカ製なので着心地が悪く、発熱もラフ)なものを、7千円以上で買っちゃいましたよ、私は・・・
現状風邪ひきのため、マリーナ作業用に早速着てみましたが、快適快適!
釣り用品はもともと海用なのでまったく問題ありません。
ちなみに、モノが下着なので写真はありません。あしからず。
今週末は、基本的に風邪の治療のため自宅療養。
船関係では冬支度を少しだけ進めました。
本日の冬支度その1:
イワタニ カセット暖 CB-7N
■仕様:
ガス消費量 : 125/60(g/h)
連続使用時間 : 約2時間/約4時間
本体重量 : 2600g
最大発熱量 : 1500/700(kcal/h)※点火後30分間連続燃焼させた時のガス消費量を1時間発熱量に換算したもの)
使用時サイズ : 20(W)32(D)37(H)cm
■使用感:
ラピタさんお勧めの屋外用ヒーター。
所詮カセットガスと馬鹿にしていたら、とんでもない!
ものすごい火力で、とても暖かくなります。
どのくらい暖かいかというと、暖かすぎて、FRPむき出しの部分では使いたくないくらい・・・(ちょっと柔らかくなっちゃう・・・)
寒い海上で、これは手放せません!
本日の冬支度その2:
イワタニ カセットランタン CB-120
■仕様:
使用時間 : 約8時間
サイズ : 使用時 直径170×高さ355ミリ、収納時 直径110×高さ214ミリ
重量 : 913g
照度 : 300ルックス(点火10分後測定値・白熱灯90W相当)
■使用感:
これも驚きの一品。
同じくイワタニ製のガスランタンなのですが、とにかく明るい!!!
ちょっと前から使っている、キャプテンスタッグの小さめのオイルランタンの100倍くらいの明るさです。
でも、船の中ではちょっと明るすぎ・・・カモ。
発熱量もすごいし、マントル(灰で出来た発光部分)の扱いも繊細なので使いどころを選びますが、お客さんを呼んだ時や、読書にはいいかもしれません。
洋上で電気を使いたくないときには便利そうです。
将来のロングクルーズの時には基本的に風力&太陽発電のつもりですが、いつも電気が使えるとは限りませんからね!
*www.bigoak.co.jpの写真をお借りしています*
ちなみに、東方工業のカセットガス炊飯器「楽珍ご飯」のホームページです。
↓のリンクから、左側のボタンでカセットガス炊飯器のあたりを選べば詳細が見られます。
楽珍ご飯
風邪で寝ている間に、<沿岸>なる、新しい航行区域ができましたね!
http://www.jci.go.jp/osirase/toposi.html
この航行区域では、限定沿海とほとんど変わらない装備で、沖縄を除く日本一周が可能です。
沿岸から5海里以内ならどこへでもというのは、携帯電話の普及を強く考慮した設定ですね。
marineVHF(いわゆる国際VHF)くらい積まないと知らない地域での本船との行き交いには苦労しそうですが、それにしても大した規制緩和です。
うちの船も近々この設定を追加するつもりです!
昨日、日曜日はマリーナの芋煮会!
・・・のはずでしたが、風邪でダウンしておりました。
ついでにゲームシナリオの仕事もあって、ほとんど家から出られず・・・
そんな中、ヨットの冬支度用にと注文しておいた商品がひとつ届きました!
その名も<楽珍ご飯>。
カセットボンベでご飯が炊ける珍品です。
試しに自宅でご飯を炊いてみましたが、そのあまりの美味にびっくり!
お釜で炊いたご飯って、こんなに美味かったんですね・・・
炊飯時間も10分程度ですし、ヨットに向いているいいものを手に入れたと思っています。
ちなみに今日は舵誌の発売日。
熱で帰宅しながらぱらぱらとめくっていましたが・・・
気になる点が一点。
桑名商品研究所のページがお気に入りなのですが、そこで今回紹介されていたのは”SASコンバットサバイバルツールス”。
もともと軍用品のサバイバルキットですが、アウトドア派には有名な商品で、私も何度かお世話になった代物です。
というわけで、それはとても素晴らしいグッズなのですが。。。
問題は、そこに入っていた”メタルマッチ”の扱いを完全に間違えていること。
”メタルマッチ”はキーホルダーにつける棒状のアイテムで、マグネシウム・ナトリウムなど希土合金の塊で、それを付属のヤスリで削ってほんの少し粉にした後、ヤスリの反対側のぎざぎざ部分で一気に本体を擦って火花を起こし、削りカスに着火させるという仕組み。
超高温の金属燃焼を起こさせるため、びしょ濡れの中でも火がつく逸品なのです。
もんのすごい高温で着火するため、ヨットで火をつけると溶けた金属で一気に船底まで穴を開けそうで怖いですが、救助艇にも良く積まれているくらいなので、ちゃんと鉄鍋などの金属の上で扱えば問題ないのでしょう。(アルミ鍋だと高温で鍋自体が燃えて貫通する可能性アリ・・・)
ところが今月の舵誌の商品紹介ページでは、一切削らずに、いきなり本体を擦ってティッシュに着火させようとしています。
そんなんで着火しちゃったら、キーホルダーに吊っている内にズボンが燃えます。
いったいどんな勘違いをしたのだろうと記事を読み進めてみると・・・
・・・そこには、”火打ち石テスト”とでかでかと書いてありました・・・
・・・違います、それ、火打ち石と違います・・・
このキットのマニュアルは英語とはいえ、思考力の低下した遭難者用のグッズですから、かなりやさしく書かれています。
ちゃんとマニュアルは読みましょう・・・
今日は風邪。
いや、見事な引きっぷりです。
会社のみんなにはナイショですが、おそらく原因はおとといの鴨川シーワールドでのアシカショウ。(この記事でばればれですが・・・)
お父さん役のアシカがえっらい咳き込んでたんです。
喉も腫れているようで、魚を飲み込むのに難儀していたんですが、まさに同じ症状の私・・・
アシカに風邪をもらったのは生まれてはじめてかも・・・
とにもかくにも明日は渋谷で講義があります。
おまけに締め切りラッシュでゲームシナリオに、背景に、その他もろもろを抱えている状態。
がんばらねば!!
明日までに風邪を治すべく今日は早寝の予定です。
東京都の教育委員が国旗と国歌を生徒に強制していることを自慢したところ、天皇がそれに難色を示されたという話題が新聞に出ています。
そりゃそうだろう、というのが私個人の率直な感想です。
教育委員は天皇のためと考えてやったことかもしれませんが、天皇にしてみればいい迷惑というところでしょう。
天皇家の処世術は”人々に嫌われない”点にあり、せっかくそれに成功しているというのに、国旗や国歌を強制して天皇への忠誓を無理強いすれば、反天皇制の動きが活発化するのは火を見るより明らかです。まして、相手は反骨精神あふれる若い学生です。強制されれば必ず反発するのは明白です。せっかく現状でうまく行っているというのに、天皇家にしてみればたまったものではないでしょう。
私も講師や社長という立場上、時折そうした盲目的な崇拝に出っくわすことがあり、難儀することがあります。
崇拝されても、こちらからは何もしようがありませんし、そうした行為で周囲の受ける印象を考えれば、崇拝する人の意図とは逆に、むしろ私にとって非常にマイナスです。
しかし、そういう盲目的な崇拝を行う人は、崇拝を否定されるととたんに攻撃的に転じることが多いため、たちが悪いのです。
天皇と私の立場を比べるのはまさに月とスッポンもいいところですが、私のような小物ですらそのような苦労をしているのですから、一国を象徴する天皇ともなれば相当のご苦労でしょう。
心底よりお見舞い申し上げます・・・
今週末は雨。
日曜昼には晴れたのですが・・・
大雨が降ると汚水溜めになるマリーナなので、船は無理でした。
いい加減、マリーナを移さないといけないかもしれませんね。
今週末はとりあえず、親戚に贈るお歳暮を買いに行くくらいでした。
数ヶ月ぶりに平穏な週末です。
PerlDiary S Ver.1.02 |