Magamon's Log 航海日誌 ホームページへ戻る


←8月
9月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
10月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
11月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
12月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2006年→

2005年11月

11/25(金) 10:05

伊豆大島社員研修

 今年の社員研修は、伊豆大島でした。
 弊社は今年、大幅な黒字が予想されるため、最初はソウルだニューヨークだと言っていたのですが、黒字ということは仕事が忙しいということでもあり……わずか2日間の研修期間と相成りました。
 どうせ国内しか行けないのならちょっと贅沢な研修をしよう!ということで、伊豆大島で室内温泉つきの大部屋を確保。うちの場合名目上の研修ではなく、ちゃんとした研修もするので、この大部屋は会議にも生きてくるはずです。

 初日。
 朝7時15分に竹芝桟橋集合。
 バスが無いのはわかっていましたが、都内では早朝にはタクシーが捕まりにくい(コールセンターで呼び出しても断られる。。。)ということを失念しており、いきなり社長遅刻かという大ピンチ(^^;
 幹線道路沿いを歩いて、流しのタクシーを捕まえて事なきを得ましたが、危うく飛行機で後を追う羽目になるところでした。

 そして乗船。
 しかしこのジェットフォイルという船。船というよりも、飛ばない飛行機ですね。
 エンジン音はジェットエンジンそのものだし、速度も船のものとは思えないもの。
 ヨットなら半日以上かかる木更津まで、わずか30分で到達したときには眩暈がしました。(東京湾口の久里浜まででも、1時間かかりません)
 ジェットエンジンで突っ走る船なんて……子供の頃にSFと思っていた世界が、意外に身近にあるものです。
 もちろん、水中翼を使って事実上飛んでいるようなものなので、まったくゆれません。大型船の引き波を通ってもゴツゴツジャパン、という音が船底で聞こえてそれでおしまい。あんな大波にヨットが突っ込んだら、下手すりゃ事故になりかねないのですが(^^;
 ただ、私はヨットのほうが好きですね。

 そして、わずか2時間で大島到着。
 まずは、技術研修も兼ねて、レンタカーを借りて島巡りをしました。
 映像屋だけに、みんなで写真を撮りまくりです。
 中でも印象深かったのは、三原山外輪山からの風景と、その駐車場付近にあった、4輪駆動のパトカーでした。




 とにかく、伊豆大島は美しい島です。
 また、人が皆優しく人懐っこいのもすばらしいところ。
 島というと排他的なイメージがありますが、さすが人口9000人の大島だけあります。

 もちろん、南の港波浮港では、漁港の方にヨットで寄港した場合の船付け場所を確認しました(笑)

 ホテルに戻り、大量(しかもうまい!)の食事を泣く泣く残した後、社員研修。
 今年度の反省と、来年度の計画を話し合いました。
 とにかく、この成長ペースを続けようということで一致。
 やはり、厳選されたスタッフによる計画的な運用こそが、会社の成長に直結しますね。
 儲けにならない人間が何人いたところで、赤字とトラブルが拡大する以外のことは発生しませんから。
 力の集中と入念な事前準備、そして柔軟な運用。
 モノづくりの基本を再確認です。

 翌日は、うって変わってのんびりデー。
 岡田港で、一日魚釣りです。

 その際、朝のジェットフォイルが出航する様を見ましたが。。。
 いや、ありゃ、やっぱり船じゃないですよ。
 何しろ、引き波が無い。
 どう見ても空飛んでるし。音も飛行機そのものだし。



 そんなこんなでのんびりしましたが、釣りは丸坊主。
 夏に魚がスレ切ってしまったので、レンタルのサビキには食いつかないんですよね。
 大型のアジが大量にいたので、えさ仕掛けを家から持ってくれば良かったのですが。。。
 仕方が無いので、くさやの瓶詰めを買って帰りました。

 ちなみにくさや、家でオーブンであぶったところ、その香りに我が家の犬が大騒ぎ。
 一切れ切り刻み、餌に混ぜてあげたところ、猫にまたたび状態でした。
 やはり犬は、くさやが好きですよね。


11/21(月) 21:32

 本日を持ちまして、我が家のボーダーコリージンは、満一歳の誕生日です!

 ちなみに本犬は、足を捻挫しているため、写真は割愛です(^^;
 写真を撮ると動き回って足を痛めるので。。。


11/20(日) 21:11

 あれから色々と船選びが展開されています。
 こうなりゃもう、日本中飛び回る覚悟。
 カナダの方からのボートショップの御紹介もあって、下手すりゃ世界中飛び回るかも(^^;

 今考えているのは、ユーロ高で値段効率の悪いOpen6.5外洋レーサー級(旧ミニトランザット級)ではなく、Flicka20、Dana24、Falmouth Cutter22などの、バラスト比が40%を超える超小型外洋艇です。
 これだったら、基本的に米国産なので、ドル安のおかげで安く買えるのが魅力です。
 船体の形も美しく、いずれもロングキール艇で喫水が浅いタイプなのも素敵です(要するに、昔懐かしい帆船の形をしているのです)。この手の世界を一周出来るミニクルーザーには、魅力がありますよね。
 早いばかりがヨットじゃない、とも思いますし。

 こうしたポケットクルーザーは、前もっていた”まがもん(Yamaha-31EX)”の3分の2の長さの癖に(体積比で言うと8/27の小ささ)、値段は”まがもん”よりも高いというとんでもないヨットたちですが、船の大きさで艇置料が決まる日本では、維持費が相当に安くなるのも魅力です。
 ”まがもん”では、メンテナンスも1人ではままならず業者さんの手助けが必要でしたが、20ft代前半のサイズであれば1人でどうにでもなるのもいいところです。
 自分でいじれないヨットは、沖で何かあったときにあまりにも危険だと感じるのです。


11/17(木) 18:46

 脳神経外科医がわいせつ行為で逮捕されました。
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051117-0003.html

 実はこの病院、うちのカミさんが去年頭を怪我した時にいったん搬送されかけた病院なのです。(何しろ城東区域には珍しく、脳神経外科のある、新しくてでかい病院なのです)
 結局たらいまわしされて他の病院になり、そこですばらしい名医に出会えた結果、カミさんは無事社会復帰したのですが、もちろんうちのカミさんは脳神経外科の急患だったわけで。
 ひょっとしたらこの犯人、あの時たらいまわしにした張本人なのかもしれませんね。

 でも、こんな変質者に下手に妻を任せる羽目になるよりは、結果的にたらいまわしにされて良かったと思わないでもないわけですが。


11/15(火) 13:55

 何とかの大足で、なかなか靴が手に入らない私。
 でもさすがに世界は広く、アメリカ製の靴であれば足が入るものもあります。
 中でも気に入っているのが、ティンバーランド。
 気がつけば、ティンバーランドばかり何足も揃ってしまいました(^^;


 昔は完全防水の本格トレッキングブーツしか作らなかったティンバーランドも最近すっかり軟派になってしまい、防水なんてゼロ&山なんて歩こうものならあっという間に足がマメだらけになるような、布ロールブーツやスリップインタイプの靴までだしています。
 この傾向、日本だけかと思ったら、アメリカ本国ではもっと軟派化が進んでいて、そもそもトレッキングブーツが見つかりませんでした。
 いや、ファンなんで買っちゃうんですがね。
 でも結局ほとんど履かないですよね、そういうものって。


 で、今回買ったのはこれ。
 昔ながらのローカットブーツです。
 一足買えば数年は持つので、結果的にバーゲンの靴を買うよりも安上がりなのが魅力ですね。



11/14(月) 15:44

 最近、仕事の傍らヨット探しの日々が続いています。(ヨット探しの傍らで仕事?)
 いくつかの船を回ってみました。
 そんな中、いくつか面白い船があったのです。

 まず、世界周航の果てに南極にまでいったソレイユルボン(NJY製)。
 この船は、世界周航でくたびれ果てていて、ちょっとの手直しで乗れるレベルではありませんでした。
 オズモシス(FRPの腐食)も出まくっていましたし。。。
 有名艇だけに惜しいのですが、仕方ありません。

 他にいい船といえば、HAYASHI28カスタム(三河ヨット製)。
 この船はレーダー、ソーラー、GPSその他フル装備で、非常にメンテナンスが良かったのですが、メンテナンスが行き過ぎて、元のオーナーさん以外触れない船になっちゃっていました。元のオーナーさんが亡くなられたそうなので、事実上誰にも触れない船に。。。(起倒式マストひとつとっても、まったく理解不能なすごいシステムを積んでいて、結局3時間がかりで起倒に失敗してしまいました。。。)
 一度業者さんを入れて徹底的な艤装解除をすればよいのでしょうけれど、それをやっていたらいくらお金があっても足りません。
 買う気満々だっただけに、見逃すのが惜しい船なのですが、初心者の腕前を完全に越える船なので。。。

 そして現在、小型外洋艇を探しています。
 20ft前半くらいで十分な耐航性を持つ船を手に入れられるといいのですが。

 前の船、Yamaha31-EXは世間的には名艇でしたが、私にとっては、まったくマッチしていない船でした。

 シングルハンドで乗ろうにも、メイントラベラーがコックピットの上にあるためブロー時の調整が効かず、直進性も低いため何かにつけてオートパイロットも掛けっぱなし。夫婦二人で乗っていたときにも、舵利きが敏感なため、妻の舵を任せてバウワークをしていて、いきなりブローチングを起こされて死ぬかと思ったことも何度かありました。
 船体も軽く作られているため波に叩かれやすく、ちょっとした風にも敏感に流されるため出入港も困難。軽いといってもハルそのものはでっぶりとでかいため、出入港時のトラブルを人力で何とかすること等はまったく考えられもしない船でした。
 船体構造もハルのFRPの厚さに頼ったもので、ちょっと大きな波にあうと船体がぎしぎしと音を立てて、なんとも不安を誘います。
 下手に改造をすると船体価値が下がるため、そうした構造的な部分に下手に手を付けられないところも問題でした。(メジャーな船だけに、内部構造なども知られているわけで。。。)

 世間的には、これが、軽くて早く、レースにも適したクルージング艇となることは重々承知しているのですが、私個人にはまったく合いませんでした。
 サラリーマンではないので、決まった休みを取ることがほとんどできない以上、人数を集めてのレースは論外なんですよね。(約束の時間に私が行ける可能性のほうが低いわけですから。そもそもレース開催の日時に休みが取れない可能性も高いわけで)
 もっと腰の重い、世間的には評価の低い古ぼけたクルージング艇のほうが、私には合っていたと感じそうした雰囲気の船を捜しています。
 レースに興味が無いわけではないのですが、もしレースなら、一人で出れる、OPEN6.5サイズのシングルハンドレース艇しか選択肢は無いのでしょう。



11/8(火) 10:40

 先月頭から、コンテンツ業界に激変が起きています。

 まだ雑誌などで取り上げられていないのでこの現象に名前はついていませんが、あえて名前をつければ「萌えの終焉(あるいは萌えブームの収束)」ということになります。
 数年前の美少女ゲームブームから始まったこの一連の流れは「電車男」で頂点を極めた感がありますが、多くのブームがそうであるように、ブームが頂点を極めたときにはすでに深部では崩壊が始まっているのです。

 この崩壊を顕著に表すのが、萌え系グッズの最大手「ブロッコリー」社の買収でしょう。
 10月に発表された決算の結果、常軌を逸した規模の債務超過が発覚。倒産の危機に陥ったため、債務超過発覚からわずか半月あまりで、ソフトバンク系企業に救済買収されたものです。
 他にも、本屋のフェイス(棚面数)を見ればわかるとおり、一世を風靡したアニメ系小説・美少女系漫画などの販売規模が急速に縮小をしています。
 美少女系コンテンツの本丸PCゲームですら、ここ1年ほどの間にネットゲームを含む一般ゲームの売り上げが復活し、美少女ゲームの売り上げは低迷しています。美少女・ギャルゲームは、売り上げ見込みが立たないため、開発期間を大幅に短縮した2〜3ヶ月の超低予算ゲームが乱造され、この現象にさらに拍車をかけています。(開発総予算を聞いてうちの中古ヨットよりも安いと腰を抜かしたことは、一度や二度ではありません)
 数年前までは「エロは無くともいいから、とにかく18禁のシールが張られていないとつまらないと判断されて売れなくなる」状態だったものが、「18禁のシールが張られているとつまらないと判断されて売れなくなる」状態に変化しつつあるのです。

 ヨドバシカメラ秋葉原館の登場に代表される秋葉原の再開発も、この流れを強く後押ししています。
 世界的に知られたひとつの町の目抜き通りに白昼堂々エロ絵(しかもアニメ絵)が飾ってあるヘビーな状況に終止符を打ち、ライトなオタク文化を育成すべく始まった秋葉原駅前再開発は、順調に成功を収めつつあり、秋葉原に集まる人の層と、動きの流れを大きく変化させつつあります。

 変わりにオタク層に伸びつつあるのが、プロレス、演劇などの昔ながらのエンターテインメントと、グルメ・旅行、ドラマ、ペット、そして何より、昔ながらの”おもちゃ”だそうです。
 特にスターバックスから始まったカフェ熱はいまだに冷めず、特にオタク層には複合カフェなどをPRして、順調に伸び続けている様子です。
 また、オタクがおもちゃをいじる姿は、きわめて健全なものであり、これも堅調なのはごく当然のことといえるでしょう。

 まあ、端的にいうと、ちょっと儲け損なったかな、と(^^;
 以前の美少女CGブームの時もそうでしたが、どうも私や仲間たちは、こうした性的な商売には一歩距離を置く傾向がありますね。
 そのおかげで怪しいブームに過剰投資することなく生き残っているので、この傾向は決して欠点ではないのですが。


11/4(金) 11:29

 いや、もう我慢の限界です。
 胃が痛み、寝不足が続いています。
 まさにストレス。

 船を売ってわずか2ヶ月。
 すっかり、ヨットがないとだめな体になってしまったようです。。。

 気がつけば、まじめに船を探し始めた自分がいます。
 とほほほほほほ。
 まだ、うちのカミさんの怪我が完治したわけじゃないので、船の泊り込みとかできないんですけどね(^^;
 それでも、無いとダメ。

 うちのカミさんもあまりに哀れな私のへたりっぷりに、「いいから船を捜してきなよ」と言ってくれました。。。


PerlDiary S Ver.1.02