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2005年4月

4/25(月) 14:44

 この週末は、風邪でダウン。
 愛犬”ジン”の散歩と洗濯だけで終わってしまいました。
 もともとは妻が風邪を引いていたのですが、見事にうつされて……
 久しぶりに船に行かない週末です。

 ちなみに、ジンは、近くの新中川河川敷で2時間ほど遊ばせました。
 ここは都半公認のドッグランのような使われ方をしていて、大勢の犬と飼い主さんが来ているのです。この日はたまたま犬飼以外の人が多くリードを切れませんでしたが、8mのロングリードをフルに生かしてたっぷりを運動を楽しませることが出来ました。
 相変わらず、家の外ではウンチもおしっこも出来ない犬なので2時間が限度でしたが、それでも十分に楽しめたようです。

 私たち飼い主二人も、風邪でフラフラでしたが、いいリフレッシュになりました。






4/18(月) 13:43

 我が家のボーダーコリー”ジン”、ついに公園デビューを果たしました!
 新中川沿いにある犬OKの河川敷がその場所なのですが、小型犬の多く集まる時間帯だったらしく、到着と同時に、十数頭の小型犬たちに囲まれるジン!
 次の瞬間!!
 あっという間にへそを天にして、降参ポーズのジンがそこにはおりました。
 体重差で10倍ちかくはあろうかというチワワにちょこんとマウンティングされ、情け無いというか、ジンらしいというか。(ただ、そのチワワちゃん、飼い主の方々に甘えるジンの尻尾に張り飛ばされて、宙を舞っておりましたが……(^^;)

 そこの公園は、犬も、飼い主の方々も皆さんフレンドリーで、ジンはもちろん、妻も私も大変楽しい思いをしました。
 ジンはやはり同じサイズくらいの犬種と気が合うらしく、1歳前後のビーグル犬”クッキー”ちゃんと、同じく1歳ちょっとのコーギー”ジオ”ちゃんに遊んでもらっておりました。特にジオちゃんには追いかけっこのルールを教えてもらい、ジンの喜びもひとしおでした。
 ちなみに両方ともかわいらしいメスの子。やっぱりジンはお姉さんが好きなんですなあ、犬相手でも。

*写真は後日掲載します。


4/17(日) 00:52

 木更津は、大変いいところです。
 水も綺麗ですし、人も皆、いい人ばかり。皆さんわざわざ沖泊めにヨットを泊める凄腕の方々だけあって、最低限の安全の部分以外、押し付けが無いのが最高です。
 どの世界でもそうですが、初心者に自分のやり方を押し付けて威張るのって、中級者特有の現象なのですね。(それとも、自分のやり方に固執しているから中級者を抜けきれないのかも……???)

 今日はとりあえず、1人で”まがもん”。
 マリーナのテンダーが片方壊れていて、やむを得ず送ってもらおうとしたのですが……
 なんと先輩方、御自分たちは手漕ぎのテンダーに替えられて、モーターテンダーを私が使ってよいというのです。なんとも、ありがたい話です。(その後、先輩の船にぶつけて御迷惑をおかけしてしまいました……幸い傷は無かったのですが……反省です)

 しかし、いい加減1艇しか残っていないテンダーを独り占めするのもまずいので、ついにうちのJEL-295”こまがもん”が登場です。
 2馬力エンジン搭載の免許不要サイズのインフレータブルボート(空気で膨らむゴムボート)ながら、エアーキールやエアフロアの導入でかなりの安定性を誇る、ジョイクラフトの看板艇です。
 今日は干潮の時間帯がちょうど夕方の帰宅時間と重なってしまったので堤防を越えるのが大変でしたが、ドーリー(タイヤ)も装着して、大活躍の準備万端です。
 ドーリーは、本来はチューブと干渉しないように設置するのですが、今日、私は敢えてチューブと若干干渉するように設置しました。艇体もタイヤもゴム風船ですから、多少当たっても、押せばすり抜けるのですよね。だったら、海上で突然タイヤが落ちてブレーキになったりすることの無いように、敢えてちょっと干渉をさせてみたのです。
 結果は上々。免許不要にしては大型艇なので、ややタイヤの強度に不安がありますが、丁寧に使っている分には問題は出なさそうです。
 今日は電車で来てしまったので、とりあえず、”こまがもん”は、次に車で来るまでは倉庫に置かせてもらうことにしました。
 ただ、湾マリ以来のエンジン点火だったので、エンジンが絶不調!
 海上で突然エンジンが止まること3回。
 後半はようやく調子よくなりましたが、おそらく潮でも錆付いていたんでしょうね……
 頻繁に使ってあげる必要がありそうです。

 そんなこんなで一日船周りの工事をして帰宅途中。
 なにやら様子が変です。
 人が皆、避けて通るのです。
 鏡に映るわが身の姿を見て納得しました。
 ……なるほど。

 浮浪者と間違えられたようです。

 油と潮で真っ黒に汚れた上着、潮でべたつき風で乱れた髪の毛、そして、手に持つ大量の荷物。
 挙句の果てに、荷物を入れる袋は、今朝、センスが無いことでは他に負けることの無い妻が適当に見繕った代物です。

 我ながら”外洋クルーザーのオーナー”という言葉に対する世間一般のイメージとはまったく正反対の姿ですが、いや、ヨットのオーナーって、こんなもんですよね。




4/17(日) 00:51

 我が家の愛犬”ジン”はボーダーコリー。
 ボーダーコリーは頭がいいので有名です。
 しかし、うちのは、頭がいいというのかなんと言うのか……

 例えばこの写真。片方は齧られて形がゆがみ、もう片方は綺麗な形です。
 これ、実は、トイレトレーにペットシートを留めるための留め具です。
 ジンには、これを引っこ抜いてガム代わりにガジガジ齧る悪い癖があるのですが、当然、私にこっぴどく叱られる事になります。
 まあ、そこまでは普通の犬です。
 うちの犬が変なのはその後。
 しばらくしょぼくれていたかと思うと、突然はっと何かに気が付いたように顔をあげ、舌を出し、うれしそうに尻尾をぶんぶん振りながら、さらに留め具をもう1個引き抜いたのです!!
 「このやろ、それは今叱られたばかりだろ!」と怒りそうになる私の目の前にジンはスタタと駆け寄り、そして……
 『はい、御主人の分☆』
 と、私の目の前にひとつ留め具を置いたのです……

 いや、私の分が無いから怒ったんじゃなくってね、君の破壊活動を叱ったつもりなのですよ、私は。



4/17(日) 00:50

 導入したばかりのカリーナEDですが、駐車場を出てすぐの信号待ちで突然エンジンがとまり、そばにあるガソリンスタンドに飛び込みました。
 ちょっとの距離ならエンジンが動かなくともセルモーターで走行できるというのは、ヨットで慣れていてよかったテクニックですね。(幸いすぐにエンジンはかかりましたが)
 調べてもらってみたところ、エンジンオイルのエレメントが汚れで詰まっていて、エンジンオイルもひどい状態でした。そのためエンジン暖気が不十分になってしまったようです。

 そこで早速大メンテナンス。
 さすがに車は良くわからないので、ガソリンスタンドにお任せ状態です。
 エンジンオイルを換え、エレメントを交換し、ついでに車体を洗って防汚コーティングをしてもらいました。
 ヨット”ラピタ”の秀吉さんにも車のエンジンオイルのことは警告されていましたので、ちょうどいい機会です。

 我が家には来たばかりとはいえ、10年前の車ですから、どうしてもトラブルが出ますよね。




4/17(日) 00:50

 最近、東北線にもグリーン車が導入されました。
 普通車にグリーン車の無い地域に生まれ育ったのが自慢だったのですが、最近は埼玉あたりでも貧富の差が広がっているのですね。
 「グリーン車のある地域=お高く止まっていて不快な地域」という頭の中の図式が、どうしても消えないこおろぎなのです。

 で、試しに乗ってみました。
 びっくりしたのは、スイカで乗れること。
 スイカなら、車掌さんの検札もなしです。
 さらに、さらに、ちゃんと車内販売まで来るんですね。

 実家に帰るか役所めぐりをする位でしか使わない電車ですが(私の会社はもともと埼玉で作ったので、時折書類仕事が発生するのです)、たまにはこういうのを利用するのもありかもしれません。
 さすがに贅沢なので、会社の経費では落とせそうにありませんが(^^;




4/12(火) 11:48

 そういえば、車の話を忘れていました。

 GPSの話でわかるとおり、車を入手しました。
 今までは都内在住&曲がりなりにも会社社長ということで避けていたのですが、犬の移動用に足が欲しかったのと、会社も軌道に乗りはじめましたし、防犯や当たり屋対策も出来つつあるところから、導入に踏み切りました。

 車は、古いカリーナEDです。
 3ナンバーの癖に搭載量が少ないのがしんどいですが、必要最低限の機能がそろっており、自分的には満足です。


4/12(火) 10:47

 昨年夏にISPAヨットスクールに行ってからそろそろ1年です。
 いろいろと問題のあったISPAヨットスクールでの経験でしたが、最近、それでもやはりすごいスクールなのだなと実感することが多々あります。

 先日、ある機会に、先輩船長方からロングクルーズのアドバイスを受ければ、という話の運びになったのです。
 ところが、話をすれども、どうにも話がかみ合わないのです。
 不可思議に思ってよくよく話を聞いてみると、私がまったくヨットに乗れていないという前提で会話が進んでいるようなのです。

 私は”まがもん”がダブルハンド以上の仕様になっているから、シングルで乗りにくい、ということを話していたのです。要は、「”まがもん”をシングルハンドで乗っていると海が荒れたときにきついので、もう少し小さい船に変えたい」という意味で相談をしていたつもりでした。”まがもん”はティラーとメインシート(メインセールをコントロールするためのロープ)が離れているため、風が吹き上がってくるとシングルハンドでは両方同時に扱えず、苦労をするのです。かといって、メインセール抜きでのロングクルーズなど考えられもしません。スループヨットは2枚の帆で走るように設計されているもので、ジブだけで走るとあっさりと風に切り上がってしまいますし、船のバランスもエンジンでもかけないことには安定してくれないのです。
 しかし、先輩方のアドバイスは、メインセールを使うなとか、風の日には出るなとか、エンジンを使えとか、あちこちの港で入港練習をしろとか、イマイチ要領を得ません。
 ぶっちゃけ、吹き上がってきたときにメインを降ろしてジブとエンジンだけで走るのは、もうすでにやっている方法なのです。でも、それではヨットとしてはぜんぜんつまらないからシングルで純帆走をするための解決方法を聞いたわけなのですが……(確かに入港は難しいですが、木更津だって私が自力で入港したわけですし……)

 いろいろとかみ合わない会話を続けているうちに、はたと気が付いたのです。
 先輩方は、世間一般のヨット2年目のレベルを基準にして話をしているのだ、と。
 だから、「手塚はヨットにぜんぜん乗れていないから”まがもん”に苦労しているのだ」という抽象的な悩みだという前提で会話が進んでいるのです。こちらがしたいのは先に書いたとおり「”まがもん”のしくみとしてメインシートと舵が離れているからつらい」という具体的な話なのですが……
 もちろん、中強風ではかなりつらいので、「乗れている」と言い張る気はありませんが、しかし、さすがにいくら私でも、10メートル以下の風なら、”まがもん”くらい余裕でコントロールできます(^^;
 問題は、風速10メートルを超えて、ウェザーヘルム(風上への切り上がり)が強まってきたところにあるのです。

 もちろん、世間一般の方よりも私のほうが運動神経も鈍いでしょうし、仕事もかなり忙しい身ですから、練習量も少ないのでしょう。この両者の認識の差は、スクールだけなのです。
 たしかに周囲をみると、ヨット2年目というのは自信過剰なわりに実際には入出港もままならず、ほとんど乗れていない人が大多数です。
 そう考えると、鈍くて未熟な私にもかろうじてセーリング出来るようにしてくれたISPAは凄かったな、とつくづく思えるのです。

 ひょっとすると、今年は、バンクーバーでの上級コースにチャレンジしてしまうかもしれません。


4/11(月) 01:25

 土曜の木更津帰りでの一幕。

 車にGPSを取り付けたのですが、ポータブルながら最新式で、いろいろな機能がついている様子。
 行きはまさに絶好調で、ただGPSに従っていれば、最短の道でマリーナまで導いてくれました。
 自宅の電話番号と相手の電話番号を入れさえすれば後は勝手にやってくれるんですね。驚きです。
 さすがに同じところに行く高速道路なのに南北で値段が大きく異なるというわけのわからないエリアは日本でも少ないらしく、京葉道路ではなくアクアラインを使いたがるのには参りましたが、途中、市原サービスエリアを通過点に指示することで、あっさりとルートを決定してくれました。
 海のGPSでも、こんな機能があればいいのですが……

 ところが、問題は木更津からの帰りです。
 都内に向かって高速を走っていると、突然、市原インターチェンジ(ぜんぜん都内までは遠いところ)で降りろとの指示が!
 驚き、画面を確認すると、渋滞情報があるようです。
 渋滞回避機能が働いたのかな、と思い、とりあえず指示通りに高速を降りると、GPSの指し示す道はそのままぐるっと一周。
 なんと、元の高速入り口に導くではありませんか!
 壊れたか、と思い、しぶしぶ高速料金所でチケットを受け取ります。
 するとGPS様から、そこで発せられた言葉は、なんと「木更津方向に向かってください」。
 渋滞を避けるにしても、来た方向に帰ってどうするよ。
 変だな、と思いながらも渋滞情報を見ると、アクアラインが空いている様子。こりゃ、アクアラインを通って帰れという指示かと思いますが、高いんですよ、アクアライン。
 そこでGPSを無視して、千葉方面入り口に強行突破。北上を続けます。
 しばらくGPSは不平そうにあっちに降りろ、こっちに向かえといろいろな指示を出しまくっていましたが、10キロも走ったころには落ち着き、正常な指示に戻りました。
 いくら渋滞回避のためとはいえ、東京湾を逆周りではたまりません。
 優秀なGPSも所詮は機械だなあ、などと感心するやらあきれるやら、です。

 その後、GPSの予想通りに渋滞に捕まり、その間にGPS機能を調べてみたところ、もうひとつ意外なことを発見。
 行きでの設定で、市原サービスエリア(下り)を指示していたわけですが、これが帰りでも、下りのままになっていたのです!
 つまり、GPSは、どうしても市原サービスエリアに下り側で入りたく考え、あまつさえ、どうせそっちの方向だったら同じ方向のアクアラインの方が近いじゃん、と考えたらしいのです。

 行きと帰りで自動的に上り下りを変えられないアホなプログラムが悪いのか、それとも、東京湾の広大さとアクアラインの高額さを軽く無視してくれる推論機能が悪いのか、ユーザーである私が出発前に詳細なルートを確認しなかったのが悪いのか。
 渋滞の中、妙に哲学的になった一日でした。


4/11(月) 01:06

 週末夜に講義を入れてしまったので、なかなか休みらしい休みにならず。せっかく金曜に早帰りをしたのですが、結局授業準備で本屋めぐりでした。
 体もあまり調子がよく無い時期なので、普通の講義なら断ったのですが、回数の少ない特別講義だからとつい引き受けてしまった自分に苦笑いです。
 特別って言う言葉に弱いのかなあ、などと。

 とりあえず、車に体を慣らす目的で、土曜日には木更津にGO!
 車の調子はいいのですが、ヨットのエンジンがイマイチ不調で、暖気前に一度空ぶかしをしないとかかってくれません。エンジンオイルを変えたせいで、まだオイルがエンジン全体に馴染んでいないのかもしれませんね。
 単に木更津の水温が低いだけという気もしますので、ちょっと様子見です。
 また、木更津のヌシ、シンドバッドの中島さんに叱られて、ようやく懸案だった船首側増しもやいに成功しました。
 今まで、うちの船が大きすぎ、マリーナ所有のテンダーのサイズではどうしても船と柱の隙間をくぐれず、船首側はお留守になっていたのです。そこで、小型のテンダーを買うまでのお預けと思っていたのですが、強風が続き、不安になっていたのです。
 しかし、中島さんにやり方を教わり、ようやく船首側に入り込むことに成功しました。不安だったのはうちだけではなく、流れた船が当たりかねない周囲はさらに不安だったのでしょう。
 ……しかし、小型タイヤのフェンダー(防舷材)をつけているとはいえ、よそ様の船に体当たりしてマリーナ内を行き来しているとは、なかなか剛毅な世界です。うちの船の船腹に時々付いていた黒い筋の理由がわかりました。ありゃ、タイヤの跡だったんですね。
 ……まあ、テンダー本来の使い方といえば使い方なのですが。

 日曜は、そんなわけで、午前中は休養と企画書。午後は講義準備、夜は講義でした。
 そろそろ週2日休を入れたい体調ではあるので、今週中ごろにでも、一度代休を入れようかな。


4/8(金) 01:54

 昨年末からトラブっていた出版社の編集長とチーフの方をお呼びして、ようやく酒の席を設けることが出来ました。
 先方の編集者が暴走した結果のトラブルであることを御理解いただき、ようやく一安心です。

 その場で出た話なのですが、昨今、ジャーナリズムを履き違えている出版関係者が多いことが問題となっています。
 極端な例では、編集者が「自分はクライアントだから言うことを聞け!」と言ってくるケースまであるのです。(笑ってしまいますが、事実なのです)
 もちろんこれは間違いもいいところで、実際には編集者はクライアントではなく、エージェントです。
 編集者は自分でお金を集めてくるわけではないので、そもそも責任能力を持たないのです。実際、件の彼も、「御自分をクライアントだと仰るのなら責任は取れるんですね?」との問いには、断固としてYesと答えませんでしたし。クライアントとは、支払い元であり、最終責任者のことですから、これでは誰も責任を取らないことになり、困ったことになります。
 従って、より良い本を作るために、いかに作家に正確な情報をもたらすか、あるいは、マーケティング結果などを元に、いかに作家を誘導するかが、編集者の仕事なのです。
 こうした勘違いの広まりも、昨今の出版界低迷の大きな要因でしょう。

 他にも、問題の原因のひとつに、広告による収入に頼りがちな雑誌の仕組みがあります。
 つまり、スポンサーをクライアントとして見勝ちなのです。
 しかし、これも、おかしなことになります。
 結局、商品や社会に対して正確な記事が書けなくなり、雑誌が広告媒体足りえている肝心の「読者の信用」を失ってしまっているのです。
 つまり、雑誌や新聞が商品や遊び方、社会現象を褒めても、それが本当にいいものや面白いものであるとは限らなくなっているのです。
 これではいい広告が入るはずがありません。広告費の急落が問題になっていますが、その原因は自ずから明らかなのです。
 ここは、一見矛盾しているようですが、出来る限り広告企業を無視して、第三者的立場できちんとものを言うようにしなければならないでしょう。

 しかし、かといって、独善に陥るのも問題です。
 大新聞にありがちな「自分たちエリートが正しいことを教えてやっているんだ」というスタンスは、情報化がこれだけ進んだ社会では、すでに通用しません。
 エリートも低賃金労働者も同じ情報を持つようになった以上、エリートの仕事が「情報のコントロール」から、「情報のコンシェルジュ」へと変化しているのです。
 つまり、支配者から、サービス業への大きな変換が起きているのです。
 ここに乗り遅れ、「足つき飯つき」が普通と思っているメディア関係者が多いからこそ、出版は、全体に大きく部数を落としているのでしょう。


4/6(水) 22:09

 夕食を食べながら木更津キャッツアイ日本シリーズを見ていたのですが、びっくり。

 岸壁から相川翔が飛び降りた小船、いつも私たちが使っているテンダーでした。
 この間冒険をした船です。
 普段使っているものを、そのまま映画の小道具として使っているのは珍しいですね。
 見慣れた町が舞台だと、楽しいです。

 大宮で映画を撮ったら、私の心を焼き付けた映画が取れるかな?



4/3(日) 12:52

 ちなみに今朝行った病院は犬の股関節の専門医でした。
 獣医にも専門医制が根付きつつあるのはいいことですね。
 ちなみに、朝一番の院長先生による特別診療の時間帯は、ボーダーコリーだけ3頭も顔合わせをしました。まさにボーダー祭り。

 ちなみにボーダー余談。
 ボーダーコリーは入浴すると、テリア風になるんですよね。
 さすがはイギリス原産。




4/3(日) 12:45

 法皇様が亡くなられて、暗い話題ばかりの世間ですが、我が家には明るいニュースがありました。

 うちのボーダーコリー”ジン”ですが、股関節の精密検査の結果、正常と仮診断されました。
 正式な診断はレントゲンを送付したペンシルバニア大で行いますので、後2週間ほどかかりますが、国内の検査段階でも、まず問題はないだろうということです。

 体も大きいことですし、このまま10ヶ月過ぎまでは抑え目の運動をさせれば、ディスクドッグやアジリティドッグとして十分素質はあるそうです。

 この2日間ひたすら犬の件で都内を走り回っていましたが、CL血統の件ではペットショップとも示談に成功し、何はともあれ、ほっとしました。

 写真は、向精神薬が効きかけて眠いときのジンです。
 結局、人間大好きのジンは、次々に訪れる患者さんと御主人さんに興奮し眠りから覚めてしまい、この後、全身麻酔での撮影と相成りました。




4/1(金) 23:51

 ヨット用に、”アルポット”を入手しました。

 これは、ダイワ製の湯沸しポットなのですが、内燃式で炎が外に見えず、強風下でも難なくお湯を沸かせるというすばらしい特性を持っています。
 さらに、ご飯も焚けます。

 ヨット上では必須といえるアイテムですが、難点がひとつ。
 800CCのカップをさらに大きい二重の炉に入れてあっためるという構造上、ちょっとでかいんですよね。
 狭いヨットではどこにおくか悩むところです。

 これも、ロングクルーズに向けての準備のひとつです。



4/1(金) 00:26

 決めました!
 来年の4月中を目標に、ロングクルーズにでます!

 今年1年間で今教えている専門学校の講義が一段落します。
 会社の方も、昨年末の妻のケガ&馬鹿の暴走騒動の影響で赤字ながらも、だいぶ持ち返してきて、私抜きでも回るようになってきました。(今月以降は私の売り上げを計算から抜いても、当面当月黒字が続く予定です)
 ここ1ヶ月ほど、うちの会社の役員レベルの人間と色々と話してきましたが、何とか出られそうです。
 ただし、これから1年間の業績次第という前提条件はつけられましたが(^^;

 現状の問題点は以下の通り

・行き先をどこにするのか
 日本一周 or 近海エリア(南太平洋&オーストラリア)

・船をどれにするのか
 Yamaha-31EX”まがもん”に外洋向きの改造をくわえる
  (予算的には100万円程度)
 24〜28フィートくらいの外洋艇を購入する
  (ちゃんと装備が整っているものを買えば予算不要)
 モーターボートにする
  (沿岸エリアによる日本一周のみ。ガソリン代がえらいかかる)

・予算
 一年間で、どれだけのお金がためられるのか?
 その後、本や講演で回収できるのか?
 復職は可能なのか?

・クルー
 私1人でクルーズするのか
 犬を連れて行くのか
 妻も連れてゆくのか

・腕前
 私のヨットの腕前をどう上げるのか?
 ISPAの講習会か?
 暇を見て自力で島クルーズか?


 とにかく、一年間、あがきにあがいてみます!


PerlDiary S Ver.1.02