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2006年7月

7/20(木) 14:09

7月18日2006年

 会議終了後、とりあえずネットに接続しましたが、国際ダイヤルアップだけにもんの凄く遅い!
 ブログの更新なんて、とても出来ません。
 ニュースサイトも読めない有様。
 仕方がないので、この研修の間はメールチェックも最低限に抑えて研修に集中することに(^o^)
 いや、決して、メールチェックしたら仕事をしなければならないとか、そんなことは考えていませんよ〜!
 あくまでも、研修はお仕事。そしてお仕事は大事なのです!
 仕事仕事、あ〜たいへんだ〜!

 そんなわけで、現地着後2日目は、プライベートビーチツアーを敢行!



 グアム北西部にある日本人だらけのビーチでしたが、設備は抜群。
 海水の透明度はタモン湾の比ではありません。



 しかも、釣り竿やシュノーケルセットその他アクティビティは全てタダ!
 早速魚を釣り上げました。



 それにしてもこの魚、ちびの癖にやたら凶暴でした。
 噛みつく噛みつく。
 隣の元気な女の子とそのお母さんが欲しがっていたので差し上げましたが、くれぐれもこいつに噛みつかれないように注意をしました。

 南国特有のスコールで、ビーチは早めに切り上げることになりましたが、シャワーのようでむしろ快適でした。



 ビーチからホテルに帰ったら、今度はおみやげ買い出しに。
 DFSギャラリアのグアム店は、とてつもなくでっかいんですよね。
 でも、実はこの時、雨で滑って派手に転倒!!
 ちゃんと受け身は取ったのですが、少し腰をやっちゃたみたいです。
 ギックリ腰持ちは、辛い。。。

 そんなこんなで、びっこを引きながら、自由行動時間に突入。
 私はタクシーを借りて、一路アガーニャマリーナへ。
 そう。ヨットで入港する時に備えて、下見です(笑)



 ちなみに、写真撮影は運転手さん。
 この親切な運転手さんは、mixiタクシー所属の韓国系の方で、現地事情を色々と教えてくださいました。
 mixiタクシーは観光用のタクシーで、日本語と英語、それにマナー訓練がクリアーできないとなれないそうです。確かに、ベンツなんか使っていて料金も高めですが、トラブルと無縁というのは嬉しいですね。
 また、私のようなツアー嫌いのタイプは、タクシーをチャーターするかレンタカーを使ってタモンを出ないと、本来のグアム島は味わえないとのこと。
 確かに、タクシーで回ってみると、タモン地区以外ではごく普通にアメリカなんですよね。
 う〜〜ん。
 次回はレンタカーかな?

 その後は、水族館、そして、みんなで再合流してプラネットハリウッドレストランへ。



 さすがはアメリカだけあって、ノリが最高!
 ちょうどダンスタイムに私はロブスターを食べていたのですが、店員さんがそのロブスターを私の手からもぎ取って皿に放り出し、引きずられるようにダンスに強制参加!
 腰が痛いとも言えず、YMCAをみんなでフルコーラス踊りました。
 まあ、こういうのもアリですね!!

 そして、ホテルに帰った後は、崩れ落ちるように仮眠を取り、そのまま一路日本へ。
 帰りはしっかりエコノミークラスでした。



 今回は、総じて、なかなか楽しい旅行でした。
 実際仕事としても多数の企画案が出てかなり良い成果が出せました。また、CG用の素材収集もだいぶ成功。
 何よりもネット環境から切り離されていたおかげで、日常の作業から完全に解放されたのが最高!!

 ただ、この旅行時、ジャワ島で大規模な津波があったらしいですけど、この日にはほとんど情報入らなかったのが怖いところです。ジャワ島も研修先として検討していただけに、恐ろしいですね。
 日本もえらい大雨でとんでもないことになっていたようです。
 保険だけでなく、こうした情報の入手などの安全対策もしっかりと考えた方が良さそうですね。

 やっぱり、多少仕事を引きずる羽目になっても、ネットは要るのかなあ。。。


7/20(木) 13:28


 では、まじめにグアム旅行記。

 19日まで、会社の研修旅行でグアムに行って来ました。
 例年、研修は国内でやっていましたが、今回は2006年度前期の黒字を称えて、海外研修です。
 韓国、ケアンズ、LA、フィジー、ジャワなど、いろいろと考えましたが、安い上、一応アメリカ合衆国ということで、グアムに決定。この時点でなんと、旅行半月前。
 しかも今回はなんと、2泊4日(初日は午前1時にグアム着)という強行軍です。
 こんな急な募集にもかかわらず取引先の方にもご同行いただけ、弊社初のお客様連れの研修旅行となりました。やった〜!

 ただ、多忙な業界だけに、初日も、そして最終日もばっちり日本での仕事が入っています(苦笑)
 特に初日の私は空港待ち合わせに15分しか余裕がなく、まさに分刻みのスケジュール。ひとつでも電車が遅れればアウトという状況です。普通にやっては到底間に合わない上スーツ姿でグアムに行くのもなんなので、怪我人をこき使って妻にも協力を願い、空港での荷物受け渡しと着替えを計画に入れました。
 頭の中でミッションインポッシブルのテーマソングが鳴り響くような状況の中、さあ、どうなる!?


初日:7月16日2006年
 まず、午前中〜午後に専門学校での高校生向け特別講義。
 学科コンセプトが不明瞭に伝わっているようで、生徒によって大きく食いつきが違う感じがあるのが反省点。
 15分延長し(^^;、午後2時の講義終了と同時に、その後の対応をほかの先生方にお任せし、まずは駅までダッシュ!!
 この時点でいきなり予備時間ゼロ!!!

 そして日暮里駅、午後2時45分。電車を乗り継ぎ、京成スカイライナーにぎりぎり間に合いました。
 いやあ、助かった!



 そして、成田空港。
 妻とも合流に成功!
 すばやくアロハに着替え、スーツと靴を妻に持って帰ってもらいます。
 なんだかんだで無事出国。日本ともしばしお別れです。

 ちなみに、行きはなんと、インボラアップグレード(座席の都合による窓口でのアップグレード)で、全員ビジネス・ファーストクラス!!
 格安航空券からのインボラも初体験ですが、6人全員のインボラというのも豪気な話です。
 私はラウンジが好きなので、ラウンジ利用が出来るのがうれしいところ。
 しかし、騒ぎたい盛りの若い弊社社員にはビジネスクラスラウンジ”SAKURA”は少々窮屈だったようで……



 結局、すぐに外に出て、空港内冒険に切り替えました(笑)



 ちなみに、機内では、みんな超リラックス。
 しかし、さすがはビジネスファースト。
 座席ピッチの広さは、ビジネスクラスとは思えません。
 若い初海外のスタッフが多いのに、ちょっと彼らの今後が心配です。



7月17日2006年

 日付変わって、現地着。
 夜中の到着だったので、まずは仮眠。
 ネットにつなげようと思ったけれど、安いだけあってネット設備ないんだよね、このホテル。。。
 ダイヤルアップの設定を引っ張り出すのも億劫で、とりあえず寝ちゃいました。

 そして翌朝、快晴!!



 青い空、まさに南国!!
 そして朝一番の食事は現地自慢のチャモロ料理!



 この朝はカメラに慣れていなくって写真撮りそこなったので、この看板は夕方のものですね。

 ……それにしても、いやあ、看板、メッチャ日本語っすね。。。
 グアムの中でも特にタモン地域は完全に日本資本の影響下にあるようで、右も左も日本人だらけ。
 看板なんて、英語よりも日本語のほうが多いくらいです。

 そしてみんなでkマートに。
 海外旅行の基本で、初日に安いスーパーに行って、飲料水や生活必需品の確保をするのです。



 それにしても、広い!!
 いつものLAX近郊のKマートよりも広いんじゃないかな。
 とりあえず、ここで買い物と昼食。
 Kマートとは思えないほどお土産も充実していて、こりゃ便利。
 以前オーストラリアで壊しちゃったシュノーケルも買い直しました。
 私は絵の描きすぎで目が悪いので、度付きのゴーグルじゃないと何も見えないので、レンタルできないんですよね。




 んで、ホテルに帰ったら、着替えてそのまま海に!!



 いやあ、最高!!

 ちなみに、今回はカメラを”OLYMPUS μ720SW”に換えたので、そのまま海に突入できます。
 と。



 うわわわ!このシュノーケル、海水入ってくるよ!!
 さすがはKマートの安物。
 あっという間に壊れてしまい、ビーチショップのシュノーケルを買う羽目に。
 なんとお値段30ドル!!高い!!!



 で、シュノーケルを買い替え、改めて海中撮影。
 おお〜!
 魚がいるいるいるいる。
 こんな都会じみたタモン湾でも、なかなか楽しめます。



 そして、夕日。
 最高です。



 この後、タクシーでマイクロネシアモールに向かったのですが、う〜〜む。
 大変不愉快な思いをしました。
 行きのタクシーはまだ良かったのですが、帰りのタクシーが最悪。
 射撃場の話を出したら最後、無理やり、行きたくもない射撃場につれてゆこうとするのです。
 その場でタクシーを降り、バスでの移動に切り替えました。
 後で知ったのですが、グアムではmixiタクシー以外は日本で言うところの白タクに近い状態で、そうした強引な勧誘は当たり前とのこと。
 いやあ、参りました。

 ホテルに帰った後は、研修本番。今後の会社方針の会議と、スタッフ一人ひとりの野望の宣言です。



 これは弊社創業時からの伝統なのですが、研修時に、今後の野望を宣言してもらい、それをベースに仕事を組み立ててゆくのです。
 弊社はクリエイター集団であって金儲けの集団ではないので、こうした意識を高める作業はとても大事。もちろん、みんなも生活がかかっているので、平気で赤字を垂れ流すような奴は論外です。でも、収益性の傍らでクリエイティビティを常に意識し続けるバランス感覚は、とても大事なんですよね。

 その後は、これも定例の役員会議。
 今回は税理士の先生も同行して頂いているので、経営の話が楽で楽で(笑)
 ちなみに超優秀なこの先生は、私とほぼ同じ年。
 うう〜、私もがんばらねば!!

 こうして、到着初日の夜は更けてゆきます。。。


7/19(水) 22:22

 19日まで、社員研修でグアムに行って来ました。
 ネットも使えず、電波状況が悪く携帯も通じなかったため、またまたご心配いただいた方もいらっしゃったようで、ご心配のメールもいただきました。
 ありがとうございます。
 夏はいろいろと忙しくって、なかなかネットも出来ないんですよね。。。

 ちなみに、グアムはこんな感じのところです。>写真参照




 え?
 なんか変?
 そうっすか?(笑)


7/8(土) 21:34

 え〜。
 日記が更新されておらず、心配された方からご連絡がありました。

 ぶっちゃけた話。親知らずが虫歯で、火曜日に歯医者さんで抜いてきました。
 で、抜く最中に砕けまして。
 しかも、親知らず君、持ち主に似たひねくれ者で、あごの骨の中の方に育っていまして。。。
 仕方がないので、ドリルであごの骨を削って取り出しました。

 当然出血のあげくに、腫れるわけでして。。。

 火曜日は、あまりの出血を見た歯科助手サンとウチの会社の副社長が貧血を起こした位の出血。
 水曜日は出血に加えて高熱。
 木曜日は再び歯医者で傷口を切開して中を消毒。当然出血。
 金曜日にも、再び消毒。

 こんな感じの一週間でした。

 とりあえず。火曜日からまともなものが食べられていません。
 でも、頑張って何とか最低限の仕事はしています〜!

PS
 ようやくヨットのロープが届きました!


7/2(日) 17:13

 他国籍の船であっても、日本の安全・環境基準を満たした上で、事実上日本資本の船であったら日の丸を掲げても良い、という判断がでたとのニュースがあります。日の丸を掲げていれば事件時に海上保安庁に通報しても良い、とのことで、これで海賊対策にとのことのようですが……実はこれ、全く根本的に対策がずれています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060702k0000m010112000c.html

 パナマ運河などの運河通過コストの問題もさることながら、日本の船が日本船籍にしたくないのは、何よりも「事件の時に海上保安庁に通報したくないから」といわれているのです。
 海上保安庁は、他国であれば全く責任問題のないレベルの軽微な事故であったとしても厳しい取り調べを科し、衝突被害者にまで刑罰を与える存在として、有名なのです。
 しかも、海上には反則金制度がないため、どんな軽微な事故やトラブルでも罰金、すなわち刑事罰が与えられ、いわゆる前科者となってしまいます。前科者となれば本人の人生に限りないダメージがあるだけでなく、前科が書類から消えるまでの5年間は多くの国への入国が制限されるため、人手不足の国際航海路線では企業にとっても致命的なダメージなのです。
 しかも、日本の安全・環境基準を満たすためには、異常に高価で、しかも時代遅れの認定済み船検備品を買わねばなりません。これではコストが論外に高くなりますし、そもそも、GPS情報の入っていないイパーブなんて、何の役に立つのかわからないくらい時代遅れの代物です。保安庁による海難被害者への厳しい取り調べは、海難がこうした認定済み船検備品の性能が低いせいでは無いことを証明するためのものといわれております。

 実際、海賊の類に襲われた船や不可抗力による事故を起こした船の船長にも、衝突やら襲撃後の沈没やらで刑事罰(多くは過失往来危険罪)を与えた実績も複数もあるようです。
(小型船舶に関する資料は以前も載せましたが、こちら
http://www.jimin.jp/jimin/gyo/katsudou/h14/141125.pdf
私は小型船舶の船長資格しかないので、大型本船の事情には疎いのですが、大型船もなかなかひどい状況という話も聞き及んでいます)
 このため、本船(大型船)だけでなく小型船であるヨットやモーターボートでも、国際航海を頻繁にする船は、グアムかフィリピンあたりの船籍にするのが普通です。

 もちろん、漫画海猿などで取り上げられて有名になりましたが、海難現場の海上保安官が多くの実績を上げ、多くの人命を救っているのも事実です。 海難救助技術的にもアジア圏では随一でしょう。
 しかしだからといって、そうした強権的な取り調べが許されるというものでもありませんし、船検備品などを通じての企業との天下りや癒着が許されるものでもありません。

 こうした、一部の悪徳役人を肥え太らせるだけの表面的な名目のみの対策ではなく、日本人であれば誰もが海上保安庁を心の頼りと出来るような、根本的な対策を取っていただきたいものです。
 その方が、天下りとは無縁の現場の海上保安官にとっても仕事にやりがいが出来、さらに海難救助に力が入るのではないかと思うのですが、いかがなものでしょう?

(実のところ私は海上保安庁のファンで、個人的にはたいへん好意的な視線を持っています。この2年間ボートショウに海保が出ない事が辛くてたまらないくらいで(^^; だからこそ、この状況は何とかしたい、と思うわけですけれども。)


PerlDiary S Ver.1.02