おかげさまで、2003年早々から、怒涛のごとく発売予定です。
現在、単行本に向けてクオリティアップなどの作業をしております。 ページの都合で入れられなかったエピソードなどもてんこ盛りですので、どうかお楽しみに。
いやあ、楽しみですねえ。
がんばらないとねえ・・・
うう、すみません。 私の肺炎の都合で、さまざまな打ち合わせが遅れてしまい、そのため、情報を載せられずにいました。
出ます。出します。今しばらくおまちください。
確かに少々控えめなお話であったとは思います。 いったんここでストーリーを固め、今までのお話をまとめるインターミッション的な回、ということでご理解ください。
実のところ、私が原作を無視して勝手にいじった部分もありますが・・・。 やはり、あまりハードなシーンを一人で仕上げるのは厳しいですよ・・・(^^;
うう、肺炎なんかかかっちゃってごめんよ(T_T)
私は同人誌には詳しくないのですが、特に直接の関連性はないと思います。
確かに、昔僕が仲間内で習作的に作った漫画世界はありますが、それとこれとはまったく別物だという了解を、仲間内会社共にとっています。 ですから、別物。似て非なるもの、ですね。
まあ、プロとして通用する世界観って、なかなか作り上げるのが難しいんですよ。
そうですね。CGなんかもちょこっと作りこむだけでえらいコストがかかりますからね。 同人だったらただ何も考えずに詰め込めばいいんですが・・・プロの場合、まず、予算内で可能かどうかを考えないといけないので。
後は、テーマ性の問題も大きいですね。 同人誌は特にこれといったテーマもなく、「なんとなくこういう話が描きたいんです」とシチュエーションを詰め込むだけで何とかなるけど、商品として出してゆく作品には明確なテーマがないと、それはただの商業主義暴走の駄作になっちゃうので。 そういう駄作はもちろん売れませんから、プロ作品では、まず、作者のテーマから世界全体を組みなおす必要があるんです。 プロの世界では締め切りや、予算やページ数、読者の年齢層などなど、いろいろと制約がありますから、同人誌みたいに言いたいことが散在していると、何も伝わらないままあっという間に連載が終わっちゃうんですよね。
なるほど。
なるほどって・・・(^^; まあともかく、そういうわけですから、たった一つの言葉を語るために、私たちは、世界を一から組み上げています。 もちろん単なる娯楽としてもお楽しみいただけるようには作ってありますが、私たちが語りたい一言とは何か・・・。ぜひ、それを考えてみてくださると、うれしいです。
ええっと〜。仕事の分担の話ですね。多分。
これはいい質問だ。
周囲に聞いた話だと、作品によって、原作者の比重ってだいぶ違うんですよね。それこそ、絵コンテからキャラデザまでやっちゃう場合から、単なる口述のアイディア提供まで、さまざま何ですよね。
「鋼鉄の少女たち」に限って話をすると、私は、いわゆる原作者と美術監督をかねた、ディレクター的な立場ですね。 世界観設定、最初のアイディア出し、ストーリー原案と、大体のページ割り振り、台詞回しをまず私のほうでやります。 で、しけたから絵コンテがあがってきたらそれをチェックして、修正。線画のラフがあがった段階で赤ペンを入れて、それと平行して弊社の板井義隆などのCGスタッフと協力して、背景CGを作ります。 で、漫画全体の仮組上げが終わった段階でリテイクを出して、しけたと一緒に直してゆきます。 あと、デザイン面では、しけたの手書きの絵を3DCG化するときには、一度私の手を経てますね。 社長なので、クオリティの最終決定(いわゆる駄目出しや赤ペン入れ)や、予算・人員管理といったプロデュース面での作業をするのも大事な仕事です。
僕は、いわゆる漫画家、絵描きの仕事ですね。 キャラクターデザイン、戦車などのメカの基本デザインなどをやってます。 あとは、世界観設定と、最初のアイディア出しは手塚と協力してやってます。 で、手塚のストーリーが上がり次第、それを絵コンテ化して細部まで作りこみます。修正を経て、絵コンテが確定した段階で、キャラクターの線画。 で、その修正が終わった段階で、組み上げを行って、トーンワークやエフェクトをかけてゆきます。 その後、スタッフから仕上がってきた3DCGを組み込むのも僕の仕事です。最後に、最終修正を終えたら、完成です。
はい、そうです。単なる本名の逆読みです。
実は彼は高校(埼玉県立越谷北高校)の後輩なんですが、そのころにつけたペンネームをいまだに使ってます(笑)
ちなみに手塚は、そのころ、<壊夢>とか<神無>とか言うペンネームでした。
恥ずかしい過去を・・・(笑)
1973年6月生まれ。 早稲田大学政経学部出身です。 過去の作品は単行本で言うと、「デジタルコミック入門(ボーンデジタル)」くらいですね。 あとは、「スロット☆スター」が竹書房さんのスーパーパチスロ777で連載中です。 現在は有限会社アイラ・ラボラトリ所属のディレクターという肩書きです。
1973年3月生まれ。 東京農業大学農学部畜産学科を出た後、デジタル映像屋として社会人をやりながら日本大学社会情報学部修士課程に行ってましたが、結局大学院は中退です(^^; 過去の作品ですが、私はもともとCGや映像のほうの人間なので、そっちの著作は多数ありますけど・・・。 本で言うと、「3D Studio MAX速習講座(ボーンデジタル)」とか、雑誌連載だと、「CGクリエイター虎の巻(IDG刊、グラフィックワールド誌)」とか。 ムービーではゲームの「五分後の世界」とか、爆発エフェクトや戦車、戦闘系の仕事が多いですね。 現在は、有限会社アイラ・ラボラトリ代表取締役と、あちこちの雑誌のライターと、専門学校講師を兼任です。
と、言うわけで、二人とも、純粋な漫画の単行本は、「鋼鉄」がはじめて、かな?
でも、二人とも新人というにはあまりにも年を食ってるね(笑)
・・・ほら、やっぱり。
何がほらじゃ、ワレ。
似非大阪弁で脅しても無駄です。やっぱり残酷な表現って、嫌いな人も多いんですよ。
そりゃそうだ。私だって、嫌いだからね。
・・・・・・・・・。どの口がそう言いました?
(作り笑顔で)でも、戦争、というテーマを扱う以上必要なことなんです。 戦争のにおいの立ち込めるこういう時代だからこそ、あえてこういう描き方をしています。
・・・そう言うと聞こえはいいですが、15年近い付き合いのある後輩として申しますが、手塚さん、あなた、高校時代からまったく作風変わってませんが?
ちっ!(せっかく格好よく決めたのに、余計なことを・・・)
進歩の無い人ですね、こういうところだけは。
時代を先取りした男と呼んでくれ。 でもま、そりゃそうだよ。人ひとりが命がけで語ろうとしている主義主張が10年ぽっちで変わるかよ。 ・・・でも、しけたは作風変わっちゃったよねえ・・・まさか<漫画研究部のアニキング(兄貴王)>と呼ばれていた君の絵が<萌え絵>なんて呼ばれる時代が来ようとは・・・
うう、その、昔は良かった口調、やめてください・・・
いや、いまだに肺炎ですが、医者の反対を振り切りつづけ、入院はしてませんよ?
してませんねえ。
こう見えても実は結構まじめに社長兼クリエイターやってるんで、入院なんか出来ません。
僕も、連載中は交通事故にあった次の日でもペン握ってますからね・・・
・・・あの時はびっくりしたよ。 で、早朝の電話で言った言葉が「利き手は無事です!!」だもんな・・・。
・・・手をかばったおかげで歯は折れ、額は割れ、顔はかなりひどいことになってましたが・・・ この仕事は休めませんからねえ。
半年ほど前、時速100キロ近いハイエースロングバンに後から轢き逃げされて、7メートルくらい宙を飛んだんだよね? ・・・普通死ぬよね、それって。
ギャグ漫画のような実話なんですが、なぜか生きてて、翌日から仕事してますねえ・・・
不思議なやつ・・・・。 あ、そうそう。この手塚が入院したんじゃないかという質問ですが、実は結構数が多い質問なので、どうも、他の誰かと間違えられて情報が伝わっている気がします。 情報は正確に、ね☆
ほほう、それは、間違えられた相手の人が可哀想・・・