日記概略
無駄に忙しい日々
不況のため、営業しても営業しても成果につながらない、バタバタと無駄に忙しい日々を送っております。
といってもまあ、潰れるほど悲惨なわけではないんですが(^^;
そういう中途半端な不振が、まさに不況という感じです。
おかげで、日記も更新できず。
そうこう言っているうちに、再び日経平均とTOPIXがバブル後最安値を更新。
我が国日本はどんどんどんどん下流国へと落ちて行きます。
そういえば、なにやら我が国の首相もアメリカ詣でに勤しんでいるようですが……
どうも、昼食も同席して貰えずに、単に自民党の選挙対策向けの写真を撮りに、経済支援か何かの土産話を持って行くだけじゃないかという説が。
……こういうのって、国の価値を下げるだけじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?
といってもまあ、潰れるほど悲惨なわけではないんですが(^^;
そういう中途半端な不振が、まさに不況という感じです。
おかげで、日記も更新できず。
そうこう言っているうちに、再び日経平均とTOPIXがバブル後最安値を更新。
我が国日本はどんどんどんどん下流国へと落ちて行きます。
そういえば、なにやら我が国の首相もアメリカ詣でに勤しんでいるようですが……
どうも、昼食も同席して貰えずに、単に自民党の選挙対策向けの写真を撮りに、経済支援か何かの土産話を持って行くだけじゃないかという説が。
……こういうのって、国の価値を下げるだけじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?
日記概略
小沢塾から帰宅しました
日記概略
本所署の問題職質に遭遇
先ほど、2月6日午後5時過ぎ、小沢塾系の調べ物をした帰りにヨドバシカメラに立ち寄りました。
ヨドバシは錦糸町駅構内にあるのですが、駅改札の所で、風俗のスカウトと思われる4,5人のやばそうな若い男の子たちが、改札から出た女の子の前をふさぐ強引なスカウト行為をしておりました。
これはさすがにやばいと思って周囲を見ると、なんと、改札のそばに2人の警官が立っているではありませんか。
しかし、どうしたことか、警官たちは無茶なスカウトには見て見ぬふり。
気づいていないのかと思った私は、とりあえずそちらの片方の警官に向かって歩き、声をかけました。
私「あの〜。そこのホスト風の男たちなんですが、迷惑なんで何とかしてくださいよ。改札つかえちゃってますよ」
すると職務熱心な警官は、にっこり笑ってこう言った。
警官A「あ、今テロ対策で荷物など確認させて貰っています」
私「……は?」
あまりにかみ合わない会話に呆然としていると、いきなり私が手に持つPCカバンのポケットを探り始める警官A。
そして、ここから、警視庁本所署の本領が発揮されることになるのでした。
私「いや、そんなことよりも、そこのホスト風の男たちを……」
するとこの本所署の警官、遮るようにこう言い放つ。
警官A「いや、実はそういうのを付けている人に危ない人が多いんで」
といって、勝手に腰の鍵束をいじり始める。
私はヨットやら車やら、色々鍵を持っているもので、鍵が束になるんですが、それにしても、おいおい、いきなり人の服装に難癖かよ。
しかも、スイッチのついた電子キーも何本か混じっているので、乱暴に扱われると困る。さすがにこれには参った。
私「やめてください。見せろと言うのなら私から見せます。勝手にさわることは違法行為ですよ」
私がこう言うと、警官A、返事よりも先に10メートルほど先の警官Bに目配せをしやがった。
警官A「いえ、ご協力をしていただいています」
私「私はそこの連中(スカウトたちをアゴで示して)を何とかしてくださいと言いに来ただけですが」
そこは聞こえなかったふりをする、警官A。
警官二人がこちらにかかり切りなのを良いことに、スカウトたちは、かわいい女の子の前をたちふさぎ、改札は大混雑。
おいおい、目の前の現場を放置して、善良な市民からの訴えを無視ですか。
警官Aは、態度を変え、威圧的にこう聞いた。
警官A「で、今日は?」
……余り余計なことは言いたくはないが、聞かれたものはしょうがない。
私「小沢一郎政治塾の調べ物で本屋を巡っています。ある法律の是非を問う課題が出ていまして、その勉強です」
実際、ほれと開いて見せたカバンの中には、法律関連のコピーの山が入っているわけで。
警官A「……え、ええ」
とたんに妙な返事を出す警官A。
こっちが法律勉強していると聞いたとたんにこれかよ!
ひょっとして、こういう職質が脱法行為だという意識はあるのかな?
そこに到着した警官B、話が聞こえていなかったらしく、間が悪いことにいきなり私の左腕を後ろから半ば羽交い締めるように鍵束に手を触れてきた。
おいおい、それはやり過ぎだろ。
私「……職質とは言え、こちらの許可無く手を触れるのは明確に違法です。渋谷の白川弁護士に対する違法職質の件を知らない訳じゃないですよね?」
警官B「いえ、ご協力をしていただいて……」
警官Bがそこまで決めぜりふを言うと、慌てたようにAがBを遮った。
警官A「はい、ありがとうございました!異常なしです。結構です」
だが、あんたが結構でもこっちは結構じゃない!
私「そんなことより」
で、10メートルほど先の改札口を指す。
そこには混雑の原因、風俗スカウトの兄ちゃんたちがまだ大活躍中。
私「はじめに言いましたが、あの連中を何とかしてください。迷惑しています」
しかし、その言葉に、警官たちはにやにや笑って返事せず。
まあ、私にあれだけ食い下がった、職務熱心な警官たちだから何とかするだろうと思っていたのですが……
……はあとため息をつき、10秒ほど目を離したら、この二人の警官はあっさり駅を立ち去りました。
どうも、単なる点数稼ぎで、ヨドバシカメラから出てくる所を、いわゆる「オタク狩り」に来ただけだったようです(「オタク狩り」とは、コミュニケーションが苦手なオタクに対し、所持品や素行に難癖付けて軽犯罪者に仕立て上げる行為です。今、警視庁で新たな点数稼ぎとして大ブームだそうです)。
スカウトたちは警察の後ろ姿をにやにやしながら横目にみて、ますますスカウト活動に精を出します。
駅は当然大混雑。
無犯罪と金色の免許が自慢のオタクは職質出来ても、犯罪歴を気にしない金髪の風俗スカウトたちには一切関知せず、ですか。
しかも目の前のスカウトたちの迷惑行為を指摘されると、今度は指摘した市民を職質で犯罪予備軍扱い。
いやあ、素晴らしい警視庁本所署の大活躍です。
錦糸町は日本でも有数の犯罪エリアですが、なるほど、この警官たちの有様では犯罪が減るわけもないと、強く納得した次第です。
……なんというか、たまったもんじゃないですね。
ヨドバシは錦糸町駅構内にあるのですが、駅改札の所で、風俗のスカウトと思われる4,5人のやばそうな若い男の子たちが、改札から出た女の子の前をふさぐ強引なスカウト行為をしておりました。
これはさすがにやばいと思って周囲を見ると、なんと、改札のそばに2人の警官が立っているではありませんか。
しかし、どうしたことか、警官たちは無茶なスカウトには見て見ぬふり。
気づいていないのかと思った私は、とりあえずそちらの片方の警官に向かって歩き、声をかけました。
私「あの〜。そこのホスト風の男たちなんですが、迷惑なんで何とかしてくださいよ。改札つかえちゃってますよ」
すると職務熱心な警官は、にっこり笑ってこう言った。
警官A「あ、今テロ対策で荷物など確認させて貰っています」
私「……は?」
あまりにかみ合わない会話に呆然としていると、いきなり私が手に持つPCカバンのポケットを探り始める警官A。
そして、ここから、警視庁本所署の本領が発揮されることになるのでした。
私「いや、そんなことよりも、そこのホスト風の男たちを……」
するとこの本所署の警官、遮るようにこう言い放つ。
警官A「いや、実はそういうのを付けている人に危ない人が多いんで」
といって、勝手に腰の鍵束をいじり始める。
私はヨットやら車やら、色々鍵を持っているもので、鍵が束になるんですが、それにしても、おいおい、いきなり人の服装に難癖かよ。
しかも、スイッチのついた電子キーも何本か混じっているので、乱暴に扱われると困る。さすがにこれには参った。
私「やめてください。見せろと言うのなら私から見せます。勝手にさわることは違法行為ですよ」
私がこう言うと、警官A、返事よりも先に10メートルほど先の警官Bに目配せをしやがった。
警官A「いえ、ご協力をしていただいています」
私「私はそこの連中(スカウトたちをアゴで示して)を何とかしてくださいと言いに来ただけですが」
そこは聞こえなかったふりをする、警官A。
警官二人がこちらにかかり切りなのを良いことに、スカウトたちは、かわいい女の子の前をたちふさぎ、改札は大混雑。
おいおい、目の前の現場を放置して、善良な市民からの訴えを無視ですか。
警官Aは、態度を変え、威圧的にこう聞いた。
警官A「で、今日は?」
……余り余計なことは言いたくはないが、聞かれたものはしょうがない。
私「小沢一郎政治塾の調べ物で本屋を巡っています。ある法律の是非を問う課題が出ていまして、その勉強です」
実際、ほれと開いて見せたカバンの中には、法律関連のコピーの山が入っているわけで。
警官A「……え、ええ」
とたんに妙な返事を出す警官A。
こっちが法律勉強していると聞いたとたんにこれかよ!
ひょっとして、こういう職質が脱法行為だという意識はあるのかな?
そこに到着した警官B、話が聞こえていなかったらしく、間が悪いことにいきなり私の左腕を後ろから半ば羽交い締めるように鍵束に手を触れてきた。
おいおい、それはやり過ぎだろ。
私「……職質とは言え、こちらの許可無く手を触れるのは明確に違法です。渋谷の白川弁護士に対する違法職質の件を知らない訳じゃないですよね?」
警官B「いえ、ご協力をしていただいて……」
警官Bがそこまで決めぜりふを言うと、慌てたようにAがBを遮った。
警官A「はい、ありがとうございました!異常なしです。結構です」
だが、あんたが結構でもこっちは結構じゃない!
私「そんなことより」
で、10メートルほど先の改札口を指す。
そこには混雑の原因、風俗スカウトの兄ちゃんたちがまだ大活躍中。
私「はじめに言いましたが、あの連中を何とかしてください。迷惑しています」
しかし、その言葉に、警官たちはにやにや笑って返事せず。
まあ、私にあれだけ食い下がった、職務熱心な警官たちだから何とかするだろうと思っていたのですが……
……はあとため息をつき、10秒ほど目を離したら、この二人の警官はあっさり駅を立ち去りました。
どうも、単なる点数稼ぎで、ヨドバシカメラから出てくる所を、いわゆる「オタク狩り」に来ただけだったようです(「オタク狩り」とは、コミュニケーションが苦手なオタクに対し、所持品や素行に難癖付けて軽犯罪者に仕立て上げる行為です。今、警視庁で新たな点数稼ぎとして大ブームだそうです)。
スカウトたちは警察の後ろ姿をにやにやしながら横目にみて、ますますスカウト活動に精を出します。
駅は当然大混雑。
無犯罪と金色の免許が自慢のオタクは職質出来ても、犯罪歴を気にしない金髪の風俗スカウトたちには一切関知せず、ですか。
しかも目の前のスカウトたちの迷惑行為を指摘されると、今度は指摘した市民を職質で犯罪予備軍扱い。
いやあ、素晴らしい警視庁本所署の大活躍です。
錦糸町は日本でも有数の犯罪エリアですが、なるほど、この警官たちの有様では犯罪が減るわけもないと、強く納得した次第です。
……なんというか、たまったもんじゃないですね。
日記概略
現代の魔法の書
LOOX-Uに、皮カバーを掛けました。
黒い皮に赤いステッチの入ったその姿は、まさに現代の魔法の書。
しかもタッチペン操作ですし(^^;
横から見るとPCだと判りますが、そうでないと、ただの大判手帳ですね。
ちなみにストラップは、頑丈さで定評のあるWiiのものを流用(笑)
子供の乱用に耐えるストラップだけに、これには安心感があります。
それにしてもこのデザイン。
いっそ、アッピンの赤い本で有名なアーガイル公モデルのグローブトロッターPCブリーフケースでも買おうか、なんて思っちゃいますよね(笑)
http://zebra.fresheye.com/wisdom/contents/travel/express/1/68/1.html
……まあ、高くて買えませんけど(^^;
黒い皮に赤いステッチの入ったその姿は、まさに現代の魔法の書。
しかもタッチペン操作ですし(^^;
横から見るとPCだと判りますが、そうでないと、ただの大判手帳ですね。
ちなみにストラップは、頑丈さで定評のあるWiiのものを流用(笑)
子供の乱用に耐えるストラップだけに、これには安心感があります。
それにしてもこのデザイン。
いっそ、アッピンの赤い本で有名なアーガイル公モデルのグローブトロッターPCブリーフケースでも買おうか、なんて思っちゃいますよね(笑)
http://zebra.fresheye.com/wisdom/contents/travel/express/1/68/1.html
……まあ、高くて買えませんけど(^^;
日記概略
10周年
昨日で、私の会社、アイラ・ラボラトリ立ち上げからちょうど10年が経ちました。
元々ネットゲーム制作と、あと何か面白いことが出来ればと思って友人たちと共に徒手空拳で立ち上げた会社だけに、この業界で10年残るとはまさか思いもよらず、これも皆さんのご理解ご協力があってのことと心より感謝をしております。
それにしてもこの10年、色々なことがありました。
いいことばかりではありませんでしたが、それもみな、今のアイラ・ラボラトリを形作る上で重要な道しるべだったのだな、と感じています。
戦前を明らかに下回るとんでもない昨今の世の中ですが、人間、やることはただただ全力で、信念を曲げずに出来ることを尽くすだけ。
続く10年は、どう歩こうか。
そんなこと楽しく考える今日この頃です。
元々ネットゲーム制作と、あと何か面白いことが出来ればと思って友人たちと共に徒手空拳で立ち上げた会社だけに、この業界で10年残るとはまさか思いもよらず、これも皆さんのご理解ご協力があってのことと心より感謝をしております。
それにしてもこの10年、色々なことがありました。
いいことばかりではありませんでしたが、それもみな、今のアイラ・ラボラトリを形作る上で重要な道しるべだったのだな、と感じています。
戦前を明らかに下回るとんでもない昨今の世の中ですが、人間、やることはただただ全力で、信念を曲げずに出来ることを尽くすだけ。
続く10年は、どう歩こうか。
そんなこと楽しく考える今日この頃です。
日記概略
LOOX-U買いました
先月1ヶ月間設定に苦しんだ挙げ句、工人舎SH8を私の仕事へ導入することをあきらめました。
SH8のOSを、WindowsVISTAで使おうが、XPで使おうが、本体性能の不安定さはいかんともしがたい、というのが結論です。
・レジューム/サスペンドが不安定(レジューム中に落ちる、そもそもレジュームに入らない、復帰しない)
・DirectX、特にDirect3Dが使えない(ネットで検索すると、どうもこれは元々そういうモノらしい)
SH8は元々の発売当時の価格が12万円もするだけあってマシンスペックは今時のネットブック類に比べて相当に優れているのですが、BIOSやデバイスドライバの熟成が甘く、VISTA、XPどちらのOSを使うにせよ、エラーを抱えたままで使わざる得ないマシンのようです。
工人舎さんは、まだまだ若いメーカーさんだけ有り、こうした、BIOSやデバイスドライバ面での問題が出やすいのかもしれません。趣味的に使うのであれば性能も高く問題無いのですが、仕事で使うにはあまりにも問題があるわけでして。
最初はWindowsVISTAが悪いのだと思って、VISTAを恨んでいました。ごめんよVISTA。
で、このままでは仕事にならないので、富士通の、LOOX-Uを買いました。
WindowsXPが乗った、C40という、この年末に出たばかりの新型機です。
http://www.fmworld.net/fmv/pcpm0812/biblo_loox/lu/index.html
LOOX-Uは、500グラム台の、超軽量モバイルPC。
LOOX-Uは、コートのポケットに入るサイズなので、キーボードはかなり無理をしてあります。
ただ、以前使っていたVAIO-Uとは違って、キーサイズに工夫をしてあり、かなり打ちやすい感じですね。(ちなみに、以前欲しがっていたタフブックのATOM機は、このキーボードの都合であきらめました)
バッテリーもLバッテリーで公称11時間半も駆動し、しかもLバッテリー付きでも670gの超軽量。
大きさがちょっと私のヘリハンのポケットギリギリですが、まあ、入るのでOK。
SH8と比較すると、こんな感じ。
SH8もかなりの小型機なのですが、LOOX-Uはそれよりもさらに小さい!
LOOX-U/C40は、性能的には1年前に発売のSH8よりもかなり低く、極めて評判の悪い、US15Wというチップセットを積んでいます。
US15Wとは要するに、今色々な意味で話題のVAIO-Pと同じもの。こいつのグラフィック部分はPowerVRという、懐かしのバーチャファイターシリーズ用に1996年にリリースされたチップの末裔で、約15年前の基本設計。つまり性能は極めて低い物です。
メモリも小型化のために1GBしか搭載しておらず、これも2GB搭載可能なSH8よりも下。CPUも、ATOM-Z530というCPUで、昔のPentiumMにCoreアーキテクチャのコマンドだけ実行可能なおまけを付けたもの。これもSH8の搭載するA110と似たような性能。
ぶっちゃけ、LOOX-U/C40は、カタログスペックだけなら、SH8よりもはるかに劣る機械であるわけです。
ところが、実際に使ってみると、これが快適。
SH8で15日間苦しんだセットアップ作業が2日で終わり、3日目には実業務に投入できました。
インストールやデバイス類のセットアップでは、ほとんどノントラブルで行けました。サーバーとの連動などもばっちり。BuletoothでのGPSとの連動も出来ました。
AdobeのCS3マスターコレクション(つまり、Adobeのプロデザイナー向け製品全部入り)もぶち込んだのですが、ちゃんと使えました(笑)
さすがにUS15Wチップの性能では3dsMAXは動かないのでそっちは入れていませんが、3D用途以外であれば、十分に使えるようです。
筆圧感知こそ無いものの、タッチパネル付き液晶のため、グラフィックには向いているんですよね。外出しながらのディレクションやアイディア描画には十分です。
しかも、液晶サイズが1280×800WGXA!
もちろん、レジュームも正常運転。スタバでタリーズで、パタンパタンと閉じるだけで大活躍です。
結局、コンピュータって、単にハードウェアのカタログスペックだけで性能が決まらないんですよね。
実用しないうちにお古となったSH8は、前回日記に書いたような、デバイスドライバをいくつか殺してDirect3Dを使えるようにした処理の上、OSをXPにしてスタッフに提供。彼は外で文章打ちとかをしないスタッフなので、プレゼン用途にさえ使えれば、レジュームや画面回転が不自由でもなんとかなるそうなので……
SH8の機械の構成自体は悪い物じゃないですし、デザインも好きなメーカーさんなのですが、デバイス/ソフトウェア面での改善を強く望みたいものです。
それにしても、モバイル用Core2Duoあたりの最新に近いCPUを積んで、メモリ共用でない専用グラフィックチップも積んだ、タッチパネル付WGXAの、7〜9型程度の1キログラム以下の超小型機を出せば、デザイナーにバカ売れすると思うんですけどねえ。
アイディアのメモや出先での軽作業機として、かなりの需要があると思うのですよね。
どこかのメーカーで作ってくれないものでしょうか。
SH8のOSを、WindowsVISTAで使おうが、XPで使おうが、本体性能の不安定さはいかんともしがたい、というのが結論です。
・レジューム/サスペンドが不安定(レジューム中に落ちる、そもそもレジュームに入らない、復帰しない)
・DirectX、特にDirect3Dが使えない(ネットで検索すると、どうもこれは元々そういうモノらしい)
SH8は元々の発売当時の価格が12万円もするだけあってマシンスペックは今時のネットブック類に比べて相当に優れているのですが、BIOSやデバイスドライバの熟成が甘く、VISTA、XPどちらのOSを使うにせよ、エラーを抱えたままで使わざる得ないマシンのようです。
工人舎さんは、まだまだ若いメーカーさんだけ有り、こうした、BIOSやデバイスドライバ面での問題が出やすいのかもしれません。趣味的に使うのであれば性能も高く問題無いのですが、仕事で使うにはあまりにも問題があるわけでして。
最初はWindowsVISTAが悪いのだと思って、VISTAを恨んでいました。ごめんよVISTA。
で、このままでは仕事にならないので、富士通の、LOOX-Uを買いました。
WindowsXPが乗った、C40という、この年末に出たばかりの新型機です。
http://www.fmworld.net/fmv/pcpm0812/biblo_loox/lu/index.html
LOOX-Uは、500グラム台の、超軽量モバイルPC。
LOOX-Uは、コートのポケットに入るサイズなので、キーボードはかなり無理をしてあります。
ただ、以前使っていたVAIO-Uとは違って、キーサイズに工夫をしてあり、かなり打ちやすい感じですね。(ちなみに、以前欲しがっていたタフブックのATOM機は、このキーボードの都合であきらめました)
バッテリーもLバッテリーで公称11時間半も駆動し、しかもLバッテリー付きでも670gの超軽量。
大きさがちょっと私のヘリハンのポケットギリギリですが、まあ、入るのでOK。
SH8と比較すると、こんな感じ。
SH8もかなりの小型機なのですが、LOOX-Uはそれよりもさらに小さい!
LOOX-U/C40は、性能的には1年前に発売のSH8よりもかなり低く、極めて評判の悪い、US15Wというチップセットを積んでいます。
US15Wとは要するに、今色々な意味で話題のVAIO-Pと同じもの。こいつのグラフィック部分はPowerVRという、懐かしのバーチャファイターシリーズ用に1996年にリリースされたチップの末裔で、約15年前の基本設計。つまり性能は極めて低い物です。
メモリも小型化のために1GBしか搭載しておらず、これも2GB搭載可能なSH8よりも下。CPUも、ATOM-Z530というCPUで、昔のPentiumMにCoreアーキテクチャのコマンドだけ実行可能なおまけを付けたもの。これもSH8の搭載するA110と似たような性能。
ぶっちゃけ、LOOX-U/C40は、カタログスペックだけなら、SH8よりもはるかに劣る機械であるわけです。
ところが、実際に使ってみると、これが快適。
SH8で15日間苦しんだセットアップ作業が2日で終わり、3日目には実業務に投入できました。
インストールやデバイス類のセットアップでは、ほとんどノントラブルで行けました。サーバーとの連動などもばっちり。BuletoothでのGPSとの連動も出来ました。
AdobeのCS3マスターコレクション(つまり、Adobeのプロデザイナー向け製品全部入り)もぶち込んだのですが、ちゃんと使えました(笑)
さすがにUS15Wチップの性能では3dsMAXは動かないのでそっちは入れていませんが、3D用途以外であれば、十分に使えるようです。
筆圧感知こそ無いものの、タッチパネル付き液晶のため、グラフィックには向いているんですよね。外出しながらのディレクションやアイディア描画には十分です。
しかも、液晶サイズが1280×800WGXA!
もちろん、レジュームも正常運転。スタバでタリーズで、パタンパタンと閉じるだけで大活躍です。
結局、コンピュータって、単にハードウェアのカタログスペックだけで性能が決まらないんですよね。
実用しないうちにお古となったSH8は、前回日記に書いたような、デバイスドライバをいくつか殺してDirect3Dを使えるようにした処理の上、OSをXPにしてスタッフに提供。彼は外で文章打ちとかをしないスタッフなので、プレゼン用途にさえ使えれば、レジュームや画面回転が不自由でもなんとかなるそうなので……
SH8の機械の構成自体は悪い物じゃないですし、デザインも好きなメーカーさんなのですが、デバイス/ソフトウェア面での改善を強く望みたいものです。
それにしても、モバイル用Core2Duoあたりの最新に近いCPUを積んで、メモリ共用でない専用グラフィックチップも積んだ、タッチパネル付WGXAの、7〜9型程度の1キログラム以下の超小型機を出せば、デザイナーにバカ売れすると思うんですけどねえ。
アイディアのメモや出先での軽作業機として、かなりの需要があると思うのですよね。
どこかのメーカーで作ってくれないものでしょうか。