日記概略
小沢先生、検察審査会で起訴相当とのこと
小沢先生の、検察審査会での起訴相当とのことですが、この程度の抵抗は全く想定の範囲内なので焦る必要もないかと思います。赤ん坊を人質に取った民野検事などの手法を見る限り、検察審査会所属の一般人たちを脅しなだめすかせて欲しい結論を得るくらいのことはお手の物でしょう。
敵は60年間他国の指示で日本を支配してきた本物の売国奴たちですから、政権交代くらいで抵抗が止むはずもないのです。
それよりも問題なのは、検察審査会に検察の指示で告発をしたと思われる2つの団体が、共に人種差別系の極右団体であるという事です。
そうした団体と、日本の治安の要である検察が完全に同調して動いていることに、我が国の官僚たちの腐敗の深さと、それに対する底知れぬ恐怖を感じざるを得ません。
敵は60年間他国の指示で日本を支配してきた本物の売国奴たちですから、政権交代くらいで抵抗が止むはずもないのです。
それよりも問題なのは、検察審査会に検察の指示で告発をしたと思われる2つの団体が、共に人種差別系の極右団体であるという事です。
そうした団体と、日本の治安の要である検察が完全に同調して動いていることに、我が国の官僚たちの腐敗の深さと、それに対する底知れぬ恐怖を感じざるを得ません。
日記概略
焼き入れ終わるとこんな感じ
日記概略
例によって一目でわかる記事ですが
PRONEWS誌に、署名記事じゃないのに私が書いた記事が一目でわかる、恒例のNAB関連記事が掲載されてます(^^;
http://www.pronews.jp/special/1004101000.html
一応ご参考まで。
……だって、米国防総省が本気展示する機会は滅多に無いんですよ(^^;
http://www.pronews.jp/special/1004101000.html
一応ご参考まで。
……だって、米国防総省が本気展示する機会は滅多に無いんですよ(^^;
日記概略
AMEXトラブルデスク
今回の出張も、例によって、AMEXのトラブルから始まりました。
ラスベガスで仕事があったため、時間があれば少しはカジノで遊ぼうと思い、AMEXのトラベラーズチェックで普段より多めに現金を持って行くことを検討しました。
すると、成田の某銀行窓口のお姉さんが「最近はAMEXのトラベラーズチェックは利率も悪いしトラブルも多いのでお勧めできない」と言うではないですか。
どういう事かと思ってAMEXプラチナデスクに電話。手数料利率を聞くと確かに倍額の2%になっているそうです。で、今まであったプラチナ会員向け手数料補助はあるのかと聞くと「そのような制度は承知しておりません」という訳のわからない回答。
「え?どういう事」と聞くと、ため息の後なんと、いきなり電話を切りやがった(笑)
いや、もう駄目ですわAMEX(^^;
勝手に連絡無しで制度を変えたあげく、客との会話の最中に電話叩き切るなんて、まともじゃないですよ。
プラチナデスクがどうとかいうレベルじゃないですね。そもそも企業としておかしいです。
結局、とりあえずいつも通り現金で少額持っていって行く貧乏旅行で、少しだけ遊んで終わりました。
現金だと危険すぎて、多額は持ち歩けないですからね。元々貧乏なので、小遣いを減らさずに済んだのはラッキーだったのかも知れません。今後はAMEXの年会費も浮きそうですし(^^;
ラスベガスで仕事があったため、時間があれば少しはカジノで遊ぼうと思い、AMEXのトラベラーズチェックで普段より多めに現金を持って行くことを検討しました。
すると、成田の某銀行窓口のお姉さんが「最近はAMEXのトラベラーズチェックは利率も悪いしトラブルも多いのでお勧めできない」と言うではないですか。
どういう事かと思ってAMEXプラチナデスクに電話。手数料利率を聞くと確かに倍額の2%になっているそうです。で、今まであったプラチナ会員向け手数料補助はあるのかと聞くと「そのような制度は承知しておりません」という訳のわからない回答。
「え?どういう事」と聞くと、ため息の後なんと、いきなり電話を切りやがった(笑)
いや、もう駄目ですわAMEX(^^;
勝手に連絡無しで制度を変えたあげく、客との会話の最中に電話叩き切るなんて、まともじゃないですよ。
プラチナデスクがどうとかいうレベルじゃないですね。そもそも企業としておかしいです。
結局、とりあえずいつも通り現金で少額持っていって行く貧乏旅行で、少しだけ遊んで終わりました。
現金だと危険すぎて、多額は持ち歩けないですからね。元々貧乏なので、小遣いを減らさずに済んだのはラッキーだったのかも知れません。今後はAMEXの年会費も浮きそうですし(^^;
日記概略
今回は、動画でメモ書き
今回は、動画でNABブースメモを取ってみています。
詳細は、PRONEWSあたりで。
前半
http://youtu.be/llEDiyRPsOU?a
後半
http://youtu.be/MFlWVDSaljQ?a
詳細は、PRONEWSあたりで。
前半
http://youtu.be/llEDiyRPsOU?a
後半
http://youtu.be/MFlWVDSaljQ?a
日記概略
そして、カメラ故障
いきなりEOS Kiss X4の録音レベルが最低レベルに固定化され、それっきり録音できなくなりました。
ちょっと前に話題になったEOS D5 mark2のファームウェアでのトラブルと同じ症状ですね。
X4には手動装置が付いていないのですが、何らかの理由で手動録音レベル操作と同様と見なされる状況が入ったのでしょう。
仕方がないので、予備のコンパクトデジカメ、PanasonicのDMC-FT1に切り替えます。
こっちは頑丈軽量、ノーマルハイビジョン。フルハイビジョンじゃなく、マイク端子もないのが欠点です。
ああ、やる気がガリガリ削られる。
ちょっと前に話題になったEOS D5 mark2のファームウェアでのトラブルと同じ症状ですね。
X4には手動装置が付いていないのですが、何らかの理由で手動録音レベル操作と同様と見なされる状況が入ったのでしょう。
仕方がないので、予備のコンパクトデジカメ、PanasonicのDMC-FT1に切り替えます。
こっちは頑丈軽量、ノーマルハイビジョン。フルハイビジョンじゃなく、マイク端子もないのが欠点です。
ああ、やる気がガリガリ削られる。
そういえば、なにやら携帯アドレスか携帯番号宛にメールを送っている人がいるようですが、当然読めません。海外からだとメールが貯まっていることだけはわかるのですが、それを読むには通常のWi-Fiでは無理で、携帯電話網のローミングをするほか無く、それをやると1通読むのに下手すれば1万円とかかかるので、到底無理です。
どなたかは存じませんが、何とぞ一般の電子メールにお送りください。
携帯メールを好まれる人は、即答を求めて携帯メールを送っているのでしょうけど、無理なものは無理。常々申しておりますが、私に連絡を取る最も早い文章手段は、通常の電子メールです。携帯メールは読むことが出来ない場所にいることが多いので、不便ですから使いません。日本でも、せいぜいサーバーからのアラートくらいにしか使っていませんし。
どうしても私に携帯メールで連絡を取りたい場合、事情によっては1ヶ月くらい読まれないことをご理解の上、お送りください。
それにしても、だから携帯メールは嫌いなんですよね。日本でしか使えない、役立たずの、まさにガラパゴスツールです。
どなたかは存じませんが、何とぞ一般の電子メールにお送りください。
携帯メールを好まれる人は、即答を求めて携帯メールを送っているのでしょうけど、無理なものは無理。常々申しておりますが、私に連絡を取る最も早い文章手段は、通常の電子メールです。携帯メールは読むことが出来ない場所にいることが多いので、不便ですから使いません。日本でも、せいぜいサーバーからのアラートくらいにしか使っていませんし。
どうしても私に携帯メールで連絡を取りたい場合、事情によっては1ヶ月くらい読まれないことをご理解の上、お送りください。
それにしても、だから携帯メールは嫌いなんですよね。日本でしか使えない、役立たずの、まさにガラパゴスツールです。
NAB2010ですが、あと5時間ほどでスタートです。
今回は、いつものPRONEWSでのブースレポートの他、このブログやツイッターでも、いろいろとお伝えする予定です。
ちなみに11日は、カンファレンス日でした。
今回の目玉はPanasonicのAG-AF100他、ファイルベース&30P、フルハイビジョン映像、3分の2画素。そのほとんどが既存の一眼レフカメラレンズを使えるのが特徴です。
いずれも、CanonのEOSシリーズや、REDのScarletの強い影響が見られます。
実は今回に向けてCanonのEOS kiss X4を買ったのも、その練習ということもあります。
いずれにしても、今年のNABは、いつになく大変化が見られることになりそうです。
乞うご期待!
レジストレーションもスタート!
盛り上がっていきますよ〜!
今回は、いつものPRONEWSでのブースレポートの他、このブログやツイッターでも、いろいろとお伝えする予定です。
ちなみに11日は、カンファレンス日でした。
今回の目玉はPanasonicのAG-AF100他、ファイルベース&30P、フルハイビジョン映像、3分の2画素。そのほとんどが既存の一眼レフカメラレンズを使えるのが特徴です。
いずれも、CanonのEOSシリーズや、REDのScarletの強い影響が見られます。
実は今回に向けてCanonのEOS kiss X4を買ったのも、その練習ということもあります。
いずれにしても、今年のNABは、いつになく大変化が見られることになりそうです。
乞うご期待!
レジストレーションもスタート!
盛り上がっていきますよ〜!
ちなみに、EOS kiss X4ではこれ使ってます。グリーンハウス SDHCメモリーカード デュアル クラス6 32GB GH-SDHC32G6D
32GBのクラス6SDカードにしては恐ろしく安い割には、全く問題なく使えています。
中身は16GBのMLC構成なんでしょうね。
32GBのクラス6SDカードにしては恐ろしく安い割には、全く問題なく使えています。
中身は16GBのMLC構成なんでしょうね。
EOS Kiss X4をいじっていて、動画カメラとしては致命的な問題を持っていることに気がつきました。
それは、恐らく、動画撮影中はレンズパワーを切っているんじゃないか、と思える仕様。
実際、動画撮影中だけは旧パワーズームレンズが使えないようで、確かにオートフォーカスも切れてます。
5DMark2、7Dも同様のようです。
おそらくビデオカメラとの棲み分けのためなんでしょうけど、ひょっとして将来的にもパワーズームが使えないようになっているんですかね、これ。
今回は実験用でkiss X4を安く買ったから良いですが、将来的にはCanonの一眼レフで動画に特化しようとすると、ズームレンズの問題に悩まされそうです。
動画撮影中に一眼レフの粘りのないズームレンズでの手動ズームは相当にしんどいですからね。
……外付けパワーズーム?(笑)
それは、恐らく、動画撮影中はレンズパワーを切っているんじゃないか、と思える仕様。
実際、動画撮影中だけは旧パワーズームレンズが使えないようで、確かにオートフォーカスも切れてます。
5DMark2、7Dも同様のようです。
おそらくビデオカメラとの棲み分けのためなんでしょうけど、ひょっとして将来的にもパワーズームが使えないようになっているんですかね、これ。
今回は実験用でkiss X4を安く買ったから良いですが、将来的にはCanonの一眼レフで動画に特化しようとすると、ズームレンズの問題に悩まされそうです。
動画撮影中に一眼レフの粘りのないズームレンズでの手動ズームは相当にしんどいですからね。
……外付けパワーズーム?(笑)
今度はEOS kiss X4で、無照明の夜桜撮影に挑戦です。
高感度CMOSが売りなので、どこまで撮れるのか、という感じだったのですが……
http://www.youtube.com/watch?v=Yd4ZLz_cSNo
いや、キビシイですね(^^;
CMOSノイズが出まくりです。
高感度CMOSが売りなので、どこまで撮れるのか、という感じだったのですが……
http://www.youtube.com/watch?v=Yd4ZLz_cSNo
いや、キビシイですね(^^;
CMOSノイズが出まくりです。
日記概略
EOS Kiss X4 test 2
再びテストです。
今度は、前回の反省から、データ圧縮を強めにして画質を落としています。
どうもMOV形式の場合、編集やエフェクトを掛けた部分がYoutube側で弾かれるみたいですね。
ですから、AdobeMediaEncoderで、MOVから再圧縮を掛けて、H264形式にしています。
http://www.youtube.com/watch?v=yBdC7Nl-2Yo
(4/6 23時05分にアップしたため、処理には時間がかかります。気長にお待ちください(^^;)
再圧縮のため画質は相当に落ちていますが、それでもなかなか綺麗ですよね。
今度は、前回の反省から、データ圧縮を強めにして画質を落としています。
どうもMOV形式の場合、編集やエフェクトを掛けた部分がYoutube側で弾かれるみたいですね。
ですから、AdobeMediaEncoderで、MOVから再圧縮を掛けて、H264形式にしています。
http://www.youtube.com/watch?v=yBdC7Nl-2Yo
(4/6 23時05分にアップしたため、処理には時間がかかります。気長にお待ちください(^^;)
再圧縮のため画質は相当に落ちていますが、それでもなかなか綺麗ですよね。
EOS kiss X4の動画テストをアップしてみました。
標準レンズ18-135mmを使い、露出テスト、フォーカステスト、接写テスト、奥行き表現テスト、最望遠テスト、逆光テスト、ISの強手ぶれテスト、の順にやっています。
編集はAdobe Premire Pro CS3で、h.264、QuickTime形式です。ディゾルブ処理以外は加工していません。
標準レンズでは全然駄目かと思ったら、結構行けますね。
http://www.youtube.com/watch?v=HDVyVyvOMhM
(↑あちこち固まって、アップロードに失敗してます(^^; 失敗例として載せて置いてます)
アップロードに失敗してます(^^;
なにやらフリーズしてます。
現在再圧縮版を急ぎアップ中です。
標準レンズ18-135mmを使い、露出テスト、フォーカステスト、接写テスト、奥行き表現テスト、最望遠テスト、逆光テスト、ISの強手ぶれテスト、の順にやっています。
編集はAdobe Premire Pro CS3で、h.264、QuickTime形式です。ディゾルブ処理以外は加工していません。
標準レンズでは全然駄目かと思ったら、結構行けますね。
http://www.youtube.com/watch?v=HDVyVyvOMhM
(↑あちこち固まって、アップロードに失敗してます(^^; 失敗例として載せて置いてます)
アップロードに失敗してます(^^;
なにやらフリーズしてます。
現在再圧縮版を急ぎアップ中です。
日記概略
Canon EOS kiss X4導入
これから始まる取材シーズン&Web関連収録激化を前に、カメラを導入。
CanonのEOS kiss X4です。
民生品のローエンド一眼レフですが、2010年2月末に出たばかりの最新鋭機。
今まで、周囲に白い目で見られながらもコンパクトデジカメでの取材を通していたのですが、Web関連の画像を多様する機会が増え、さすがにコンデジでは厳しくなってきたので、重い腰を上げて一眼レフを導入です。
今までは訳あって、一眼レフは導入したくなかったんですが……
で。
実は、この導入理由はもう一つありまして……
それは、実はこのEOS kiss X4は、フルHD30P対応、ということ。
そうなんです。
実はこの一眼レフ、放送用ハイエンドサイズの映像が撮れちゃうんですよ。
このため私のカメラは……
見ての通り、一眼レフなのにガンマイク付きという良くわからないカメラです(^^;
もちろん、今の時代、フルHDが撮れる民生ビデオカメラなんて山のようにあります。
レンズ代を考えると、同価格帯のレンズ内蔵タイプの業務用フルHDビデオカメラもあります。
それなのになぜ、一眼レフのおまけ機能なんてものを当て込んで導入したのかというと……
つまり、その理由はこれ。
被写体はただのガンマイクですが、その質感がはっきりとわかります。一眼レフは、特に何も設定せず、ボタンを押しただけでこの画質なんです。
ご覧の通り、最近のデジタル一眼レフカメラは、銀塩カメラにほとんど匹敵する圧倒的な画質を持っています。上記写真を見ての通り、被写界深度を浅くとっても、ほとんど破綻がありません。
そして、一眼レフのおまけ機能のフルHD撮影では、これが、この画質のまま動くのです。
デジタルビデオカメラがいかに画質向上したとはいえ、それは旧来のビデオカメラの世界での話であって、その1フレーム1フレーム毎の画質は、銀塩スチールカメラには到底敵いません。
しかも、一眼レフは、レンズ交換でカット毎に思い切って画質を買えることも出来ます。
ビデオカメラの世界では、レンズ交換もあまり頻繁には行われないため、業務用でもミドルレンジクラスまでは内蔵レンズかあるいは範囲の広いレンズ一本で通すのが普通です。
ハイエンド機であればレンズ交換可能ですが、それは相当に高額なシステムになりますので、内みたいな小さな会社や個人では持てず、基本はレンタルになります。
わかりやすく言えば、全フレームをCanonのLレンズの画質で撮れる機材は、ビデオカメラである限り、業務機でもハイエンド機でない限り有り得無かったわけです。
冒頭に書いた、私が「一眼レフを導入したくなかった理由」が、実はこれなのです。
昔は私もカメラをいじっていたのですが、映像の世界に入ってからは、あまり触らなくなったのです。
つまり、明らかに自分が居る業務用ビデオカメラの世界では手の届きようがない、クオリティの高い一眼レフの画像に触れるのが不愉快だったわけです。銀塩ならともかく、デジタル一眼レフは、手が届きそうで届かないだけにもどかしさが強く、不快に感じていたのです。
もちろん、仕事上どうしても必要な素材などでは一眼レフを借りていましたが、触るたびに自分が居るデジタル映像の世界の画質の貧弱さに落ち込んだものです。
ところが、このX4は、民生品とはいえCanonの一眼レフ。
つまり、これで撮った映像は、全フレームCanonの一眼レフの品質なんです。
しかも全フレームがノンインターレースの、まるで写真のような一枚画。
……当たり前の話ですが(^^;
もちろん、本物の業務用ハイエンドビデオカメラに比べれば、例えばX4の記録データはH.264の圧縮データですし、記録センサーもCMOSのしかもAPS-Cと小さめ。レンズだって大型レンズのPLマウントレンズではなく民生兼用のEFマウントレンズです。
おまけに、EUでの関税の都合で、一眼レフでは4GB以上録画ができず、フルHD画質では12分の連続撮影が限界。
しかし、一見して明らかに従来のミドルクラスビデオ業務機を上回る映像を叩き出すのもまた事実です。
本体も500グラムと軽く小型で機動性があり、レンズも頻繁に変えられ、周辺機器も充実しています。
しかもその機材コストは、ハイエンド機に比べれば数%程度の金額です。
この「一眼レフのおまけ機能」に注目している業界人は多く、PRONEWSでも「DSMC/DSLRが変えたもの」として、一眼レフ機によるプロ映像制作の特集があります。
今テレビで流れている映像にも、このDSMC/DSLRで試験的に創られたものが流れ始めています。
今、明らかに時代が変わり始めているのを肌で感じます。
これで、EUの関税がビデオカメラと一眼レフで同じになって一眼レフが長時間録画に対応すれば、大変革が起きるのではないかと思います。
DSMC/DSLR。聞き慣れない単語ですが、今年度はこの言葉に注目が必要では無いかと思います。
CanonのEOS kiss X4です。
民生品のローエンド一眼レフですが、2010年2月末に出たばかりの最新鋭機。
今まで、周囲に白い目で見られながらもコンパクトデジカメでの取材を通していたのですが、Web関連の画像を多様する機会が増え、さすがにコンデジでは厳しくなってきたので、重い腰を上げて一眼レフを導入です。
今までは訳あって、一眼レフは導入したくなかったんですが……
で。
実は、この導入理由はもう一つありまして……
それは、実はこのEOS kiss X4は、フルHD30P対応、ということ。
そうなんです。
実はこの一眼レフ、放送用ハイエンドサイズの映像が撮れちゃうんですよ。
このため私のカメラは……
見ての通り、一眼レフなのにガンマイク付きという良くわからないカメラです(^^;
もちろん、今の時代、フルHDが撮れる民生ビデオカメラなんて山のようにあります。
レンズ代を考えると、同価格帯のレンズ内蔵タイプの業務用フルHDビデオカメラもあります。
それなのになぜ、一眼レフのおまけ機能なんてものを当て込んで導入したのかというと……
つまり、その理由はこれ。
被写体はただのガンマイクですが、その質感がはっきりとわかります。一眼レフは、特に何も設定せず、ボタンを押しただけでこの画質なんです。
ご覧の通り、最近のデジタル一眼レフカメラは、銀塩カメラにほとんど匹敵する圧倒的な画質を持っています。上記写真を見ての通り、被写界深度を浅くとっても、ほとんど破綻がありません。
そして、一眼レフのおまけ機能のフルHD撮影では、これが、この画質のまま動くのです。
デジタルビデオカメラがいかに画質向上したとはいえ、それは旧来のビデオカメラの世界での話であって、その1フレーム1フレーム毎の画質は、銀塩スチールカメラには到底敵いません。
しかも、一眼レフは、レンズ交換でカット毎に思い切って画質を買えることも出来ます。
ビデオカメラの世界では、レンズ交換もあまり頻繁には行われないため、業務用でもミドルレンジクラスまでは内蔵レンズかあるいは範囲の広いレンズ一本で通すのが普通です。
ハイエンド機であればレンズ交換可能ですが、それは相当に高額なシステムになりますので、内みたいな小さな会社や個人では持てず、基本はレンタルになります。
わかりやすく言えば、全フレームをCanonのLレンズの画質で撮れる機材は、ビデオカメラである限り、業務機でもハイエンド機でない限り有り得無かったわけです。
冒頭に書いた、私が「一眼レフを導入したくなかった理由」が、実はこれなのです。
昔は私もカメラをいじっていたのですが、映像の世界に入ってからは、あまり触らなくなったのです。
つまり、明らかに自分が居る業務用ビデオカメラの世界では手の届きようがない、クオリティの高い一眼レフの画像に触れるのが不愉快だったわけです。銀塩ならともかく、デジタル一眼レフは、手が届きそうで届かないだけにもどかしさが強く、不快に感じていたのです。
もちろん、仕事上どうしても必要な素材などでは一眼レフを借りていましたが、触るたびに自分が居るデジタル映像の世界の画質の貧弱さに落ち込んだものです。
ところが、このX4は、民生品とはいえCanonの一眼レフ。
つまり、これで撮った映像は、全フレームCanonの一眼レフの品質なんです。
しかも全フレームがノンインターレースの、まるで写真のような一枚画。
……当たり前の話ですが(^^;
もちろん、本物の業務用ハイエンドビデオカメラに比べれば、例えばX4の記録データはH.264の圧縮データですし、記録センサーもCMOSのしかもAPS-Cと小さめ。レンズだって大型レンズのPLマウントレンズではなく民生兼用のEFマウントレンズです。
おまけに、EUでの関税の都合で、一眼レフでは4GB以上録画ができず、フルHD画質では12分の連続撮影が限界。
しかし、一見して明らかに従来のミドルクラスビデオ業務機を上回る映像を叩き出すのもまた事実です。
本体も500グラムと軽く小型で機動性があり、レンズも頻繁に変えられ、周辺機器も充実しています。
しかもその機材コストは、ハイエンド機に比べれば数%程度の金額です。
この「一眼レフのおまけ機能」に注目している業界人は多く、PRONEWSでも「DSMC/DSLRが変えたもの」として、一眼レフ機によるプロ映像制作の特集があります。
今テレビで流れている映像にも、このDSMC/DSLRで試験的に創られたものが流れ始めています。
今、明らかに時代が変わり始めているのを肌で感じます。
これで、EUの関税がビデオカメラと一眼レフで同じになって一眼レフが長時間録画に対応すれば、大変革が起きるのではないかと思います。
DSMC/DSLR。聞き慣れない単語ですが、今年度はこの言葉に注目が必要では無いかと思います。