日記詳細&コメント
Canon EOS kiss X4導入
これから始まる取材シーズン&Web関連収録激化を前に、カメラを導入。
CanonのEOS kiss X4です。
民生品のローエンド一眼レフですが、2010年2月末に出たばかりの最新鋭機。
今まで、周囲に白い目で見られながらもコンパクトデジカメでの取材を通していたのですが、Web関連の画像を多様する機会が増え、さすがにコンデジでは厳しくなってきたので、重い腰を上げて一眼レフを導入です。
今までは訳あって、一眼レフは導入したくなかったんですが……
で。
実は、この導入理由はもう一つありまして……
それは、実はこのEOS kiss X4は、フルHD30P対応、ということ。
そうなんです。
実はこの一眼レフ、放送用ハイエンドサイズの映像が撮れちゃうんですよ。
このため私のカメラは……
見ての通り、一眼レフなのにガンマイク付きという良くわからないカメラです(^^;
もちろん、今の時代、フルHDが撮れる民生ビデオカメラなんて山のようにあります。
レンズ代を考えると、同価格帯のレンズ内蔵タイプの業務用フルHDビデオカメラもあります。
それなのになぜ、一眼レフのおまけ機能なんてものを当て込んで導入したのかというと……
つまり、その理由はこれ。
被写体はただのガンマイクですが、その質感がはっきりとわかります。一眼レフは、特に何も設定せず、ボタンを押しただけでこの画質なんです。
ご覧の通り、最近のデジタル一眼レフカメラは、銀塩カメラにほとんど匹敵する圧倒的な画質を持っています。上記写真を見ての通り、被写界深度を浅くとっても、ほとんど破綻がありません。
そして、一眼レフのおまけ機能のフルHD撮影では、これが、この画質のまま動くのです。
デジタルビデオカメラがいかに画質向上したとはいえ、それは旧来のビデオカメラの世界での話であって、その1フレーム1フレーム毎の画質は、銀塩スチールカメラには到底敵いません。
しかも、一眼レフは、レンズ交換でカット毎に思い切って画質を買えることも出来ます。
ビデオカメラの世界では、レンズ交換もあまり頻繁には行われないため、業務用でもミドルレンジクラスまでは内蔵レンズかあるいは範囲の広いレンズ一本で通すのが普通です。
ハイエンド機であればレンズ交換可能ですが、それは相当に高額なシステムになりますので、内みたいな小さな会社や個人では持てず、基本はレンタルになります。
わかりやすく言えば、全フレームをCanonのLレンズの画質で撮れる機材は、ビデオカメラである限り、業務機でもハイエンド機でない限り有り得無かったわけです。
冒頭に書いた、私が「一眼レフを導入したくなかった理由」が、実はこれなのです。
昔は私もカメラをいじっていたのですが、映像の世界に入ってからは、あまり触らなくなったのです。
つまり、明らかに自分が居る業務用ビデオカメラの世界では手の届きようがない、クオリティの高い一眼レフの画像に触れるのが不愉快だったわけです。銀塩ならともかく、デジタル一眼レフは、手が届きそうで届かないだけにもどかしさが強く、不快に感じていたのです。
もちろん、仕事上どうしても必要な素材などでは一眼レフを借りていましたが、触るたびに自分が居るデジタル映像の世界の画質の貧弱さに落ち込んだものです。
ところが、このX4は、民生品とはいえCanonの一眼レフ。
つまり、これで撮った映像は、全フレームCanonの一眼レフの品質なんです。
しかも全フレームがノンインターレースの、まるで写真のような一枚画。
……当たり前の話ですが(^^;
もちろん、本物の業務用ハイエンドビデオカメラに比べれば、例えばX4の記録データはH.264の圧縮データですし、記録センサーもCMOSのしかもAPS-Cと小さめ。レンズだって大型レンズのPLマウントレンズではなく民生兼用のEFマウントレンズです。
おまけに、EUでの関税の都合で、一眼レフでは4GB以上録画ができず、フルHD画質では12分の連続撮影が限界。
しかし、一見して明らかに従来のミドルクラスビデオ業務機を上回る映像を叩き出すのもまた事実です。
本体も500グラムと軽く小型で機動性があり、レンズも頻繁に変えられ、周辺機器も充実しています。
しかもその機材コストは、ハイエンド機に比べれば数%程度の金額です。
この「一眼レフのおまけ機能」に注目している業界人は多く、PRONEWSでも「DSMC/DSLRが変えたもの」として、一眼レフ機によるプロ映像制作の特集があります。
今テレビで流れている映像にも、このDSMC/DSLRで試験的に創られたものが流れ始めています。
今、明らかに時代が変わり始めているのを肌で感じます。
これで、EUの関税がビデオカメラと一眼レフで同じになって一眼レフが長時間録画に対応すれば、大変革が起きるのではないかと思います。
DSMC/DSLR。聞き慣れない単語ですが、今年度はこの言葉に注目が必要では無いかと思います。
CanonのEOS kiss X4です。
民生品のローエンド一眼レフですが、2010年2月末に出たばかりの最新鋭機。
今まで、周囲に白い目で見られながらもコンパクトデジカメでの取材を通していたのですが、Web関連の画像を多様する機会が増え、さすがにコンデジでは厳しくなってきたので、重い腰を上げて一眼レフを導入です。
今までは訳あって、一眼レフは導入したくなかったんですが……
で。
実は、この導入理由はもう一つありまして……
それは、実はこのEOS kiss X4は、フルHD30P対応、ということ。
そうなんです。
実はこの一眼レフ、放送用ハイエンドサイズの映像が撮れちゃうんですよ。
このため私のカメラは……
見ての通り、一眼レフなのにガンマイク付きという良くわからないカメラです(^^;
もちろん、今の時代、フルHDが撮れる民生ビデオカメラなんて山のようにあります。
レンズ代を考えると、同価格帯のレンズ内蔵タイプの業務用フルHDビデオカメラもあります。
それなのになぜ、一眼レフのおまけ機能なんてものを当て込んで導入したのかというと……
つまり、その理由はこれ。
被写体はただのガンマイクですが、その質感がはっきりとわかります。一眼レフは、特に何も設定せず、ボタンを押しただけでこの画質なんです。
ご覧の通り、最近のデジタル一眼レフカメラは、銀塩カメラにほとんど匹敵する圧倒的な画質を持っています。上記写真を見ての通り、被写界深度を浅くとっても、ほとんど破綻がありません。
そして、一眼レフのおまけ機能のフルHD撮影では、これが、この画質のまま動くのです。
デジタルビデオカメラがいかに画質向上したとはいえ、それは旧来のビデオカメラの世界での話であって、その1フレーム1フレーム毎の画質は、銀塩スチールカメラには到底敵いません。
しかも、一眼レフは、レンズ交換でカット毎に思い切って画質を買えることも出来ます。
ビデオカメラの世界では、レンズ交換もあまり頻繁には行われないため、業務用でもミドルレンジクラスまでは内蔵レンズかあるいは範囲の広いレンズ一本で通すのが普通です。
ハイエンド機であればレンズ交換可能ですが、それは相当に高額なシステムになりますので、内みたいな小さな会社や個人では持てず、基本はレンタルになります。
わかりやすく言えば、全フレームをCanonのLレンズの画質で撮れる機材は、ビデオカメラである限り、業務機でもハイエンド機でない限り有り得無かったわけです。
冒頭に書いた、私が「一眼レフを導入したくなかった理由」が、実はこれなのです。
昔は私もカメラをいじっていたのですが、映像の世界に入ってからは、あまり触らなくなったのです。
つまり、明らかに自分が居る業務用ビデオカメラの世界では手の届きようがない、クオリティの高い一眼レフの画像に触れるのが不愉快だったわけです。銀塩ならともかく、デジタル一眼レフは、手が届きそうで届かないだけにもどかしさが強く、不快に感じていたのです。
もちろん、仕事上どうしても必要な素材などでは一眼レフを借りていましたが、触るたびに自分が居るデジタル映像の世界の画質の貧弱さに落ち込んだものです。
ところが、このX4は、民生品とはいえCanonの一眼レフ。
つまり、これで撮った映像は、全フレームCanonの一眼レフの品質なんです。
しかも全フレームがノンインターレースの、まるで写真のような一枚画。
……当たり前の話ですが(^^;
もちろん、本物の業務用ハイエンドビデオカメラに比べれば、例えばX4の記録データはH.264の圧縮データですし、記録センサーもCMOSのしかもAPS-Cと小さめ。レンズだって大型レンズのPLマウントレンズではなく民生兼用のEFマウントレンズです。
おまけに、EUでの関税の都合で、一眼レフでは4GB以上録画ができず、フルHD画質では12分の連続撮影が限界。
しかし、一見して明らかに従来のミドルクラスビデオ業務機を上回る映像を叩き出すのもまた事実です。
本体も500グラムと軽く小型で機動性があり、レンズも頻繁に変えられ、周辺機器も充実しています。
しかもその機材コストは、ハイエンド機に比べれば数%程度の金額です。
この「一眼レフのおまけ機能」に注目している業界人は多く、PRONEWSでも「DSMC/DSLRが変えたもの」として、一眼レフ機によるプロ映像制作の特集があります。
今テレビで流れている映像にも、このDSMC/DSLRで試験的に創られたものが流れ始めています。
今、明らかに時代が変わり始めているのを肌で感じます。
これで、EUの関税がビデオカメラと一眼レフで同じになって一眼レフが長時間録画に対応すれば、大変革が起きるのではないかと思います。
DSMC/DSLR。聞き慣れない単語ですが、今年度はこの言葉に注目が必要では無いかと思います。
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