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 いよいよ勾留期限日を迎え、新聞各社から起訴理由のリークが掲載され始めましたが……
 これが、驚くべき内容なのです。


「違法献金:大久保秘書、「胆沢ダムは小沢ダム」と献金要請」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090324k0000m040124000c.html
「逮捕された公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)が、小沢氏の地盤・岩手県奥州市の胆沢(いさわ)ダムについて「胆沢ダムは小沢ダムだ」と言って、工事を受注した西松建設に献金を要請していたことが同社関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、西松側が工事の受注目的で献金していることを小沢氏側も認識していたと判断、拘置期限の24日に大久保容疑者を起訴する方針を固めた。」


 いや、これ、どうみても”いさわ”と”おざわ”をひっかけた、ただの駄洒落でしょ?
 大久保秘書は、駄洒落を言っただけで逮捕され、起訴されるのでしょうか?
 なんでしょう、このメチャクチャな起訴理由は?




 さらに、「捜査は自民党に及ばない」発言で国策捜査を匂わせた官僚トップの漆間官房副長官に、国策捜査のご褒美が出ていることも判明しました。


「内閣人事局長、副長官が兼務 官房長官と行革相合意」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032301000484.html
「省庁幹部人事を一元管理するため新設する「内閣人事局」の局長ポストについて、官房副長官の兼務とすることで合意した。」


 漆間官房副長官、てっきりあの国策捜査を匂わせる発言は失言かと思ったら、本当に自公政権のための国策捜査に奔走していたのが表に出ただけみたいですね。
 何しろ、明らかにご褒美として、権限が格段に強化されていますから。
 官房副長官は、あれよあれよという間に、官庁の幹部人事を一手に握る、強力な官僚役職になってしまったようです。




 この西松関連騒動はここに至り、明確に、官僚による民主主義へのテロ・クーデターの様相を示し始めているようです。
2009-03-24_03:47-teduka-C(0)::Politics

 検察特捜部を用いた政権交代阻止のための国策捜査が続く中、こんなニュースが流れました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031901105
検察との闘争宣言=「屈すれば同じこと続く」−民主・小沢氏
小沢氏は「検察がどういう判断をしようと、これからも徹底して戦う。もし国会議員が屈したとなれば、政権を取ったとしても同じようなことが続くだけだ」と述べ、秘書と自らの「潔白」を改めて主張した。
 鳩山氏によると、小沢氏は「この身はどうなっても構わない。自分の身分に未練があるとか、そういう話ではない」と強調。その上で「ここで戦わなければ、国民のためにならない。政権交代を阻止したいというさまざまな力に対しては、徹底的に戦う」と語った。


 先の、企業献金全面禁止案といい、まさに国民のために命を投げ出す塾長の言葉に、不肖の弟子としてはただただ涙するばかりです。
 私も、微力ながら、全身全霊で戦うつもりです。


 今回の国策捜査は、民主主義の発祥国でもあるフランスでも注目されつつあるようです。
 下記のサイトには、週刊誌Le Nouvel Observateurの抜粋邦訳が載っています。
http://ameblo.jp/cm23671881/entry-10223952613.html
 先の米TIME誌といい、今回のフランス誌といい、こういう海外メディアからの平等な視点は、本当に力になりますね。


 そんな中、TBSの「ニュース23」で、「検察が小沢一郎代表への聴取を断念」というビッグニュースが入ってきました。
 これが本当であれば、政権交代への大きな一歩を踏み出したことになります。
 しかし、もちろんこのニュースも、検察からの国家公務員法違反の情報漏洩の類なので、100%の信頼は出来ません。
 さらに、例えこれが本当にしても、まだ大久保秘書は解放されていません。
 ここからが、いよいよ政権交代を睨んだ、官僚独裁制度との勝負の正念場です。
2009-03-20_00:07-teduka-C(0)::Politics

 小沢塾長が、企業・団体献金を全面禁止すべきだとの考えを国会で示し、それに対して自公が大反対をしているようです。
「「企業献金禁止」小沢氏案に自民動揺…“現状維持派”多数で」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090318-OYT1T00952.htm


 献金は、資本主義社会においては有権者の権利とも言えるべきものですが、法律を守っていた上に会計を全公開しても逮捕されるような、めちゃくちゃな検察官僚の法運用を考えるに、私も全廃止しか手はないと思います。
 とにかく、官僚はどんな手を使ってでも、利権を切り崩されるのに抵抗をしてきます。
 それに対して弱腰になっては政権交代、官僚独裁打倒は成りません。
 罪なき疑惑をかけられたのであれば、その疑惑の発生する部分を全て切り捨ててでも立ち向かわなければならないのではないかと、若輩の身ながら強く思います。


 そうそう、検察官僚の抵抗といえば、かつてこんな事件もありました。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/
http://www.kyudan.com/opinion/kensatsu2.htm
 元大阪高検公安部長三浦氏が、検察内部の裏金を告発しようとしたところ、その当日朝にでたらめな犯罪名を負わされて逮捕された事件です。
 もちろんマスメディアは検察リークに完全に従い、こぞって三浦氏の「不正」を糾弾し、裏金についてはほとんど触れませんでした。
 罪状の、デート嬢による接待計5回を受けたというあたりは、普通のおじいちゃんである三浦氏の容貌を見れば、笑っちゃうような言いがかりであることは明かです。
 検察は、正義の味方などではなく、ただの官僚たちであり、それもかなり腐敗の進んだ官僚組織でしかありません。
 そしてこの事件は、一審判決前にほぼ同じ判決文が政界に流布、河村たかし衆議院議員が入手し告発するなどの情報漏洩事件が発生、さらには理不尽にも判決言い渡しから4ヶ月が経過しても判決の全文が出て来ず、控訴趣意書を書けない異常事態が発生し、控訴棄却、有罪の判決が下され、三浦氏は現在収監されています。
 三浦氏の事件を見て判るとおり、検察は情報漏洩による世論操作ばかりに長けていて、自浄能力もなく、事件のでっち上げも頻繁に行う、腐敗した官僚組織なのです。
2009-03-18_21:38-teduka-C(0)::Politics

 小沢一郎塾長が、世界のオピニオン誌、TIMEのアジア広域版の表紙になりました!
『Ozawa: The Man Who Wants to Save Japan』
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1884678,00.html
 もちろん記事もたっぷり書いてあります。
 基本的に日本の政治状況の解説記事ですが、小沢塾長の持論に関しては読んでいてくすぐったいくらいの褒めちぎりです。欧米系メディアで批判されがちな第七艦隊発言でさえも、バックグラウンドから含めて冷静な分析がされています。
 しかし、なんで日本の政治家の発言が日本の雑誌でちゃんと解説されず、海外メディアで解説されるのでしょうかねえ……


 ともあれ、世界の声は、小沢一郎支援にあります。
 日本を変えるのは、検察官僚とメディアによる弾圧にすら敢然と立ち向かう小沢一郎しかいません!
2009-03-14_21:56-teduka-C(0)::Politics

 民主党への選挙対策捜査が一方的に進む西松建設問題ですが、裏金が流れたとされ、西松支点と同じビルに事務所を構えるなどしている自民党二階氏に対しては、一切の捜査を行っていないことが13日の国会審議で明らかになりました。


『西松事件 二階氏逆ギレ 民主が追及を解禁』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009031402000050.html
二階氏は(中略)「(聴取は)受けていない」と断言した。


 これは、単に検察の捜査が自公向け選挙対策の国策捜査であることを示すだけでなく、新聞各社、特に関係各社に検察の天下りが多い読売新聞の記事が虚偽報道、誤報であったことを示す重要な発言です。


虚偽報道の一例(3/7の記事)
『「西松」事件、二階経産相側捜査へ…個人献金装い年3百万』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090307-OYT1T00100.htm


 こうした虚偽報道は、それぞれがちょうど検察への国策捜査批判が高まったタイミングで出されており、明らかに不自然なものであるということが出来ます。




 これに対し、民主党側への虚偽報道、印象づけ報道は激化の一歩をたどっています。
 これは、検察担当者の意図通りの記事をどれだけ載せたかで、今後の検察からの機密漏洩(リーク)の量が変わるため、新聞各社でいかに検察の意図通りの記事を載せるかの競走になるため、といわれています。
 もちろん、こうした報道は虚偽報道であり、名誉毀損の違法行為であるだけでなく、そもそも検察からの機密漏洩(リーク)それ自体が重篤な国家公務員法違反であることはいうまでもありません。
 こうした虚偽報道は論理破綻していることが多いので、極めて不自然な記事が多いのが特徴です。
 で、その中から、いくつか笑ってしまう面白い記事をご紹介。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200903120314.html
『ゼネコン社員ら動員し小沢氏選挙戦 秘書が仕切り』
 この記事は知人の民主党関係者の間で大受けだった記事(笑)
 一見凄まじい悪の組織、悪の選挙事務所に見えますが、よく読めば単にゼネコン関係者が会社の上司に拝み倒されて小沢事務所の選挙を手伝いに行っているというだけのお話です。
 笑っちゃうのが『各社はポスター張りや演説会などにも社員を動員。選挙事務所の一角には、選挙担当の社員が待機する場所もあったという。』という描写です。
 そりゃ、待機場所くらい無いと疲れてへばっちゃいますよ。待機場所すらなく選挙で働かされる方が、よほど大問題です(苦笑)
 これも面白い『あるゼネコン幹部は「土日はもちろん、平日も休みなしで手伝った。小沢代表はあまり地元に来なかったが、いかに秘書に認められるかが重要だった」と証言』
 私は寡聞にして、平日に休む選挙活動なんて聞いたこともありません。こうした支持者の皆様の生活を犠牲にした活動によって、選挙というのは成立していうのです。大変にありがたい話なのですが、それをさも悪辣なことのように書かれると面白いですね(^^;


 これも面白い。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090304-527751/news/20090314-OYT1T00069.htm
『「小沢事務所に協力依頼」ゼネコン側、岩手・秋田の工事で 』
 上記記事では、任意の聴取で、贈賄を進んで証言したばかりか、談合組織の存在や、そこでの自分のポジションまで話した関係者がいるという話になっています。これでは、どう見ても民主党側よりもその関係者氏の方が悪辣です(苦笑)
 しかし、自分の犯罪を嬉々として語るバカはいないでしょうし、もし本当にそんな犯罪の固まりのような人物がいたなら即逮捕されているはずですが、そんな話は聞きません。論理的に破綻しており、明らかに捏造記事と思われます。


 そのうちに、『小沢事務所では、物陰に隠れて、泥のようにどす黒い液体を作り上げる瓶が設置してあり、ゼネコン各社の社員が訪れた時などにこれが内密に提供されていたという。関係者によればこの瓶は西松建設の入ったビルの1階で買ったものであり、小沢事務所と西松建設との関係を疑わせるものとして慎重に捜査を進めている』なんて記事が載るのも時間の問題なのではないでしょうか(^^;
 いや、単に駅前のビル1階のコンビニで買ったインスタントコーヒー飲みましたっていう話なんですけどね(笑)
2009-03-14_15:50-teduka-C(0)::Politics

 色々バタバタしていて忘れていましたが、そういえば本日誕生日でした(^^;
 メッセージをわざわざ送って下さった皆さん、本当にありがとうございます。
 少し人間らしい生活に戻りましたです、はい。


 誕生日ついでで、ボートショーに行ってきました。


 いやーがら空きです(^^;
 さすがは世界不況。さらに政府の無策、政局不安定、さらに北やら海上警備活動やらの戦争危機でドン!

 本当にがら空きです……


 さて、気を取り直して今回の目玉は、デイセーラー「TOFINOU 8」!


 いやあ、努力と根性のディンギー(超小型艇)の世界ではなく、こういう優雅な固定キールバラストのデイセーラーがもっと増えると、日本のマリンシーンも大改革なんですけどねー。
 こういう船が広まれば、ヨットが庶民に手の届かない高級品という幻想も消えるかも、なんて夢見てしまいます。
 燃料代が風だけ=無料の、スーパーエコ&財布に優しいスポーツがヨットなんですが。
2009-03-13_23:29-teduka-C(0)::Yacht

 今回の事件を期に、色々な人と検察捜査について話す機会が出来たのですが、あまりにも検察や特別捜査部という組織が世間一般に知られていないことに愕然としています。
 最も多い意見が「警察の上部組織、警察の中のエリート集団じゃないの?」とか「特別捜査部は確証がなければ動かない集団で捜査は平等、99%間違いはない!」という類の根本的な誤解で、会話をしていてどこから説明をして良いものか頭を抱える事が多いのです。
 そこで、今後の自分の会話が楽なように、検察庁と特別捜査部について、ウィキペディア(笑)やその他ごく一般的な資料を元に、軽くまとめてみました。
 なお、この「検察庁と特別捜査部-解説-」に関してのみ、リンクやコピー&ペーストを自由とします。




●検察庁
 検察庁とは、法務省下の特別の機関であり、検察官の検察事務と検察行政事務を行う官署です。
 検察庁は法務大臣直属の組織ですが、命令系統としては検察庁トップである検事総長を通じてのみ命令が可能で、直接特定の検察官に対し指揮することは認められていないという、極めて独自性の高い組織です。
 警察とは組織上は全く無関係であり、一人一人の検察官が一つの役所としての権能を有している独任官庁という特殊な形を取っています。つまりあくまでも、個々人として独立した検察官が事務作業をするためにいる役所であって、検察庁組織全体としての動きというのは、一部の特殊なケースを除き、本来であれば存在しない、ということになります。(例外は特別捜査部・特別刑事部)


●検察官
 独任官庁という検察庁の特殊性のため、検察官の採用人事はかなり特殊です。
 検察官は、独人官庁である検事と、区検察庁専門の副検事から構成されます。(この他に、検察事務官という、事務作業や資料作業・肉体労働などを行う二種三種の一般公務員も省庁内に存在しています)
 検事は、主に司法試験合格の後、司法修習を経てなるのですが、実はそれだけではなく、副検事から内部試験を経て検事になることや、大学教授・準教授からなることも出来ます。
 副検事は、前述の検察事務官や自衛隊などの一般公務員(二級官吏その他の公務員の職に三年以上あった者)から考査を受けてなることが出来ますが、この考査は法務大臣が任命する12人の審議会などによる論文と口述であり、考査基準の不透明性が問題とされています。
 また、裁判所との人材交流も盛んに行われており、裁判官との同一組織化・癒着がしばしば指摘され、被告に不利な裁判が出やすい冤罪の温床となっているのではと指摘されています。
 このため、全省庁で最も改革が遅れている組織といわれれば、真っ先に名前が挙がるのが、検察庁なのです。


●主な天下り先
 検察官の主な天下り先は5年勤務すると弁護士資格を貰えるため、いわゆる「ヤメ検弁護士」が大多数です。
 ただし、検事総長などの上級職には一般公務員のような省庁天下りが存在し、今回の民主党国策捜査で中心となっている日本テレビや関西テレビ、あるいは資生堂などの大手広告代理店などへの天下りが存在しています。
 また、検察による捜査が懸念される場合には、社内調査委員会に検察OBを起用することで検察による摘発を回避する手法も一般化していると言われています。


松尾邦弘 トヨタ自動車
原田明夫 住友商事、資生堂、セイコーホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループ 等
北島敬介 大和証券グループ、日本郵船 等
土肥孝治 関西テレビ、阪急電鉄、小松製作所、積水ハウス、関西電力 等
吉永祐介 東京海上火災保険、大丸、ベネッセ、出版社エスビービー
岡村泰孝  トヨタ自動車、三井物産 等
前田宏  日本テレビ放送網、住友商事 等
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%BA%81


●特別捜査部
 特別捜査部、いわゆる特捜部は検察内部にありながら、かなり特殊な組織です。
 そもそも検察官は普段は公訴を担当するのですが、第二次捜査機関として時折独自の捜査を行います。
 独任官庁のため、検察官個々人の捜査権があるのですが、「何らかの事情で警察が捜査をしない犯罪」に対する大規模な捜査が必要となったときに、検察官の集団で捜査をすることがあります。そのために置かれた組織が特別捜査部、特別刑事部です。
 ただし、この、「何らかの事情で警察が捜査をしない犯罪」は、政治犯、知能犯、脱税公取法違反などの省庁による告発などに限られ、極めて政治的な判断が下されることが多々あります。


 そもそも、特別捜査部に当たる検察捜査機関は、いわゆる思想検察として報道メディアの扇動など戦前の思想統制の主軸になってきた経緯があり、敗戦で一度解体されたものです。
 これに対して、1947年(昭和22年)、隠退蔵物資事件において日本自由党(現在の自由民主党町村派清和会の前身)の世耕弘一議員が「日銀の地下倉庫に隠退蔵物資のダイヤモンドがあり、密かに売買されている」と衆議院決算委員会で発言、これをGHQが接収することに成功したため、いわば「ご褒美」として特別捜査部の元となる、隠匿退蔵物資事件捜査部の設置が許されたものです。
 つまり、元々が自民党清和会の捜査組織としての側面を色濃く持つ組織といわれています。
 このためかどうかは知りませんが、特捜部が捜査した国会議員は主に自民党旧田中派経世会(現在はその多数が民主党に移籍)に限定され、現町村派清和会への捜査がほとんど無いことでも知られています。
 また、隠退蔵物資事件の世耕弘一議員は、イラク人質事件や郵政民営化問題で自民党清和会の情報操作を担当した、いわゆる「チーム世耕」の世耕弘成議員の祖父としても有名です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E9%83%A8
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%A0%E9%80%80%E8%94%B5%E7%89%A9%E8%B3%87%E4%BA%8B%E4%BB%B6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%80%95%E5%BC%98%E4%B8%80
2009-03-13_04:41-teduka-C(0)::Politics

 自民党古賀派会長代行で、農相などを務めた自民党の太田誠一衆院議員が「建設会社が与党の自民党に高額の献金をするのは当然との認識」を示していたことが明らかになりました。


自民太田氏が「野党優遇の献金は不公正」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090312-470464.html


 古賀派総会で、「自民党政権下であるにもかかわらず、予算案の議決に賛成する与党でなく、反対している野党が(建設会社に)大変優遇されている。どこかに不公正さがある」と発言し、権益がある自民党に多額の献金をするのが当然という論調での話をしたもので、これは、小沢事務所への献金に対する西松建設へのやっかみが与党内に存在していたことを明確に認める発言と言えます。
 そもそも賄賂性を低下させ、あくまでも建築関連政治全般に対する支援としての献金の性格を明確にするためには、与党だけでなく野党にも献金して方が良いわけで、太田誠一議員の発言は、むしろ賄賂性の高い献金を肯定・推奨する、極めて奇妙な発言です。
2009-03-13_02:57-teduka-C(0)::Politics

 本日、一見、民主党への違法献金の疑いが濃くなったかのような報道が成されました。
 しかし、これがどうにも奇妙なのです。


小沢氏側へ下請け使い献金、ゼネコン数社を聴取…東京地検
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090304-527751/news/20090312-OYT1T00001.htm
『小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が、西松建設(東京都港区)以外のゼネコンの東北支店幹部らから参考人として事情聴取を始めたことが、関係者の話でわかった。』


西松建設裏金:受注資料提出を東北の自治体に要請 東京地検
http://mainichi.jp/select/jiken/nishimatuuragane/news/20090312org00m040007000c.html
『準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の違法献金事件で、東京地検特捜部が小沢一郎民主党代表の地盤である東北地方の自治体に対し、同社が受注した公共工事に関する資料の任意提出を求めていたことが分かった。特捜部は今後、入手した資料を分析し、小沢氏側が同社に便宜を図った疑いがあるとみて調べるとみられる。』


 この2つのニュース、いずれも捜査令状を取らない任意捜査なのが特徴です。


 これを言い換えるとこうなります。
「おい、ゼネコンども、証拠はないがおまえらどうせ違法献金や贈賄をしてるんだろう。こっちに来て洗いざらい喋ってくれ」
「おい、東北の自治体ども、根拠はないがどうせおまえら談合してるんだろう。その談合の資料をこっちに送ってくれ」
 ……果たしてこれで、本当に証拠が出てくるとでも思っているのでしょうか?
 これをあたかも民主党の疑惑であるかのようにながす報道姿勢には、大変大きな疑問を持たざるを得ません。


 相手方も関与していると検察が主張する犯罪に対して、令状の一つも取らずに任意で聴取したり、要請をするというのは、正直異常事態です。
 これでは、例え本件に万一本当に迂回献金や談合に関与する人間が混じっていたとしても、絶対に証拠は出てこないことでしょう。(「これから捜査をするから証拠を隠滅してくれ」って言っているようなものですから)
 また、これでもし本当にそういう証拠が出てきたとすれば、それはなんの証拠もない状態なのに唐突に他のゼネコンや自治体職員が違法献金や談合の自首をしたことになり、これもまた大変に奇妙なものです。
 そもそも、普通は捜査が進むにつれて捜査範囲が狭まってくるのに、今更広域での任意調査というのは、大変奇妙です。
 また、通常は選挙後に捜査を遅らせるはずの選挙直前の野党党首事務所には令状を取って何度も踏み込んだのですから、いまさら、ゼネコン各社や自治体には令状を取らないというのも奇妙な話です。
 とにかく、何もかもが奇妙なのが、今回の捜査なのです。
 ……ひょっとすると、小沢事務所のあまりのクリーンさに捜査が行き詰まっていて、ひたすら世論誘導をするしか手が無くなっているのかなと思わざるを得ません。
2009-03-12_15:04-teduka-C(0)::Politics

 朝日新聞社が、国際連盟脱退において世論形成の主導的役割を果し、「連盟よさらば」などという歌まで作って民心を煽って、戦前の民主主義破壊に大きな一助となったことは著名な話です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E
 その朝日新聞社が、今回の一連の民主党への強制捜査でトップスクープを飾ったことは記憶に新しいところですが、この話、初めから検察のバックアップを受けて動いているのではないかという説が、自民党関係者から出始めているようです。


『自民党秘書は「朝日新聞はかなり前から小沢氏をターゲットにしていた。全国から記者を集めて取材チームを作るという大掛かりなものだった。西松建設から献金を受けた自民党議員にも『小沢氏絡みの迂回献金を知らないか』と聞いて回っていた」と語る。
 当然、この背後には「日本最強の捜査機関」といわれる東京地検特捜部がおり、秘書逮捕に向けた内偵捜査が着々と行われていたわけだ。』
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009030410_all.html


 もちろん自民党側の主張ですので、単なる国策捜査の批判逃れという可能性も高く、これを即信じるというわけにはいきませんが、万一これが本当だとすれば、戦前に続き、また今回の民主主義破壊にも朝日が一役買っていた、ということになります。
 朝日新聞社には、この点の明確な説明を求めたいところです。
2009-03-11_07:05-teduka-C(0)::Politics

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