日記詳細&コメント
プジョー207SW
と、いうわけで、代車としてやって来たプジョー207SWのインプレッションです。
まず、フロントから。
デザインは、一言で言えば超過激な206SW。
出目金としか言いようのないヘッドライトに、大口の笑顔を連想させるフロントグリル。
そして決め手は、ガラス張りの天井。
車らしい鋼鉄の質感ではなく、あくまでもクリスタルな、ガラス質の質感です。
そして、サイドビュー。
サイドは206SWの質感をなるべく維持している感じです。
プラパーツを多用して、敢えて鉄とは違う質感を出しているあたりは、207の真骨頂。
リアビュー。
なんと言っても、リアランプのくびれが特徴。
一言で言って、エロいです。フランス人のエロスを感じます。
これを一目見て思い出したのが、ラスベガスMGMグランドでやっていた、クレージーホースのショー。
あのショーのフランス娘たちの腰のラインを鮮明に連想させるのです。
こんな車を作れるのって、やっぱりフランスなんですよねえ。
そして内装。
標準仕様の旧206SWとは格段の違いです。
フランス車とは思えない出来。トヨタ車にも負けていません。
……ただ、正直言って、私の乗っている206SWクイックシルバーサウンドリミテッドレザー特装車に比べると、かなり貧弱。(まあ、私のは、モデル最後期車だけあって、色々と付いているわけで(^^;)
スピーカーもスカスカで……うーん。
でも、これもいずれ、207SWクイックシルバーや、同サウンドリミテッド、同レザー特装車などの登場で解決される問題でしょう。
なお、当然ですが、207SWのシートの座り心地は、これは最高!
やっぱり、フランス車は椅子ですよ、椅子!!
そして、上を見たら天窓が!
残念ながら雨の日の撮影だったんで、撮影場所の天井が映ってしまっていますが……
それでも、美しい。
……いいなあ、これ。
で、肝心の使い心地です。
まず、荷物の積み込みは、206SWよりも少し悪い感じ。
バックセンサーの関係でリアバンパーにガードが付いていない(バンパーに荷重をかけられない)ので、思い切って荷物を積むには苦労しそうです。
206SWの、あの自由な放り込み感はないですね。
後席は、非常に広くなっています。ガラス張りの天井と相まって、素晴らしい開放感。
旧206SWの、あくまで非常用としか思えない飾りの後席とはえらい違いです。
ただし、さすがに207SWでもコンパクトカーには違いがないわけで、後席は一席ごとのくびれがない平坦なフラットシートなので、長時間乗るのはきついかも。
みんなで楽しくワイワイ休日を過ごすにはいいかも知れませんね。
乗り心地は、まず、非常に軽いハンドルと、アイドリング程度では車内にまったく聞こえないエンジン音の静寂性に驚かされました。
ハンドルはトヨタカローラのように軽く、206SWの、一切パワステであることを感じない重たい物とはまったく違います。ちゃんとパワステです。
エンジンはBMWのエンジン。軽くふかすと、ニューMINI特有のキーンと言う高音が鳴るのが、実に面白い。
実際に走ってみると、街乗りの楽さは、206SWの比ではありません。
軽いハンドルと良く利くブレーキは、パワーアシストの賜。
そして、アクセル追従性の高いドイツ設計のエンジン。
素晴らしい実用車に仕上がっています。
ただし、高速道路ではフランス車にしてはいささか不安定、かも。
日本車で比べるモノなど無い206SWに比べ、207SWでは日本車のスポーツタイプ程度と、比較が十分可能なレベルの性能です。(まあ、それでも、日本車の平均に比べれば大したものなんですが)
プジョー特有の高速車線変更時の地面に吸い付くような、いわゆる「猫足」は私には感じられず、日産かホンダ車のようなきつめの揺り戻しがあります。(この揺り戻しを乗りこなすためのハンドルの強力なパワーアシストなんでしょうね)
おそらく、207SWはあくまでも街乗りのための車であって、時速90キロ以上の世界はあまり考えていないんでしょう。
アウトバーンも、時速130キロ制限が広まってしまった今、時々アウトバーンにも乗れるよ、という程度の性能でも売れるようになったのが大きいのでしょうね。
ちなみにそのアウトバーンでプジョー関係の知人がやってきた実験では、旧206SWは時速195キロがマックスリミットでその速度でも余裕で車線変更が出来、207SWは時速215キロ(!)がマックスリミットらしいのですが高速機動を行うためには少々余裕が無く、できれば170キロ以下くらいがお薦め、ということでした。
206の時代からは安全基準が変わって207では重たい備品が増えて車重が上がったため、エンジンパワーが増えても高速追従性は落ちてしまったのかも知れません。(でも、最高速215キロっていうのは、凄いなあ)
もっとも、いずれにしても215キロや170キロなんて狭い日本では出しようのない速度ですので、実用面での問題は全くない……というか、街乗りでの便利さを考えたら、207SWの方が圧倒的に使いやすくなっているわけです。
特筆すべきは、バックセンサー! そして、防眩ミラー!!
これが標準というのは、凄いことです。
また、オートロック機能も素晴らしい。走行時のロックだけでなく、下車時にうっかり鍵をかけ忘れていても自動的に鍵がかかるんですよね。
フロントパネルの集中インジケーターも使いやすくなっていて、反応が高速になっているのも良いところ。
いやあ、207SWは良い車です。うん。
206SWに比べると、大分進歩しています。
私のは最後期なのでさすがにまだ乗り換えは考えませんが、最後期以外の人だったら(そして、高速長距離運転よりも街乗りの方が多い人だったら)、乗り換えを検討しても良いのでは、とお薦めできるくらいの出来です。
それにしても、こうやって、メンテの度に新型車に乗り比べられるのは、プジョーをディーラーで買って良かったなと思えるところです。
買い換えのタイミングを計れますからね。
しかも、外車とは思えないほど安いのも良いところです。(今は、円安ユーロ高で少々割高ですが)
車って、なかなかに楽しいものですよねー!
まず、フロントから。
デザインは、一言で言えば超過激な206SW。
出目金としか言いようのないヘッドライトに、大口の笑顔を連想させるフロントグリル。
そして決め手は、ガラス張りの天井。
車らしい鋼鉄の質感ではなく、あくまでもクリスタルな、ガラス質の質感です。
そして、サイドビュー。
サイドは206SWの質感をなるべく維持している感じです。
プラパーツを多用して、敢えて鉄とは違う質感を出しているあたりは、207の真骨頂。
リアビュー。
なんと言っても、リアランプのくびれが特徴。
一言で言って、エロいです。フランス人のエロスを感じます。
これを一目見て思い出したのが、ラスベガスMGMグランドでやっていた、クレージーホースのショー。
あのショーのフランス娘たちの腰のラインを鮮明に連想させるのです。
こんな車を作れるのって、やっぱりフランスなんですよねえ。
そして内装。
標準仕様の旧206SWとは格段の違いです。
フランス車とは思えない出来。トヨタ車にも負けていません。
……ただ、正直言って、私の乗っている206SWクイックシルバーサウンドリミテッドレザー特装車に比べると、かなり貧弱。(まあ、私のは、モデル最後期車だけあって、色々と付いているわけで(^^;)
スピーカーもスカスカで……うーん。
でも、これもいずれ、207SWクイックシルバーや、同サウンドリミテッド、同レザー特装車などの登場で解決される問題でしょう。
なお、当然ですが、207SWのシートの座り心地は、これは最高!
やっぱり、フランス車は椅子ですよ、椅子!!
そして、上を見たら天窓が!
残念ながら雨の日の撮影だったんで、撮影場所の天井が映ってしまっていますが……
それでも、美しい。
……いいなあ、これ。
で、肝心の使い心地です。
まず、荷物の積み込みは、206SWよりも少し悪い感じ。
バックセンサーの関係でリアバンパーにガードが付いていない(バンパーに荷重をかけられない)ので、思い切って荷物を積むには苦労しそうです。
206SWの、あの自由な放り込み感はないですね。
後席は、非常に広くなっています。ガラス張りの天井と相まって、素晴らしい開放感。
旧206SWの、あくまで非常用としか思えない飾りの後席とはえらい違いです。
ただし、さすがに207SWでもコンパクトカーには違いがないわけで、後席は一席ごとのくびれがない平坦なフラットシートなので、長時間乗るのはきついかも。
みんなで楽しくワイワイ休日を過ごすにはいいかも知れませんね。
乗り心地は、まず、非常に軽いハンドルと、アイドリング程度では車内にまったく聞こえないエンジン音の静寂性に驚かされました。
ハンドルはトヨタカローラのように軽く、206SWの、一切パワステであることを感じない重たい物とはまったく違います。ちゃんとパワステです。
エンジンはBMWのエンジン。軽くふかすと、ニューMINI特有のキーンと言う高音が鳴るのが、実に面白い。
実際に走ってみると、街乗りの楽さは、206SWの比ではありません。
軽いハンドルと良く利くブレーキは、パワーアシストの賜。
そして、アクセル追従性の高いドイツ設計のエンジン。
素晴らしい実用車に仕上がっています。
ただし、高速道路ではフランス車にしてはいささか不安定、かも。
日本車で比べるモノなど無い206SWに比べ、207SWでは日本車のスポーツタイプ程度と、比較が十分可能なレベルの性能です。(まあ、それでも、日本車の平均に比べれば大したものなんですが)
プジョー特有の高速車線変更時の地面に吸い付くような、いわゆる「猫足」は私には感じられず、日産かホンダ車のようなきつめの揺り戻しがあります。(この揺り戻しを乗りこなすためのハンドルの強力なパワーアシストなんでしょうね)
おそらく、207SWはあくまでも街乗りのための車であって、時速90キロ以上の世界はあまり考えていないんでしょう。
アウトバーンも、時速130キロ制限が広まってしまった今、時々アウトバーンにも乗れるよ、という程度の性能でも売れるようになったのが大きいのでしょうね。
ちなみにそのアウトバーンでプジョー関係の知人がやってきた実験では、旧206SWは時速195キロがマックスリミットでその速度でも余裕で車線変更が出来、207SWは時速215キロ(!)がマックスリミットらしいのですが高速機動を行うためには少々余裕が無く、できれば170キロ以下くらいがお薦め、ということでした。
206の時代からは安全基準が変わって207では重たい備品が増えて車重が上がったため、エンジンパワーが増えても高速追従性は落ちてしまったのかも知れません。(でも、最高速215キロっていうのは、凄いなあ)
もっとも、いずれにしても215キロや170キロなんて狭い日本では出しようのない速度ですので、実用面での問題は全くない……というか、街乗りでの便利さを考えたら、207SWの方が圧倒的に使いやすくなっているわけです。
特筆すべきは、バックセンサー! そして、防眩ミラー!!
これが標準というのは、凄いことです。
また、オートロック機能も素晴らしい。走行時のロックだけでなく、下車時にうっかり鍵をかけ忘れていても自動的に鍵がかかるんですよね。
フロントパネルの集中インジケーターも使いやすくなっていて、反応が高速になっているのも良いところ。
いやあ、207SWは良い車です。うん。
206SWに比べると、大分進歩しています。
私のは最後期なのでさすがにまだ乗り換えは考えませんが、最後期以外の人だったら(そして、高速長距離運転よりも街乗りの方が多い人だったら)、乗り換えを検討しても良いのでは、とお薦めできるくらいの出来です。
それにしても、こうやって、メンテの度に新型車に乗り比べられるのは、プジョーをディーラーで買って良かったなと思えるところです。
買い換えのタイミングを計れますからね。
しかも、外車とは思えないほど安いのも良いところです。(今は、円安ユーロ高で少々割高ですが)
車って、なかなかに楽しいものですよねー!
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