日記詳細&コメント
北京へ 4/12、13
その後、ホテルでmbook-M1のセットアップをしたあと仮眠をとり、大韓航空で次の目的地である北京へと向かった。
仁川空港は中国に行くには本当に便利な空港なのだが、ここを使うためには大韓かアシアナを使わざるを得ない。食事がうまいのが救いではあるが、中国語と韓国語、そして世界共通の航空後である英語しか通じないCAさんが多いため、必然的に英語での会話となる。
最近は中国への直行便を使った短期の出張ばかりが続いていたため、本格的な英会話は1年ぶりとなる。最初は全く通じずに焦りまくる。こんなことで、あと半月の長旅を乗り切れるのだろうか。
北京空港に降り立つと、懐かしい糞便のにおいがかすかに鼻をついた。
中国はまだ紙を流せないタイプの水洗トイレが主流なので、使用後の紙をトイレのくずかごに入れる習慣がついている。そのため、海外レベルの設備の行き届いた空港であっても、このにおいがするのだ。
まあ、トイレに住む訳でもないので慣れればどうってことはないのだが、最初は少々戸惑う。
その後、タクシーで市内のホテルに移動。
タクシーは片言の北京語での会話だ。
中国語は、聞くだけならば頭の中で漢文に置き換えれば意味がわかる。しかし、発音が絶望的に難しい。オバチャン運転手さんと最後は筆談を交わして、何とかホテルに着くことができた。
他の国なら頼れるAMEXのビジネスサポートサービスの数々も、この国では使えない。
タクシーの運転手さんも地方出身者が多いため、あまり道を知らない。もちろんGPSもない。
私のような中国来訪10回もない初心者には、ただ空港からホテルに移動するだけで大冒険なのである。
ホテルの部屋は、値段の割にそこそこの部屋であったが、運悪くちょっと下水のにおいが鼻につく部屋であった。
まあ中国ではよくあることなので、気にせずに部屋付属の電気湯沸かし器でお茶を沸かして飲んだ。
その夜は、杭州在住のビジネスの大先輩ジャズバーのY社長のサプライズ訪問があり、今回の出張をコーディネートしていただいたO先生や去年知り合った年の近いO氏との異業種交流を果たすことができた。
うれしい誤算である。
それにしてもみんな、異国の地ですばらしい活躍をしている。
それに引き替え我が身は、蛸壺化した日本のアニメ業界でのたうち苦しんでいるだけだ。
いくら我が社のアニメ技術は日本一と言われても、それが金銭や社会的地位として評価されないのでは、中長期的視野では無意味になってしまう。
なんとかせねばという焦りにもにた感情が強くなる。
ホテルで一泊し、Oさんや先方企業のD氏の案内で、2件のネットゲーム会社を見学&取材。
D氏は中国人ながら日本語がぺらぺらの人物で、非常に頼れる。
D氏の通訳でいろいろと理解したが、中国では数百人規模のCGスタジオやゲーム制作スタジオではまだまだ零細で、1000人を超えて初めてちゃんとした名のある企業といえる状況のようだ。
つまり中国基準では日本には一社もちゃんとした名のあるCG企業がないということになる。
確かに、この規模でやれば薄利多売でもスケールメリットで十分に利益が上がる。
日本の制作会社がどこも貧乏に苦しむ理由がちょっと見えてきた気がした。
仁川空港は中国に行くには本当に便利な空港なのだが、ここを使うためには大韓かアシアナを使わざるを得ない。食事がうまいのが救いではあるが、中国語と韓国語、そして世界共通の航空後である英語しか通じないCAさんが多いため、必然的に英語での会話となる。
最近は中国への直行便を使った短期の出張ばかりが続いていたため、本格的な英会話は1年ぶりとなる。最初は全く通じずに焦りまくる。こんなことで、あと半月の長旅を乗り切れるのだろうか。
北京空港に降り立つと、懐かしい糞便のにおいがかすかに鼻をついた。
中国はまだ紙を流せないタイプの水洗トイレが主流なので、使用後の紙をトイレのくずかごに入れる習慣がついている。そのため、海外レベルの設備の行き届いた空港であっても、このにおいがするのだ。
まあ、トイレに住む訳でもないので慣れればどうってことはないのだが、最初は少々戸惑う。
その後、タクシーで市内のホテルに移動。
タクシーは片言の北京語での会話だ。
中国語は、聞くだけならば頭の中で漢文に置き換えれば意味がわかる。しかし、発音が絶望的に難しい。オバチャン運転手さんと最後は筆談を交わして、何とかホテルに着くことができた。
他の国なら頼れるAMEXのビジネスサポートサービスの数々も、この国では使えない。
タクシーの運転手さんも地方出身者が多いため、あまり道を知らない。もちろんGPSもない。
私のような中国来訪10回もない初心者には、ただ空港からホテルに移動するだけで大冒険なのである。
ホテルの部屋は、値段の割にそこそこの部屋であったが、運悪くちょっと下水のにおいが鼻につく部屋であった。
まあ中国ではよくあることなので、気にせずに部屋付属の電気湯沸かし器でお茶を沸かして飲んだ。
その夜は、杭州在住のビジネスの大先輩ジャズバーのY社長のサプライズ訪問があり、今回の出張をコーディネートしていただいたO先生や去年知り合った年の近いO氏との異業種交流を果たすことができた。
うれしい誤算である。
それにしてもみんな、異国の地ですばらしい活躍をしている。
それに引き替え我が身は、蛸壺化した日本のアニメ業界でのたうち苦しんでいるだけだ。
いくら我が社のアニメ技術は日本一と言われても、それが金銭や社会的地位として評価されないのでは、中長期的視野では無意味になってしまう。
なんとかせねばという焦りにもにた感情が強くなる。
ホテルで一泊し、Oさんや先方企業のD氏の案内で、2件のネットゲーム会社を見学&取材。
D氏は中国人ながら日本語がぺらぺらの人物で、非常に頼れる。
D氏の通訳でいろいろと理解したが、中国では数百人規模のCGスタジオやゲーム制作スタジオではまだまだ零細で、1000人を超えて初めてちゃんとした名のある企業といえる状況のようだ。
つまり中国基準では日本には一社もちゃんとした名のあるCG企業がないということになる。
確かに、この規模でやれば薄利多売でもスケールメリットで十分に利益が上がる。
日本の制作会社がどこも貧乏に苦しむ理由がちょっと見えてきた気がした。
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