日記詳細&コメント
NAB、ラスベガスへ 4/17
そしてラスベガスへ。
飛行機はノースウェスト。ロスアンゼルス経由で十数時間の長旅だ。
まずはラウンジでメールチェックと返事の下書き。
モバイル無線ルーター「クティオ」を導入したので、日本国内ならどこでもネットが自在に使える。海外でも、PC同士の接続に面倒なアドホックを使わずにセキュアーな環境で接続もできる。
Eモバイルのカードを挿しておけば、1枚のカードで複数マシンからの無線LANアクセスも可能だ。
中国からネットショッピングして自宅に送らせておいたので、後半戦から使えるのがありがたい。便利な世の中になったものだ。
ノースウェスト航空独特のバス感覚の気楽なノリで飛行機に搭乗し、まずはロスアンゼルスに向かう。しかし、予想外の強い追い風で飛行機ががんがん揺れまくる。
寝るまもなく10時間弱あまりでLAX空港に到着。通常なら10時間半かかるので、驚くほどに早い。なんと到着が早すぎて入国審査が開いておらず、30分以上の間飛行機内で待機を命じられた。
そんな中、暇つぶしに目の前の座席モニタの飛行ルートを見ると……
おや、LAXから次の飛行ルートが出ている。
面白そうなのでたぐっていったら、なぜか大西洋のアフリカ沖で海中に突っ込むルートだった(笑)
そして飛行機を乗り継いで、ラスベガス空港へ。
この乗り継ぎでトラブル発生!!
国内線への乗り継ぎのセキュリティチェックで、私の並ぶ列の手荷物からなにやら危険物が発見されたらしく、係員が素早く集まってきているのだ。
かなりヤバイモノらしく、騒ごうとする係員に対して、口に指を当てて黙れという合図をする警備員までいる。
いったいどんな危険物なんだろうと野次馬になってモニターをのぞく。
すると、そこに映っていたのは、携帯SIMを応用したと思える無線装置のささった小型装置。
大きさは手のひらくらいだが、小型バッテリーまで備えたかなり複雑な機構で、円盤形の爆薬らしきモノに繋がっているではないか。
X線映像は、まるで映画に出てきそうなハイテク爆弾そのもの。確かにこれは恐ろしい。
やはり、こういう場合には逃げた方がいいんだろうか。
……うん、まてよ?
あああああ!! それ、私の「クティオ」だ!!
隣にある円盤はDVDドライブ!!
そういえば、コネクタにほこりが入らないように2つを適当につないで、カバンの中に放り込んだんだった!!
昔、VAIO-U1を持ち込んだときにも同じく空港で騒ぎになったが、アメリカの警備では、自国に無いタイプの小型電子機器に対して非常に敏感な反応を示す。
今回も、こんな小型の携帯型無線LAN等は想像もできなかったようで、大騒ぎとなった次第。
小型電子機器を見慣れた成田で問題にならなかったので、うっかり油断をしていた。
飛行機の離陸時間が迫る中、念入りにチェックされ、丹念にカバンの中まで隅々を拭き取られ、拭き取った布から爆薬反応まで調べられた。(後から思えば、私のガンシューティングの趣味を考えると、これは実は危なかった。今回はたまたま新品のカバンだったからよかったが、一度海外に連れて行ったカバンでは確実に火薬の反応が出ただろう。そうなれば軽く数日は拘束されただろうし、少なくとも飛行機に乗り遅れるのは確実だ。……今回ラスベガスのシューティングでは、手ブラで行こうと固く決意をした)
もちろん結果は白。
こういうのは事前に鞄から出して口頭申告してくれ、と怒る係員に「Sorry, I don't know this to do.」といって許しを請うて、何とか許してもらった。一度理解されるとアメリカの係員は優しい。急にニコニコの普通のお姉ちゃんになった係員に、ほっと安堵する。
これからNABに参加される諸氏も多いと思うが、米国内線乗り継ぎでは予想以上に厳しいチェックをしている。PCモバイル類だけでなく、この手の電子機器もすべて鞄から出した方が良さそうだ。
元から乗り継ぎ時間が1時間半しかないため、ぎりぎりで飛行機に飛び乗り、ラスベガスへと到着した。
ラスベガス空港は、空港全体がカジノになっている。
なんと、今年は空港内でジャックポット(数千万円の大当たり)まで出たらしい。
ジャックポットはうれしいだろうが、これで飛行機に乗り遅れるのはどうするんだろうか、等とくだらないことを考えてしまった。
ジャックポットの手続きには2,3時間はかかる。すでにチェックインも済ませた飛行機に乗れないっていうのはかなり問題がある気がする。
そして、ホテルに到着。
ホテルはNAB会場隣接のヒルトンホテルだ。
元々は会場から遠いホテルを取っていたところを直前になって急にヒルトンが大幅値下がりしたので押さえたのだったが、それほどまでに今年のNABは人が少ないってことなんだろうか?
うれしい反面、なにやら不安がよぎる展開でもある。
ホテルの部屋はなかなかに快適で、テーブルには水が置かれていた。
砂漠の街でのどはからから。
早速飲もうとするが……
1本4ドル!!
こう言うのって普通、無料じゃないのか!!??
世界不況をここからも感じたのであった。
飛行機はノースウェスト。ロスアンゼルス経由で十数時間の長旅だ。
まずはラウンジでメールチェックと返事の下書き。
モバイル無線ルーター「クティオ」を導入したので、日本国内ならどこでもネットが自在に使える。海外でも、PC同士の接続に面倒なアドホックを使わずにセキュアーな環境で接続もできる。
Eモバイルのカードを挿しておけば、1枚のカードで複数マシンからの無線LANアクセスも可能だ。
中国からネットショッピングして自宅に送らせておいたので、後半戦から使えるのがありがたい。便利な世の中になったものだ。
ノースウェスト航空独特のバス感覚の気楽なノリで飛行機に搭乗し、まずはロスアンゼルスに向かう。しかし、予想外の強い追い風で飛行機ががんがん揺れまくる。
寝るまもなく10時間弱あまりでLAX空港に到着。通常なら10時間半かかるので、驚くほどに早い。なんと到着が早すぎて入国審査が開いておらず、30分以上の間飛行機内で待機を命じられた。
そんな中、暇つぶしに目の前の座席モニタの飛行ルートを見ると……
おや、LAXから次の飛行ルートが出ている。
面白そうなのでたぐっていったら、なぜか大西洋のアフリカ沖で海中に突っ込むルートだった(笑)
そして飛行機を乗り継いで、ラスベガス空港へ。
この乗り継ぎでトラブル発生!!
国内線への乗り継ぎのセキュリティチェックで、私の並ぶ列の手荷物からなにやら危険物が発見されたらしく、係員が素早く集まってきているのだ。
かなりヤバイモノらしく、騒ごうとする係員に対して、口に指を当てて黙れという合図をする警備員までいる。
いったいどんな危険物なんだろうと野次馬になってモニターをのぞく。
すると、そこに映っていたのは、携帯SIMを応用したと思える無線装置のささった小型装置。
大きさは手のひらくらいだが、小型バッテリーまで備えたかなり複雑な機構で、円盤形の爆薬らしきモノに繋がっているではないか。
X線映像は、まるで映画に出てきそうなハイテク爆弾そのもの。確かにこれは恐ろしい。
やはり、こういう場合には逃げた方がいいんだろうか。
……うん、まてよ?
あああああ!! それ、私の「クティオ」だ!!
隣にある円盤はDVDドライブ!!
そういえば、コネクタにほこりが入らないように2つを適当につないで、カバンの中に放り込んだんだった!!
昔、VAIO-U1を持ち込んだときにも同じく空港で騒ぎになったが、アメリカの警備では、自国に無いタイプの小型電子機器に対して非常に敏感な反応を示す。
今回も、こんな小型の携帯型無線LAN等は想像もできなかったようで、大騒ぎとなった次第。
小型電子機器を見慣れた成田で問題にならなかったので、うっかり油断をしていた。
飛行機の離陸時間が迫る中、念入りにチェックされ、丹念にカバンの中まで隅々を拭き取られ、拭き取った布から爆薬反応まで調べられた。(後から思えば、私のガンシューティングの趣味を考えると、これは実は危なかった。今回はたまたま新品のカバンだったからよかったが、一度海外に連れて行ったカバンでは確実に火薬の反応が出ただろう。そうなれば軽く数日は拘束されただろうし、少なくとも飛行機に乗り遅れるのは確実だ。……今回ラスベガスのシューティングでは、手ブラで行こうと固く決意をした)
もちろん結果は白。
こういうのは事前に鞄から出して口頭申告してくれ、と怒る係員に「Sorry, I don't know this to do.」といって許しを請うて、何とか許してもらった。一度理解されるとアメリカの係員は優しい。急にニコニコの普通のお姉ちゃんになった係員に、ほっと安堵する。
これからNABに参加される諸氏も多いと思うが、米国内線乗り継ぎでは予想以上に厳しいチェックをしている。PCモバイル類だけでなく、この手の電子機器もすべて鞄から出した方が良さそうだ。
元から乗り継ぎ時間が1時間半しかないため、ぎりぎりで飛行機に飛び乗り、ラスベガスへと到着した。
ラスベガス空港は、空港全体がカジノになっている。
なんと、今年は空港内でジャックポット(数千万円の大当たり)まで出たらしい。
ジャックポットはうれしいだろうが、これで飛行機に乗り遅れるのはどうするんだろうか、等とくだらないことを考えてしまった。
ジャックポットの手続きには2,3時間はかかる。すでにチェックインも済ませた飛行機に乗れないっていうのはかなり問題がある気がする。
そして、ホテルに到着。
ホテルはNAB会場隣接のヒルトンホテルだ。
元々は会場から遠いホテルを取っていたところを直前になって急にヒルトンが大幅値下がりしたので押さえたのだったが、それほどまでに今年のNABは人が少ないってことなんだろうか?
うれしい反面、なにやら不安がよぎる展開でもある。
ホテルの部屋はなかなかに快適で、テーブルには水が置かれていた。
砂漠の街でのどはからから。
早速飲もうとするが……
1本4ドル!!
こう言うのって普通、無料じゃないのか!!??
世界不況をここからも感じたのであった。
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