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不可思議な報道

 小沢先生が不起訴となってからも、不可思議な記者クラブ報道は続いている。
 記者クラブ所属マスコミの報道に曰く「不起訴だが、限りなく黒に近いグレー」とのことだ。


 しかし、これは明確におかしい。
 なぜなら「不起訴」とは、全く潔白である、という意味だからだ。
 記者クラブ所属マスコミが言い張っている「黒でも事情があって起訴をしない」という状態は、不起訴ではなく「起訴猶予」という区分である。
 「起訴猶予」ではなく「不起訴」であったということは、つまり、1年間にわたって特捜部総出の捜査をしても、小沢先生からは全く怪しいところが出なかった、という意味なのだ。
 「不起訴」とは、言い換えれば何らかの証拠があって裁判を経過したあとの「無罪」よりも潔白なのだから、これをあたかも犯罪行為があったかのように言い張るのは、明らかに異常であり、むしろそうした報道の方が犯罪的である。
 また、他の犯罪でもそうだが、そもそも、検察にも記者クラブ所属マスコミにも「推定無罪」という近代国家の大原則すらかけらも見あたらないのは異常としか言いようがない。米国や諸外国からの要請にもあるような、早急な取り調べ可視化はもはや国家的急務であるといえる。


 なお余談だが、この「不起訴だが、限りなく黒に近いグレー」という言い回しは、特捜部幹部の言葉から記者クラブを通じて広まったのではないかという説もある。
 もし仮にそれが事実だとすれば、そうした基本的な法律知識すら怪しい人間が特捜部幹部をやっていると言うことになり、これは、国家の悲劇といえる。
2010-02-08_20:13-teduka::Politics

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