■2005年08月04日(木) softimage|XSI 5 情報
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Avid社のKさんのご協力のおかげで、softimage|XSIの情報を得ることができました。
メールを拝見する限り、この日記はsoftimageユーザーさんが多い様子ですので、時間が取れ次第更新します。
お楽しみに!
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■2005年08月04日(木) いよいよ最終日
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いよいよ最終日だけあって、みんないい加減疲れています。
連日の寝不足に加え、昨日のパーティもあって、もうだらだら。。。
でも、このだらけたSIGGRAPHも結構好きです。
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■2005年08月04日(木) 旧友に再会
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こちらもずいぶんと久しぶりに旧友K君と再会しました。
この人は私を3DCGの世界に引っ張り込んだ張本人。
いまはサンフランシスコと東京を往復する生活だそうです。
いやあ、すっかり偉くなったものです。
こういう日本ではあえなくなった人と再会できるのも、SIGGRAPHの良さなのです。
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■2005年08月04日(木) パフォーマンスマン
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最終日ともなると、いい加減みんなパフォーマンスも板についてきます。
ごく自然に溶け込んでいるのは、360度周囲視が可能な装備を背負った方。
なかなかいいシステムで、将来的にいろいろと応用が利きそうでした
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■2005年08月04日(木) e-techを体験
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とりあえず、空いている最終日の利点を生かし、エマージングテクノロジを片端から体験。
人間ラジコン以外では、このボートシミュレータが逸品でした。
ボートを進めるごとに水を掻く感じがちゃんと手に伝わってくる上に、なんと、浮遊物までオールでどかせるのです。
これはすばらしい。
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■2005年08月04日(木) XSI 5レビュー
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というわけで、XSI5の簡単なレビューです。
imagerと呼ばれたのも今は昔。私は現在MAX専門なので、細かい間違いなどあったらすみません。
・開発の進行について
ローカライズは日米同時でやっているが、マニュアルの印刷の問題などで、アプリケーション本体の発売は米国に3ヶ月遅れる。
なんと、1万2千ページのローカライズを行っているそうです。
・UIの改良
MAYAやMAXなどと同じショートカットキーが使用可能。
コンストラクションモードが上のメニューバーに来た。
モジュールを変更しても、上のメニューバーの長さが変わらないようになった。
このバージョンから、ようやく全てのコマンドがフロートにできるようになった。IRIXからの伝統であるインターフェイスが破られた画期的なバージョンといえる。
・メッシュ編集の強化
Lightwaveライクの、ショートカット連動型メッシュ編集が可能になった。
・安定性の強化
まず、何をしてもオブジェクトが壊れないことを達成した。
ついで、本体の安定性も向上する予定。
以前のバージョンで、落ちたときにレポートを出すシステムを作った。
そのおかげで改良が進んだ。
・ゲーター機能。(属性の転送)
アニメだけでなく、全ての属性をあらゆるオブジェクトに転送できる、ゲーター機能が装備された。
もともとゲームで使われることを想定して使われるので、ポリゴン数も違えば形状も違う。
ダブルポリゴン、オブジェクト数の違いなどにも対応している。
今までのUVラッピングの方法では所詮限界がある。
そこで・・・
例えば、ゲーターで、マテリアルを転送できる。
UVの転送は、似た形状である必要は無い。
リアルタイムでUVを転送しているので、転送もとのオブジェクトを変形すればテクスチャを簡単にあわせられる。
フリーズをかけなければ複数の異なるオブジェクトに対して同時にゲーター可能。
・このバージョンの売り
ライブラリのワークフローが実現されたのがまず一つ。
そして、一番の売りは、ゲーターと、フェイスロボット。
フェイスロボットは、従来であれば時間的に不可能であったフェイシャル部分を短時間で実現する仕組み。
なお、フェイスロボットについては、XSIに内包するのか別売りなのかは今のところ未定。
・法線マップ作成ツール
開発陣は、他のソフトのように、法線をケージ(オブジェクトを取り囲む籠)から出す手法は、すでに限界に達しているという判断をした。
そこで、まったく別の視点(面の両面から処理を行う手法)で法線マップを行う仕組みを開発した。
これにより、どんな複雑な形状であっても、伸びや崩れのない正確なバンプマップが可能になった。
・その他
最新のレンダラー、メンタルレイ3.4.6を搭載。
このバージョンではスキャッタリングを強化して、唇などのトランスルーセントな質感を綺麗に出すことができる。
・マスダイナミクスの搭載
これは、アゲイアからの流用。
数千のオブジェクトのダイナミクスを、きわめて軽く、そして正確に出力できる。
おそらく、3DCGでは初めてそのまま手を加えずに実用に耐えうるダイナミクス機能が実装されたのではないか。
以上です。
非常に発売が楽しみなソフトウェアです。
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■2005年08月04日(木) インターナショナルセンター
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最終日のインターナショナルセンターは、いつもどおり変わらず。
要するにいつもだらだらだったわけですが(^^;
今回ほどこのセンターが機能しなかった回は珍しいですよね。
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■2005年08月04日(木) そして移動開始!
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そして、LAダウンタウンを離れ、LAX国際空港そばに移動します。
仕事の予備日(CG関連企業はLAX周辺に多い)と、キャンセル待ちのための予定スケジュールだったのですが、すでに飛行機は取れましたので、明日1日のんびりと遊ぶことにします。
写真はマリナデルレイのそばのEA本社ビル。
さすがにでかい敷地です。
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■2005年08月04日(木) Westmarine
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そして、世界的ボートグッズショップチェーン店、ウェストマリーンマリナデルレイ店に到着。
工事中でしたが開店しているそうです。
このアバウトさがアメリカ。
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■2005年08月04日(木) そして愕然。。。
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何なんでしょうか、この値段と品揃え。
これ、遭難時には欠かせない装備品、GPS-EPIRB(自動緊急通報装置)です。
7万円切っています。。。
日本ではもっと低性能なものが、30万円以上。
石原一族影響下の諸企業のものでないと認可が下りないため、そんな高いものを使わざるを得ません。
役人や政治家に、勝手に命を守る装置の値段を吊り上げられ、しかもそれが異常に高い上に、せっかく買えた装置も低性能。。。
日本はどうなっているのでしょうか。
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■2005年08月04日(木) Westmarine店内
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店内です。。。
広い。。。そして安い。。。なんでもある。。。
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■2005年08月04日(木) ブックコーナー
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ヨット関連の本だけでこの冊数。。。
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■2005年08月04日(木) 海図コーナーと雑感
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海図も無数にあります。
しかも、日本と同じ値段で、対紫外線ビニール製のウォータープルーフ。
紙製の通常のものは、日本の半額以下です。
なんか、ここまで来ると、嬉しいというよりも悲しくなります。
日本でヨットをやっているのは、間違いだったんですね。
セーリングが文字通り一か八かの命がけの冒険だった時代ならともかく、近代セーリングというのは本来、こうした環境があって初めてできるものなのではないでしょうか?
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■2005年08月04日(木) 茶ボーダーコリー、USAでも人気
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うちのジンと同じ茶色のボーダーコリーは、アメリカでも人気の犬種のようです。
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■2005年08月04日(木) マリナデルレイ
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そしてマリナデルレイに到着。
こんな立派な設備のマリーナで、1ftあたり1ヶ月で、10〜15$です。
つまり私の船”まがもん”なら、31ftですから、4万円を切ります。
今、私がとめているところも同じくらいの値段ですが、桟橋も水も電気もありません。
……先ほどの思いが強くなります。
日本でヨットをやってはいけないのではないでしょうか。。。。。。
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■2005年08月04日(木) マリナデルレイ2
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ホテルへ続く道。
悲しみに打ちひしがれながら、とぼとぼと歩きました。
このあたりは極めて安全性の高い……つまりは白人ばかりのエリアなので、私たち日本人は、サブウェイでサンドイッチ一つ買うのにも苦労をします。
店員が、下手な英語を馬鹿にして、まともに相手をしようとしないのです。
ただでさえあまりの環境の違いに落ち込んでいるところに、ますます輪がかかります。
来なきゃよかった。。。知らなきゃそれなりに幸せでいられたのに。。。。。。
SIGGRAPHだけでやめておけばよかったかもしれません。
とほほほほほほ(^^;
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■2005年08月04日(木) 寝ます〜
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落ち込んだので、寝ます(笑)
我ながらなんともトホホな終わり方です(^^;
とりあえず、これにてSIGGRAPH日記は終了です。
御愛読お疲れ様でした。
あとでmax8とsoftimage|XSI 5については別ページにまとめるかもしれません。
なおこのページですが、日本に帰るまでの間、もう少しだけおまけの旅行記が続きます。
CGの話題も少し出そうと思いますので、お暇な方は読んでくださいませ。
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