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 ここから数日の私の日記では、URANEWSと称して、某所には書けないあるいは書ききれなかった内容をこちらに書きます。
 なお、私は映像やエンタメ制作の人間であってプロの専業ライターではないため、あくまでも一人の一般NAB参加者としての立場・視点でコラム的に書いておりますので、その点はご了承のほどを。
 つまり、この日記においては、多少の間違いや思い込みや誤字脱字があっても、報道ではなく所詮ただの日記だとガマンをすること(笑)


 なお、プロの専業ライター諸氏の書いた、あるいはどこかのオタク社長のぐだぐだの日記文をプロの方に校正・裏付けをして頂きまともな記事にしてもらった(^^;、まじめで役に立つ情報はPRONEWSを参照してくさだい。
http://www.pronews.jp/


・「会場の大きさ、イベント規模は世界最大級」

 これがNAB会場半景。
 世界最大のコンベンションセンターラスベガスコンベンションセンター(LVCC)に、部屋数3000以上の巨大ホテル、ヒルトンホテルの会議室群までくっつけたのがNABの会場だ。
 昨年の参加者総数はエキシビジョンのバッヂ実数で12万人。日本流の延べ人数方式でいえば、バッジ数に開催期間5日間を掛け合わせた延べ60万人のイベントということになる。
 これだけのプロの放送/映像関係者が集まるのは、なかなか他に無い。
 NABの会場は日本でいえば、幕張メッセと有明東京国際展示場をくっつけて、横に舞浜のホテル群をすべて丸ごとくっつけたような規模だ。
 NABと比較して、日本の公称50万人台、いや、公称100万人台のイベントの類ですら、あまりに規模が小さい。特にここ最近の日本のイベント参加者人数の数々は、延べ人数の計算ですら相当にさばを読んでいるのではないかと思ってしまう。
 各種業界スポンサーの日本イベント離れが進んでいる背景には、こういうあからさまな人数の不可思議さがあるのではないだろうか?
 同じ公称人数(=つまり同じ金額)で規模が5倍も10倍も違えば、それは日本のイベントを選ぶ必然性がなくなるというものだ。
 日本のイベントも、NABのバッジ発行実数のような確かな実参加人数公表への切り替えを考えるべき時期にきているのではないだろうか?


・「SIn City ラスベガス」

 イベントの街ラスベガスのもう一つの顔が、「Sin City」つまり「罪の街」だ。
 カジノだけではなく、飲酒、喫煙、性風俗から超お手軽な結婚法律まで何でもある。
 公的なコンベンションセンターであるLVCCですら例外ではなく、施設内の片隅には、こうした風俗情報誌の数々が売られている。
 ネバダの核兵器実験場にも近く、その人々が暮らす街という意味での「Sin City」でもある。


・URWNEWS事前情報
 今回のNABから始まる「ミリタリー&ガバメント サミット(military & government summit)」のカンファレンスに要注目!
 これは、米国軍用映像技術の官民頂点会議と称するカンファレンスで、今年のNABの目玉の一つ。実際に米国各軍と、軍事産業の最先端の人間が3日間講演する、注目イベントだ。
 参加が許可されたら、21日(日本時間で22日)の更新から詳細をご報告予定!
2009-04-19_20:30-teduka-C(0)::General

 そしてラスベガスへ。
 飛行機はノースウェスト。ロスアンゼルス経由で十数時間の長旅だ。
 まずはラウンジでメールチェックと返事の下書き。
 モバイル無線ルーター「クティオ」を導入したので、日本国内ならどこでもネットが自在に使える。海外でも、PC同士の接続に面倒なアドホックを使わずにセキュアーな環境で接続もできる。

 Eモバイルのカードを挿しておけば、1枚のカードで複数マシンからの無線LANアクセスも可能だ。
 中国からネットショッピングして自宅に送らせておいたので、後半戦から使えるのがありがたい。便利な世の中になったものだ。

 ノースウェスト航空独特のバス感覚の気楽なノリで飛行機に搭乗し、まずはロスアンゼルスに向かう。しかし、予想外の強い追い風で飛行機ががんがん揺れまくる。
2009-04-18_18:48-teduka-C(0)::General

 その後、仁川経由でいったん日本に戻り、雑務とコンピュータの整備に追われる。
 あまりにバタバタで、ご挨拶のメールを出している暇もない。
 飛行機が仁川経由のため、15日が丸々つぶれるのが痛い。
 それにしても、天津空港は非常にきれいになっていた。
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 プライオリティパスのおかげでラウンジも使えて過ごしやすいのではあるが、出国後に両替がないのと、以前気に入っていた茶葉屋が無くなっていたのには参った。
 ばたばたと仮眠程度しかできずに準備を終え、再び成田へと向かう。
 会話をする時間もほとんど取れないことに妻がいらいらして揉めるが、これも仕事なのだからしょうがない。
 牧歌的だったCGの世界も、海外での情報収集とコネクションがないとやっていけない時代になったのだ。
 中国で身の内に点いた火に炙られて、がんばらねばと思う反面、少々複雑な思いでもある。
2009-04-18_07:51-teduka-C(0)::General

 その後、D氏の車での案内で、天津へと向かった。
 大陸を陸路移動するのは、わくわくする。
 どこまでも道はまっすぐに続き、そのあいだずっと田畑が続く。この面積をすべて耕作地にしているのだから、中国のスケールには圧倒される。


 天津の街は、古い租界地の面影を残し非常に美しい。


 空気も北京に比べるとまだきれいである。とはいえ、大陸特有の濃い黄砂で、のどがやられるのは仕方がないが。
 天津のホテルは、町中の4つ星ホテル。
 ここはなかなか快適であったが、サービスがおおざっぱで中国を実感する。たとえば、アイロンを頼んでも1時間たっても持ってこない。ウェイクアップコールをすれば30分遅れる。とはいえそのいずれもちゃんと謝ってくれたので。オーストラリアで経験したオージー流のおおざっぱさに比べればまだまだ丁寧といえるだろう。さすがは心配りの得意なアジア圏なのだ。
 天津では、日本人ばかり6人集まった会に混ぜていただき、日本料理をいただいた。
 海外でこれだけうまい日本食が食えるのは幸せだ。
 ところでこの夜には問題が一つだけあった。深夜、ちょいと腹が痛くなってしまったのだ。
 いろいろ思い返してみるに、どうも北京で自分でわかして飲んだお茶が加熱不十分だったらしい。
 中国では水道圧が足りず、特に昼間には上水に下水が混じることがある。思え返せば、お茶を飲んだのは午後早く。どうも北京の部屋ににおっていたのはそのにおいであったようだ。
 とりあえず、日本から事前に処方されていた抗生物質を飲み、何とか乗り切ることを狙う。
 まだまだ旅は5分の1を過ぎたばかりなのだ。


 翌日は、今回の目的地であるS社さんへと向かった。
 ここは非常にいい会社さんで、以前にも、2年ほど前の会社設立直後にお世話になっている。
 ちょっとした仕事の話と取材を済ませた後会話に花を咲かせたが、この2年間でのみなさんの活躍はまさに獅子奮迅の模様であった。また、そこで合流したCGスタジオのA社さんも大活躍をしている模様。安穏と日本でモノを作っているだけの自分の姿に引け目を感じる。
 もっと前に出て戦わなければと強く思った次第である。
 その夜は、ちょっとしたパーティに混ぜていただき、おいしい中華料理をいただいた。
 食事後は飲みながら深夜まで中国CGビジネスについて語り明かした。
 A社の人が非常に酒に強く、久々に酔いつぶれてしまって最後の方の記憶が飛び飛びなのが少々不安だ。
 酒の力で失礼なことを口走っていないといいが……
 今回の旅のどこかで、ご挨拶と無礼のお詫びメールでも送ろうと思う。
2009-04-18_07:47-teduka-C(0)::General

 その後、ホテルでmbook-M1のセットアップをしたあと仮眠をとり、大韓航空で次の目的地である北京へと向かった。

 仁川空港は中国に行くには本当に便利な空港なのだが、ここを使うためには大韓かアシアナを使わざるを得ない。食事がうまいのが救いではあるが、中国語と韓国語、そして世界共通の航空後である英語しか通じないCAさんが多いため、必然的に英語での会話となる。
 最近は中国への直行便を使った短期の出張ばかりが続いていたため、本格的な英会話は1年ぶりとなる。最初は全く通じずに焦りまくる。こんなことで、あと半月の長旅を乗り切れるのだろうか。
 北京空港に降り立つと、懐かしい糞便のにおいがかすかに鼻をついた。
 中国はまだ紙を流せないタイプの水洗トイレが主流なので、使用後の紙をトイレのくずかごに入れる習慣がついている。そのため、海外レベルの設備の行き届いた空港であっても、このにおいがするのだ。
 まあ、トイレに住む訳でもないので慣れればどうってことはないのだが、最初は少々戸惑う。


 その後、タクシーで市内のホテルに移動。

 タクシーは片言の北京語での会話だ。
 中国語は、聞くだけならば頭の中で漢文に置き換えれば意味がわかる。しかし、発音が絶望的に難しい。オバチャン運転手さんと最後は筆談を交わして、何とかホテルに着くことができた。
 他の国なら頼れるAMEXのビジネスサポートサービスの数々も、この国では使えない。
 タクシーの運転手さんも地方出身者が多いため、あまり道を知らない。もちろんGPSもない。
 私のような中国来訪10回もない初心者には、ただ空港からホテルに移動するだけで大冒険なのである。
 ホテルの部屋は、値段の割にそこそこの部屋であったが、運悪くちょっと下水のにおいが鼻につく部屋であった。
 まあ中国ではよくあることなので、気にせずに部屋付属の電気湯沸かし器でお茶を沸かして飲んだ。

 その夜は、杭州在住のビジネスの大先輩ジャズバーのY社長のサプライズ訪問があり、今回の出張をコーディネートしていただいたO先生や去年知り合った年の近いO氏との異業種交流を果たすことができた。
 うれしい誤算である。
 それにしてもみんな、異国の地ですばらしい活躍をしている。
 それに引き替え我が身は、蛸壺化した日本のアニメ業界でのたうち苦しんでいるだけだ。
 いくら我が社のアニメ技術は日本一と言われても、それが金銭や社会的地位として評価されないのでは、中長期的視野では無意味になってしまう。
 なんとかせねばという焦りにもにた感情が強くなる。


 ホテルで一泊し、Oさんや先方企業のD氏の案内で、2件のネットゲーム会社を見学&取材。
 D氏は中国人ながら日本語がぺらぺらの人物で、非常に頼れる。
 D氏の通訳でいろいろと理解したが、中国では数百人規模のCGスタジオやゲーム制作スタジオではまだまだ零細で、1000人を超えて初めてちゃんとした名のある企業といえる状況のようだ。
 つまり中国基準では日本には一社もちゃんとした名のあるCG企業がないということになる。
 確かに、この規模でやれば薄利多売でもスケールメリットで十分に利益が上がる。
 日本の制作会社がどこも貧乏に苦しむ理由がちょっと見えてきた気がした。
2009-04-18_07:40-teduka-C(0)::General

 早朝4時に家を出発し、ソウルに着いたのは昼過ぎのことだった。

 成田、仁川という共に都心部からは非常に遠い空港を使っても半日もかからずに到着する。近いというか、ほとんど国内の感覚だ。

 ホテルはちょっと気張ってウェスティンチョウスンのエグゼクティブルームとなった。
 とは言っても別に社長を気取ったわけではなく、空前のウォン安に伴う訪韓ブームで部屋がここしか取れなかったと言うだけのことだ。こういう場所取り合戦において、数ヶ月前から予約をしている観光客に比べ、出張者はどうしても不利なのである。
 ホテルは日本人が多く……というか日本人しかいない。
 ただ、ホテルも含めて全般にウォン安の影響で明らかにサービスが低下しているが、まあ仕方がない。チェックインもそこそこに、ソウルの街へと繰り出した。

2009-04-18_07:32-teduka-C(0)::General

 気づいている人も多かったようですが、実は今月11日から海外をぐるっと仕事で回っています。


 11日韓国ソウル、13日中国北京、14日中国天津と移動して、今はとりあえず、いったん帰国して、3カ国4都市目の日本です。
 で、現在はこんな感じ。

 これからどこに行くのかは、この辺を見るとわかるかも。
http://www.pronews.jp/special/nab2009/0903091025.html
http://www.pronews.jp/column/kazuyoshi-teduka/0904141100.html
2009-04-17_14:47-teduka-C(0)::General

日記概略

UMID mbook M1ゲット

 会社の取材用に、フルWindows搭載としては世界最軽量のUMPC、UMID mbook M1を購入しました。

 なんと、その重量、320グラム弱!
http://www.i-mbook.com/index.html
 びっくりするくらいの小ささで、ごらんの通り、ショーケースの電子手帳や電子辞書と比べても中級機と同等のサイズ。

 ちなみに、現行機の中では日本最小機であるLOOX-U/C40と比較すると、写真のようなこんな感じです。

 ちょっと前にどっかのPC が無理矢理ポケットに押し込んだCMを作って笑いをとっていましたが、M1は本当にポケットに入ります。


 惜しむらくは今までは韓国語版しか出ていなかったことなんですが、なんとこのたび、日本語版の発売も最終決定した模様です。
 さすがにハングルは暗号同然とあって無理矢理日本語環境にして使ってみていますが、いろいろと不具合も多いところなので、これは非常にうれしいニュースですね。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/itscience/2009/04/10/0600000000AJP20090410001100882.HTML


 さて、とはいっても、こうした超小型PCは、本来は日本が得意とするところ。
 今回のM1で韓国に奪われた世界最軽量の座を、近い将来日本企業がひっくり返すことを強く期待しております。
2009-04-13_02:19-teduka-C(0)::General

 政権交代阻止へ向け、記者クラブが佐久間特捜部長と飲み会で作戦会議をした模様です。


「佐久間特捜部長と司法クラブが9日夜、飲み会」
http://blog.zaq.ne.jp/jtsyakai/article/58/


 この飲み会で検察特捜部と記者クラブ所属マスコミとの結束をまとめ、小沢一郎を民主党代表の座から引きずり下ろし、なんとしてでも政権交代を阻止して記者クラブを守り抜こうという、堅い決意が伺えます。


 新聞だからと、こんな腐った連中の書く記事を信用して、戦前から脈々と続く大本営発表に乗せられてはいけません。
 未だに購読していらっしゃる方はさすがに減ってきたとは思いますが、大手新聞の購読を止め、地方紙への切り替えを強くお薦めします。
2009-04-11_03:30-teduka-C(0)::Politics

 先日、勤務時間中の編集部によるネットウヨク活動が話題になったばかりの朝日新聞が、またやらかしました。


「対局中の羽生名人に朝日委託記者がサイン求める」
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/090410/shg0904102141001-n1.htm


 こちら映像を見ると本当に神聖な対戦中、しかも羽生名人の手番の時にサインを求めています。
 これに対するコメントも「郷田さんの手番だと思っていた。うかつだった」というもので、全く反省の色が見られません。どうも、手番でなければ問題がないと思っている節があるようです。今回はたまたまテレビに映りましたが、記者によるこうした利得行為が慣例化していたことが濃厚に疑われるコメントです。
 さすがは利権まみれで公務員体質の朝日新聞。緩みきった社風です。
 しかも、この件に対して、朝日は「問題の記者は昭和51年から平成11年まで、朝日新聞社の嘱託記者として取材活動を行い、この日は同社の委託を受けて取材にあたっていた。」とあたかも自社の人間ではないかのような対応をしており、公務員的な切り捨ても大変素早いものです。


 朝日新聞は、西松問題を利用した自公の選挙対策捜査、いわゆる国策捜査においては常に率先して根拠のない検察リーク記事を垂れ流す急先鋒でもあります。
 朝日新聞が政権交代阻止にひた走るのは、もたれ合い隠し合いの記者クラブの廃止によって、こうした利権まみれの体質にメスが入るのを恐れてのことだということがはっきりとわかりますね。
2009-04-11_03:13-teduka-C(0)::Politics

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